【競馬界隈・・・今年は中央・地方問わず、競馬界では哀しいニュース、残念なニュースが相次いだ。3月には高知競馬の塚本雄大騎手(25)、4月には中央の藤岡康太騎手(35)が落馬による負傷で死亡。また8月には中央競馬の角田大河騎手(21)も亡くなった。(家族の希望により死因非公開。)若い騎手たちが命を落とすのは、本当に残念なことだ。心から哀悼の意を表すると共に、今年はスタッフも含め哀しい事故が起こらないように祈っている。(・・)
また中央・地方問わず、スマホの禁止ルールを破るケースが相次ぎ、様態によって数か月から1年の騎乗停止処分受ける騎手が出た。中にはそのまま騎手をやめる人も出た。また、スマホ以外でもいくつかのトラブルが発生した。
今、騎乗する女性騎手たちのリーダー的存在として頑張っていた藤田菜七子騎手。本来ならこれまでの実績や頑張りを評価して「ありがとう、おつかされさま」と見送るべき騎手を、残念でならない。<大井のMさまもしかり。まだチャンスはあるかな。>
どうか来年は、みんな無事に元気で。レース中、調教中にも大きなけがをしないように気を付けて欲しいし。ルール違反による騎乗停止がないように、主催者側も騎手やスタッフの間でも、教育指導を徹底して欲しいと。来年は残念なニュースをきかなくて済むようにと、心から祈っているmewなのである。(-人-)】
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28日の「不適切にもほどがあった政治、選挙、社会を憂う+昭和人とのギャップを実感+田中将大」に書いたように、今年は政治、選挙で、大きな問題がいくつもあったのだが・・・。
mew的には、望ましい大きな変化もあった。(・・)
自民党では昨年、安倍派、二階派の議員85人のパー券裏金不記載事件が発覚。検察側が先例で4千万円という基準を設けていたため、立件された議員は3人しかおらず。ほとんどの議員が、自ら説明責任も議員としての責任も果たそうとせず。アマアマの党の処分を科された過ぎなかった。
また、自民多数だった前国会では、自民党の反対が強く、まともに政治資金規正法の改正もできずに終わった。(>_<)
ただ、岸田前首相は、裏金の温床となった派閥の解体を提唱。1月に自派閥の解散を行なったことから、麻生派を除く全ての派閥が解体されることになった。長い間、自民党の運営に、ひいては国政の運営、人事に影響して来た派閥がなくなるというのは、画期的なことだ。(++)
特にこの20年、最大派閥として党内を牛耳って来た清和会(旧森派、前安倍派)がなくなることは、自民党、日本の国政を大きく変えることになる。<地方の政官財&利権にも影響するかも。あと陰で党を仕切る力があった二階俊博氏の引退も大きい。>
とはいえ、自民党はこれまでの経験からすっかり国民をナメており、きっと国民の多くは何か月か立てば諸問題のことは忘れて、自民党支持者の怒りも静まり、党への支持や信頼が回復するに違いないと。党総裁の顔、パンフの表紙を替えて、選挙をすれば勝てると思い込んでいたようなのだが、これが大誤算だった。(@@)
自民党の一部が早速、「岸田おろし」を敢行。9月に9人もの候補者が出馬して、前段階も含め長々と総裁選を行なうことに。結局、決選投票で石破茂氏が高市早苗氏を下し、新総理総裁に選ばれたのだが。国民の支持、保守層の支持はほとんど上がらなかった。
しかも、石破首相は党内でも少数派で、森山幹事長が党運営を主導。石破氏の意に反して、総裁選後、すぐに解散総選挙を行なうことに。急に裏金議員の非公認、重複比例なしが決まったり、途中で裏金議員に2千万円を提供したり、バタバタの選挙戦を行なったことも重なり、自民党は衆院選で191人しか当選できず。公明党も24人と議席を減らし、時効で過半数を割ってしまったのである。(゚Д゚)
<尚、野党の方では、立民党が98→148、国民党が7→28、れいわが3→9と議席を伸ばしたが、維新は43→38と減らし、馬場代表が辞任。吉村代表&前原誠司共同代表が新たなリーダーに選ばれた。>
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ブログを始めて約20年め、07年の参院選で民主党が自民党の圧勝、09年には衆院選で圧勝し、ついに選挙での政権交代を成し遂げたのを伝えることができたのは、何よりの喜びであったのだけど・・・。
12年末に安倍自民党に政権奪還されてから12年。民主党が信頼を失ったせいもあるのかも知れないが。安倍自民党は、モリカケサクラなどの大問題やアレコレの悪政があったにもかかわらず、国民の支持はさほど下がrことなく、衆参院選にも連勝していため、めっちゃ、大きなストレスが溜まっていた。_(。。)_ <小泉時代もそうだったけど、何かもう洗脳されているような印象さえ受けたりして。^^;>
しかし、ようやくアベ・スガ時代が終わり、国民も我に戻った感じだし。メディア支配も緩くなって、TVも自民党の諸問題を報道したこともあって、久々に国民主権が機能したな~という気持ちになった。(・・)
自公は少数与党となったことから、野党の意見を取り入れて協力せざるを得ず。今回の臨時国会では、政策活動費廃止、政治資金をチェックする第三者機関設置など次々と政治改革関連法案が成立することになった。(・・)
国政や国会に、自民党支持者だけでなく、一般の国民の民意が反映しやすくなったのだ。(**)
このブログでは、ここ何年か脱アベ・スガ路線(脱・超保守&新自由主義路線)を唱えていたのだが。21年からリベラル系の岸田首相が新自由主義的なアベノミクスから「新しい資本主義」に転換。同じくリベラル派の石破首相も、岸田路線を継承すると明言している。<これはmewが支持する「修正資本主義に極めて近い。>
また安倍派が解体、同派の議員が減ったこともあって、安倍晋三氏が率いていた超保守勢力が落ちて来ているのも、mew的には望ましいことだ。(^^)
超保守派は、年内にも憲法改正を実現すべきだと主張。実際、今年の衆院選までは、憲法改正賛成派(自公維国)が衆院も参院も、憲法改正の国会発議に必要な2/3の議席を有していたため、岸田首相をかなり突っついていたのだが。
今回の衆院選で自公維国を合わせても、衆院は2/3の議席に届かなくなったことから、当分は憲法改正の国会発議ができそうにない。(・n・)
また自民党+αの超保守派が大反対している「選択制夫婦別姓制度」の話が進み始めている。
石破茂氏は個人的には、この制度に賛成の立場。公明、立民、社民、共産、れいわは導入指針派。維新は馬場前代表が超保守派だったことから、制度導入に慎重だったが、吉村、前原代表らは賛成の立場なので、年が明けたら、民法改正に向けて具体的な動きが始まりそうだ。"^_^"
<ただ、自民党で石破おろしが起きて、高市、萩生田氏などの超保守派が新総裁になり、衆参同時選挙で勝った場合、120度ぐらい方向が変わって来るので、それを阻止しないといけない。(-"-)>
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公明党が、今回の衆院選で議席を大きく減らしたのを機に、ますます自民党離れをするようになっているのも、いい傾向だ。
憲法改正にも少し消極的な発言をするようになっているし。夫婦別姓には大賛成。臨時国会では、国民党と組んで「第三者機関設置」の法案を提出し、成立させた。(・・)
実は、公明党が単独で出すつもりで法案を作ったんだが、斎藤代表いわく「ふと気づいたら(議席が減っていて)法案提出する議員数に足りなかった」ため、国民党に協力を呼びかけたとのこと。^^;
今、自民党が国民党、維新の会と協議を行なったり、維新が国民党に共闘を呼びかけたりもしているのだが。
mewの次の目標は、これまでの政党の枠組みを壊して、ガラガラポンの成果再編を行なうことなので、上述のような動きは望ましい方向に進んでいると言っていい。(^^♪
もちろんSNS・動画の件などアレコレ問題もあるけれど。来年は、参(衆)院選の結果も含め、もっと政治の世界が、国民の意見をきちんと反映できるような方向に進むようになって欲しいな~と。
そして、皆さまが健康に楽しく1年が過ごせますように、心から祈っているmewなのである。(@_@。
今年もお世話になりました。m(__)m THANKS