白い壁と白い時計。
2008年10月22日 / ゆうゆう-愛すべき-
この家に越してきてから、ずっとほしかったものは、沢山あるけど、切実に欲しかった割に、なかなか手に入れられなかったのが、時計だ。
壁に時計を掛けたかった。
居間に時計がなくて、オーディオの表示は、しょっちゅう主電源を切るのであてにならないし、朝でも結局携帯を頼りに時間を確認していた。
だから、ずっと時計は必要だと同居人とも言っていたのだが、いざここにこんな風に、となると適当なものが見つからなかった。
二人で納得してようやく手に入ったのがこれ。
Francfrancで見つけたもの。
持ち帰って早速電池を入れたら、いきなり針が回り始めてビビった。
電波時計だとは見掛けからも全く予想だにしていなかった衝撃。
説明書を読むと、3,6,9,12時のうち、今の時刻と一番近いところで止まってから、現在の時刻に自動的に合わせられるとあった。
10分程で正確な時刻を指すと書いてあったのだが…、3時を指したその時計はそれから全く動かず、夜になってふと時計を見たら、今の時刻を指していた。知らないうちに針は動いていたらしい。
しばらくは置時計としてオーディオの上に鎮座していたが、ようやく先日本来の場所へと設置。ふと時刻を確認すると、微笑んでしまう自分がいる。
自分の空間に、好ましいアイテムがある幸福は、想像以上に長く続くようだ。