佐賀

社告

名刺に「点字」を付けませんか　／佐賀

　毎日新聞社が発行する点字新聞「点字毎日」の編集部では、「点字名刺」の印刷を随時受け付けています。お手持ちの名刺に点字を打ち込んでみませんか。　「点字毎日」は1922（大正11）年の創刊以来、視覚障害者向けのニュースを独自に取材・編集し、週刊で発行を続けています。この印刷設備を使って、編集部では「点

社告

喜び　悲しみ　感動を　「はがき随筆」作品募集　／佐賀

　佐賀版に掲載中の「はがき随筆」の作品を募集しています。あなたの喜びや怒り、悲しみ、感動など内容は自由です。各月の掲載作品から最優秀作品にあたる月間賞1点と、佳作3点は佐賀版に発表されます。掲載作の著作権は毎日新聞社に帰属し、投稿者本人の利用は妨げません。また作品は本社電子媒体に掲載されることがあり

太宰府天満宮奉納　毎日全国学生競書展　入賞者決まる　／佐賀

　太宰府天満宮奉納「第69回毎日全国学生競書展」に全国から1万1260点の応募があり、特別賞と金・銀・銅の各賞が決まった。作品は30日まで福岡県太宰府市の太宰府天満宮外回廊で展示する。金賞受賞者は次の皆さん。（関係分・敬称略）　◇規定の部・毛筆◇　【鳥栖市】天本紗愛、高尾侑那（香楠中1）林田海優（鳥

みんなの高校ラグビー

ラグビー創部4年　佐賀の「ワセダ」が実力で挑む初の選抜大会

　第26回全国高校選抜ラグビー大会に早稲田佐賀が初出場する。創部4年の若いチームだが、ラグビー熱の高い佐賀県と九州で、強豪校との対戦を積み重ねて経験値を増やしてきた。15人制では初の全国の舞台に佐賀の「ワセダ」が挑む。　◇「実力で全国へ」　玄界灘の西側にある佐賀県唐津市の中心部にその「ワセダ」はある

はがき随筆

祖母とのLINE　佐賀市　豊岡ひかり（16）　／佐賀

　せっかく入れた高校だったのに、不登校になった。部活も頑張るつもりでいた。それなのに行けなくなってしまった。今は通信制に週に数回、バスで通っている。　バスは家まで1時間に1本しかない。帰りは始発で待つが、その間、隣県の祖母とLINE交換をするようになった。　祖母はいつも何だか楽しそう。25年前、当時

みんなの高校ラグビー

母校「ヒガシ」より新鋭・早稲田佐賀へ　元トップリーガーの選択

　ラグビー界のトップレベルで体を張ってきた元選手が第二の人生に選んだのは、無名の新鋭校をゼロから強豪に押し上げるミッションだった。山下昂大監督（35）に導かれた創部4年の早稲田佐賀は第26回全国高校選抜ラグビー大会（22日開幕）に初出場して「全国デビュー」をする。自らの意思で困難な道を選択した、山下

オスプレイ

佐賀配備計画　駐屯地巡る住民訴訟　県有地無償提供違法と主張　原告側請求を地裁棄却　／佐賀

　陸上自衛隊輸送機V22オスプレイの佐賀空港配備計画で建設中の駐屯地を巡り、県が条例に反し、国に県有地を無償提供したとして、県民有志40人が違法性の確認を求めた住民訴訟で、佐賀地裁（三井教匡裁判長）は21日、請求を棄却した。原告側は控訴する方針。　訴状によると、駐屯地周辺の排水対策工事を進める防衛省

はがき随筆

ガマの卵　多久市　尾形邦彦（76）　／佐賀

　多久聖廟に飾られたイルミネーションの片付けと、バーベキューに孫と一緒に参加した。乾杯までの合間に、2千年ハスの湧き水の流れ込みで沢ガニを探していたら、ガマの卵を見つけた。既に黒いオタマジャクシが動いていた。最も寒い時期に産卵し、水の温もりと共に成長して一人前のガマとなって山に戻る。その尊厳さに感心

イノベーターズ　トークライブ　佐賀から全国、世界へ　起業家や企業が成果紹介　／佐賀

　県内でスタートアップやデジタルトランスフォーメーション（DX）に取り組む起業家や企業が成果を紹介する「SAGAイノベーターズ　トークライブ」が19日、佐賀市日の出1のSAGAプラザで開かれた。県産業振興機構「RYO－FU　BASE」の主催で、佐賀から全国、世界を目指す起業家17人が登壇。DXでは7

がんばれ!九州勢・’25センバツ

敗退も強豪から先取点　壱岐／春初勝利　投打で圧倒　西短大付　／佐賀

　第97回選抜高校野球大会第3日の20日、21世紀枠で初出場の壱岐は1回戦で東洋大姫路（兵庫）に2―7で敗れた。選手21人、マネジャー4人の野球部員全員が島内出身の壱岐は念願の甲子園での「1勝」はならなかったものの、昨秋の近畿地区大会を制した強豪を相手に堂々と渡り合った。　38年ぶり2回目の出場とな

はがき随筆

春が来た　佐賀市　木塚壽子（76）　／佐賀

　花ばさみを持って小道をゆったり歩む。菜の花がちらほらと咲き始めていた。小さな器に生けようかと腰を折った途端、向こうの方から「何をしてるのですか？」と若者の声がした。　顔を上げると「こんにちは」と、そばまで寄って来る。「春は黄色を連れて来るって言うから生けようと」と言うと、笑顔で思いを語ってくれた。

4回目ノリ入札　冷凍網　今季初1億枚超　販売総額約23億円　平均単価19．62円　／佐賀

　県内の有明海沿岸で養殖された冷凍網ノリの4回目の入札会が20日、佐賀市の県有明海漁協であり、全国約50商社約250人が参加した。3月下旬としては例年より若干少なめの約1億1820万枚が出品され、販売総額は約23億1936万円、1枚当たりの平均単価は19・62円となった。　秋芽ノリの5回を含む計9回

県職員　906人異動　女性管理職、過去最多の56人　／佐賀

　県は19日、4月1日付の人事異動を発表した。異動者数は906人で前年より34人増えた。女性管理職は56人で課長級以上に占める割合は17・4％となり、8年連続で増加して過去最多を更新した。　新規採用者数は前年より20人減の136人で、うち女性は60人で44・1％を占めた。　組織改正では、陸上自衛隊輸

はがき随筆

2月度　月間賞に久場さん（唐津市）　喜びの声　／佐賀

　◇「ドラマ」よく聴いた　久場美穂子さんの話　農業や石材業を営んでいた父は農機具や車も買うのは早かったです。何代目かわかりませんが、ラジオに「昭和十二年」と買った年が書いてありました。ドラマ「君の名は」はよく聴きましたね。ラジオは何かしながら楽しめるのがいい。でも、最近は眠れない時にふとんの中で聴く

新型コロナ　定点当たり5．87人感染　／佐賀

　県は19日、新型コロナウイルスの39医療機関での定点観測による10～16日の感染状況を発表した。感染者報告数は229人（前回256人）で、定点当たりの感染者報告数は5・87人（同6・56人）だった。高齢者施設6カ所（計75人）でクラスター（感染者集団）が確認された。【斎藤毅】

公示地価　上昇83地点、下落26地点　平均変動率、全用途上昇　住宅地2．2％、商業地3．4％　／佐賀

　県内の公示地価（1月1日現在、134地点）が18日、発表された。前年からの継続地点132地点のうち、上昇83地点（前年79地点）、横ばい23地点（同27地点）、下落26地点（同28地点）となった。平均変動率は、住宅地が前年比2・2％（同1・7％）、商業地同3・4％（同2・7％）、工業地同11・0％

はがき随筆

水仙の花　伊万里市　松尾フミエ（70）　／佐賀

　何と言っても匂いが良い。白色の日本水仙。目の前のガラスの花瓶に無造作に放り入れる。花の茎を3本の細い葉が囲い込むようにガードして、一つの花になっている。　エアコンの風が当たり、少し痛みが早くなる。花は枯れてきたが、葉はまだ大丈夫。捨てるには惜しい。花だけサヨナラし、庭より補充する。華やかさには少し

がんばれ!九州勢・’25センバツ

監督対談　壱岐、東洋大姫路　20日第3試合で対戦　／佐賀

　第97回選抜高校野球大会（毎日新聞社など主催）に21世紀枠で初出場する長崎県勢の壱岐は、第3日第3試合（20日午後2時開始予定）の1回戦で東洋大姫路（兵庫）と対戦する。相手は17年ぶりに昨秋の兵庫県大会、近畿地区大会を制した強豪。壱岐の坂本徹監督（40）と東洋大姫路の岡田龍生監督（63）に試合のポ

災害時に移動避難施設　コンテナホテルオープン　神埼に24日　県内3カ所目開業　／佐賀

　災害時に被災地に移設して避難施設などとして利用できるコンテナホテル「HOTEL　R9　The　Yard　神埼」が24日、神埼市神埼町尾崎の県道31号沿いにオープンする。県内では、江北町、唐津市に次いで3カ所目の開業となる。【斎藤毅】　長崎道東脊振インターチェンジから車で10分ほどに位置し、周辺には

県議会　日米地位協定の見直し　意見書を可決　／佐賀

　県議会は17日、2024年2月に米海兵隊のヘリコプターCH―53Eが佐賀空港（佐賀市）の滑走路付近を低空飛行した問題を踏まえ、日米地位協定の見直しを求める意見書を全会一致で可決した。　意見書は、ドイツやイタリアと米国の地位協定では、米軍は国内法に従った活動が基本としており「我が国が米国に対等な立場