北九州文化研究会(玉井行人会長)が主催する第1回俳句大賞の授賞式が19日、小倉北区であった。最高賞の同研究会会長賞には小倉南区の二宮正人さんの作品「濁声(だみごえ)も味の師走の焼きうどん」が選ばれた。
賞は北九州ゆかりの作家の紹介や文芸活動の場として2017年に小倉北区京町にオープンした「北九州文学サロン」が主催してきたが、市の行財政改革でサロンは3月に閉館。サッカーJ3・ギラヴァンツ北九州会長の玉井さんらでつくる同研究会が後を継いだ。
第1回は市内外から230句が寄せられ、北九州俳句協会長の福本弘明さんが選者を務めた。福本さんは最高句について「濁声が小倉の気質にあっているようで、地元愛を感じる」と評した。【伊藤和人】
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