鳥取

かまくらと熱々豚汁　雪遊びイベント　／鳥取

　かまくらを作って熱々の豚汁やおにぎりを味わうイベント「雪と遊ぼう」が19日、鳥取県若桜町舂米（つくよね）の氷ノ山自然ふれあい館響の森で開かれ、県内外の親子ら15組約50人が楽しんだ。　正面玄関前の芝生広場で、長靴を履いた子供たちは自分の背丈を超える雪の壁をスコップで掘り進んだ。そり遊びも楽しんだ。

三浦氏、不出馬の意向　参院選鳥取・島根　特定枠現職　／鳥取

　自民党島根県連副会長で、参院比例代表で優先的に当選する「特定枠」の現職、三浦靖氏（51）＝1期＝が、今夏の参院選に立候補しない意向であることが20日、判明した。　参院選では、特定枠の三浦氏と、2県で一つの選挙区となる合区の「鳥取・島根」（改選数1）の舞立昇治氏（49）＝2期＝が改選を迎える。党内で

多様な作品一堂に　鳥取書道連盟展・22日まで　／鳥取

　鳥取県東部の書家らの作品を紹介する「第48回鳥取書道連盟展」（毎日新聞鳥取支局など後援）が19日、鳥取市の県立博物館で開幕した。22日まで。　連盟大賞を受賞した鳥取市の同連盟理事、金沢順子さん（77）の漢字「志欲静」や、新人大賞の県立八頭高教諭、森木夢羽さん（25）の「蓬火」など86点に加え、昨年

社告

自分史の基に　「思い出ノート」発売　／鳥取

　毎日新聞社は「思い出ノート」＝写真＝を製作しました。自分の名前の由来、学校時代の思い出、友だち、住まい、仕事、趣味、夢などの100の設問に答えていくと、自分史の基になるノートが出来上がります。　昔を思い出してノートに書きとめることは脳の活性化にもつながります。公益財団法人「認知症予防財団」の監修。

「蟹のふんどし」アニメに　鳥取の民話、ほのぼのと　動画サイト　／鳥取

　鳥取市南西部の中山間地・佐治地区に伝わる民話「蟹（かに）のふんどし」が約5分のアニメーション作品になった。村の若者の勘違いが巻き起こす笑い話で、一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環として製作した。動画投稿サイト「ユーチューブ」で見ることができる。　山深い村に

鉄道の歴史、模型で知ろう　あすまで　鳥取新旧駅舎を忠実再現　／鳥取

　鉄道の歴史を知ってもらおうと、鳥取市上町の市歴史博物館で新春企画展「鉄道の世界にいらっしゃい」が開かれている。新旧のJR鳥取駅舎や鉄道の模型が展示されている。19日まで。　模型は県内の鉄道愛好家でつくる「鉄道サークル鉄」が制作した。1978年に高架化される前の茶色の屋根を持つ旧駅舎を忠実に再現。当

花時計、鮮やカニ　JR鳥取駅前　冬の植え替え　／鳥取

　JR鳥取駅前の花時計（鳥取市永楽温泉町）が冬の山陰の味覚を代表するカニの図柄に植え替えられた。　デザインは市立津ノ井小3年、河津葵さんの案を採用。はさみを広げたズワイガニを600株の赤い葉ボタンで描き、周囲を400株の白い葉ボタンで囲んだ。3月まで観光客を楽しませる。　花時計は直径6メートル。鳥取

第73回独立書展入賞者　／鳥取

　◇第73回独立書展入賞者（国立新美術館。毎日新聞社後援。敬称略）　【鳥取】　秀作＝岡村抱寿（鳥取）

先生に「蛍光灯」と呼ばれ…迷った末の障害者手帳　解いた吃音の呪縛

　言葉が思うように出ない吃音（きつおん）のせいで駄目な人間だ。そう思い込んでいた鳥取県八頭（やず）町の会社員、入江達宏さん（54）は5年前、愛媛県の医師との出会いを通して障害者手帳を取得し、呪縛が解けていったという。経緯をつづった文章「人生のパスポート」が、反差別と人権の拡大を目指す2024年の「第

防災と虹のアーチ　鳥取・出初め式　／鳥取

　鳥取市の消防出初め式が12日、鳥取市東町2の久松公園お堀端などであった。県東部広域消防局の消防士や市消防団員ら約680人が一斉に放水し、今年1年の防災への誓いを新たにした。　式典の後、擬宝珠（ぎぼし）橋で「はしご登り」の実演があり、市内4地区の消防団員が高さ6メートルのはしごの上でアクロバティック

阪神大震災

800本の竹灯籠、神戸へ　鳥取県東部森林組合、つどい向け提供　／鳥取

　1995年の阪神大震災の犠牲者を悼み、神戸市で17日に開かれる「阪神淡路大震災1・17のつどい」に向け、鳥取県東部森林組合（鳥取市湖山町西1）が800本の竹灯籠（とうろう）を発送した＝写真。16日には職員2人を派遣し、会場設営を支援する。　竹灯籠は神戸市役所南側の東遊園地に並べられ、「1・17　希

あの日の思い出・昭和100年

／11止　「映画の街」復活の灯継ぐ　シネマ尾道　広島・尾道　／鳥取

　冬の日差しで銀色に染まる尾道水道をゆったりと行き交う渡し船。その乗り場近くに、「次週上映」の赤い文字が目立つ照明看板を掲げ“昭和”の面影をまとう映画館「シネマ尾道」（広島県尾道市東御所町）がたたずむ。　戦後まもない1947（昭和22）年に、演劇場から転換して営業を始めた映画会社直営の「尾道松竹」が

社告

東日本大震災　毎日希望奨学金　／鳥取

　毎日新聞社と毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団は、東日本大震災で保護者を亡くした遺児を応援する「毎日希望奨学金」を創設し、寄付を受け付けています。　■郵便振替　毎日新聞大阪社会事業団（00970・9・12891）。「奨学金」と明記してください。　■現金書留　〒530―8251　大阪市北区梅田3の4

「緩やかな回復」判断を据え置き　中国5県景気　／鳥取

　9日の日銀支店長会議で、中村武史広島支店長は中国5県の景気を「緩やかな回復基調にある」と報告し、2024年10月の前回判断を据え置いた。企業の業況感は「横ばいとなっている」から「小幅に改善している」に引き上げた。　項目別では、輸出が「弱めの動きとなっている」とし、前回判断から引き下げた。輸出先の中

コナン聖地で交流会　作者青山さんとファンら　北栄　／鳥取

　人気漫画「名探偵コナン」の作者青山剛昌さんの出身地である鳥取県北栄町で3日、ファンら約400人が集まり交流会が開かれた。青山さんも参加し「ファンの意見も参考に、引き続き皆さんが盛り上がれる話を描いていきたい」と語った。　13回目の「聖地」での交流会には3800人超が応募。「どうしていろいろなキャラ

あの日の思い出・昭和100年

／10　「愛」詰まった憩いの場　池田動物園　岡山市北区　／鳥取

　岡山市北区に旧岡山藩主・池田家の当主が開園させた「池田動物園」がある。老朽化や資金不足などの問題を抱えながらも、70年たった今も多くの市民に愛され続けている。　始まりは1953（昭和28）年。前年に昭和天皇の第四皇女・厚子さん（93）と結婚した岡山藩16代当主の故・池田隆政さんが開いた日本で初めて

あの日の思い出・昭和100年

／9　山陰線と歴史歩む駅弁　アベ鳥取堂　鳥取　／鳥取

　JR山陰線鳥取駅で長年、販売されている名物駅弁「元祖かに寿（ず）し」で知られる「アベ鳥取堂」（鳥取市富安）は、1910（明治43）年創業の駅弁製造会社。山陰の食材と食文化にこだわった個性的な駅弁を提供して、昭和の鉄道旅を支えてきた。鳥取駅近くにある工場を兼ねた本社には、山陰線や駅弁に関する歴史的な

大雪　外は雪化粧　鳥取・島根　／鳥取

　冬型の気圧配置が強まった影響で、山陰地方は9日夜から大雪となり、10日朝には鳥取市街でも20～30センチほどの積雪があった。同市の鳥取城跡にある久松公園も雪に覆われ、石垣や石段、三階櫓（ろ）跡などが白く染まった。11日にかけても寒気の流れ込みは続き、断続的に雪が降る見込みで、鳥取地方気象台は警戒を

あの日の思い出・昭和100年

／8　ブームの変遷、楽しもう　御手洗昭和館　広島・呉　／鳥取

　瀬戸内海に浮かぶ広島県呉市・大崎下島の御手洗地区にある「御手洗昭和館」。展示している昭和30～40年代のおもちゃや文房具など約5000点は、全て関藤一暁（かずあき）館長（62）が集めたものだ。「地区の『まちなか博物館』を目指している」と語る。　コレクションを始めたのは、2005年に呉市と合併した旧

自民の特定候補、協議で決まらず　参院選鳥取・島根合区　／鳥取

　自民党の鳥取、島根両県連幹部は8日、夏の参院選対応を巡って鳥取県米子市で協議した。2県で一つの選挙区となる合区の「鳥取・島根」と、比例代表で優先的に当選する「特定枠」をどちらの県連に振り分けるか結論が出ず、党幹部を交えて近く再協議する方針を確認した。　自民の現職は選挙区が鳥取を地盤とする舞立昇治氏