今日から10月って・・・。今年の3/4が終わったって・・・。
おせちの予約をしないとって・・・。頭がついて行かない、_(。。)_
急に気温が下がる日も出て来て、mew&周辺は早くも寒暖差アレルギーや風邪症状にやられています。皆さまもお体に気を付けて下さいね。"^_^"
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自民党の石破総裁は、早くも党内外から反発を受けて、厳しい状況に立たされている。(@@)
石破総裁は、昨日9月30日、党四役の会見にやって来て、突然、10月27日に解散総選挙を行う意向を発表した。(゚Д゚) <しかも冒頭に解散のことを発表し、予定があるからと質問も2つしか受けず、10分で帰って行った。^^;>
どうやら森山裕幹事長が早期解散を強く主張したため、それに応じたようなのだが。これには「総裁選中に言っていたことと違う」「総裁に解散の予告をする権利はない」と疑問や批判が呈されている。(-"-)
安倍派&高市陣営は、役員や閣僚人事で冷遇された上、安倍批判で問題視された村上誠一郎を入閣させるとの報道が出たため、大反発を受けている。(@@)
また党の特別顧問に就任した麻生太郎氏は、お披露目の場には来たものの、終始、不機嫌で、役員全員の写真撮影にも応じず。挙党一致とは程遠い状況に。(~_~;)
おまけに「石破ショック」のせいで、株価は暴落、円高進行したと言われ、さんざんなスタートを迎えた。(>_<)
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先月29日の夜、TVで「30日に、10月27日に解散総選挙を行なうことを発表」というニュース速報が流れたのだが、それを見て「はあ?」と思った人もいるのではないだろうか?(゚Д゚)
今回の総裁選中、小泉進次郎氏らは「総裁選後、1日も早く解散を」と主張していたのだが、石破氏は早期解散に慎重な姿勢を示していたのだ。
それこそ29日の朝に立民党の野田佳彦代表とTV出演した際も、「解散前に国会の場で、国民に判断材料を示すべき」だという野田氏の考えに同意したばかりだった。(~_~;)
それに石破氏は、自民党の総裁になったものの、1日に首班指名を受け、天皇に任命するまでは首相にはなっておらず、解散権がない。(-"-)
本人は、会見の場で「異例なことだとわかっている。首班指名されたら、と言っている」「行政府、自治体の選挙準備を考えた」などと釈明していたのだが。あと1日、待つことができなかったのか。
石破氏は、理論や筋道を大切にする人ゆえ、疑問や違和感を覚えた人は少なからずいただろう。(-"-)
しかし、石破総裁が最も頼りにしている森山裕幹事長は、早期解散すべきと強く主張。小泉氏のバックについていた菅義偉氏も同様の考えだったという。^^;
自民党としては、新総裁が決まり、新鮮味やご祝儀相場があるうちに(&国会でのボロや何か新たな問題が出ないうちに)解散総選挙を行なった方がいいと考えている。
しかも、総裁選後の選挙で勝利すれば、政権の正当性が増し、国政運営や党運営が進めやすくなる。<岸田首相も21年、それで成功して3年持ったし?>
また、自民党執行部は、立民党の野田代表が「野党間で候補者調整を行なう」ことを提言していたことに警戒感を示し、野党の選挙準備が十分に調わないうちに解散総選挙を行なった方がいいと判断したようだ。(・・)
<維新の議員の一部が近時の連敗続きに弱気になっていて、立民との候補者調整も健闘すべきだと言い出しているという報道も出てたりして。^^;>
石破氏も、ホンネでは「国会審議や外遊を経てからでもいい」「年内に解散すれば」と考えていたらしいのだが。森山氏らに押されて、早期解散を決断せざるを得ないことに。昨日も書いたように、石破氏は党内基盤の弱い分、自分の思うように党内運営をすることが難しいのだ。(~_~;)
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ただ、石破総裁の豹変ぶりに対して、野党から次々と批判が出ている。(>_<)
『立憲民主党の野田佳彦代表は東京都内で記者団に「(10月1日召集の)臨時国会では(政治への)信頼を取り戻すため、政治とカネの問題も含めて議論すべきなのに、くさいものにふたをしたとしか思えない」と語気を強めた。』
『 日本維新の会の藤田文武幹事長も、石破氏は「筋を通す、正論を突き進んでいる」政治家だったからこそ世論の人気が高かったとし、「筋を通す人間ではなかったのか」と投げかけた。
国民民主党の玉木雄一郎代表は(略)「自民党を変えてくれるという期待の中で選ばれたのに、自民党を変える前に自分自身が変わってしまった。国民の政治に対する深い不信感を払拭(ふっしょく)できるのか、早くも赤信号がともった」と断じた。』(以上、毎日新聞24年9月30日)』
この辺りは改めて取り上げたいが、早期解散を行なった場合、「裏金不記載議員の公認はどうするのか」という問題も生じる。<昨日、小泉選対委員長が質問を受けていたが、ごまかした回答しかできなかった。^^;>
石破総裁は今日、国会の首班指名&天皇の任命を受けたらすぐに組閣を行う予定。
閣僚人事については、正式に発表された後、改めて記事を書きたいと思うのだが・・・。
今、わかっている段階では、石破氏を総裁選で支持した人が多数入閣し、安倍派の議員、高市陣営の議員はゼロであるとのこと。^^;
しかも、党内で安倍首相の諸政策を批判し続けており、安倍氏が他界した後も「国賊」と言った村上誠一郎氏を総務大臣に起用する方針だとわかり、安倍派、高市陣営が大反発を受けているという。^^;
<村上氏は衆院12期のベテラン。平和リベラル志向のとても正直な議員で、安倍2次政権時には、アベノミクスや安保法制(集団的自衛権の解釈変更含む)などを堂々と批判。また、安倍氏の国葬実施に慎重な姿勢を示し、「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊して、安倍氏について旧統一教会に選挙まで手伝わせた。私から言わせれば国賊だ」と評した。そのため党紀委員会にかけられ、1年間の役職停止処分を受けた。今回は石破氏の推薦人になっていた。>
石破氏は、安倍派を要職に起用しない上、安倍批判を続けた村上氏を入閣させたことで、「反アベ」の姿勢を明らかにしたと見られている。
mew的には「よくやった」という感じがあるのだが。自民党の広報ジャーナリスト田崎史郎氏は、安倍派の反応に関して「僕も昨夜取材したんですけど、かなり怒ってましたよね」と語っていた。(~_~;)
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また石破総裁は、麻生太郎氏とは昔から折り合いが悪く、総裁選でもライバルの高市早苗氏を支持したため敵対関係にあったのだが、党内融和を考えて(誰かの進言だったのか?)同氏を党最高顧問に起用した。(・・)
党最高顧問は、これまで岸田信介氏など元首相のベテラン議員がついたことがある役職。(実際、麻生氏もそうなんだけどね。)ただ、いわゆるお飾りの名誉職ゆえ、何ら権限があるわけでなく、近時は誰もついていなかった。
また、麻生氏が支援した河野太郎氏や高市早苗氏は要職につかず。陣営の議員もほとんど要職に起用されていない。<麻生側近の鈴木俊一氏が総務会長になったぐらい。あと閣僚ひとりかな。^^;>
麻生氏は30日に開かれた臨時の総務会に出席し、最高顧問就任の挨拶は行なったものの、「最高顧問は、村山政権で廃止されたはず」と発言。ずっと仏頂面をしており、役員全員での写真撮影にも応じず、さっさと帰ってしまった。(ーー)
麻生氏としては、息子に議員の座を譲るまでの我慢だと思い、最高顧問を引き受けたのかも知れないが。そのうち安倍派などと組んで、何か仕掛けて来る可能性も否定できず。やっぱ石破政権は前途多難かも~と、斜めから眺めているmewなのだった。(@_@。
p.s. 菅義偉氏に関して、かねてから脳梗塞の後遺症で歩行や会話がスムーズでないという報道がちょこちょこ出ていたのだが。昨日、副総裁として会見に出席した際も、同様の症状がみられた。あまり無理をしないようにと案じている。
THANKS