永野さんが2024年12月27日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオSP~俺たちの洋楽紅白歌合戦~』に出演。毒舌で再ブレイクしたものの、ラッセンの時のように使い捨てられないように防御をしていた2024年を東野幸治さんと振り返っていました。
/#ホンモノラジオ SP
俺たちの洋楽紅白歌合戦
\今回のゲストは…
🎸永野さん
🎸ランジャタイ国崎さん
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— 【公式】東野幸治のホンモノラジオ(ABCラジオ) (@honmonoabc1008) December 27, 2024
(東野幸治)どうなの、今年は? あっという間なのか、やっと終わったなのか。どう? この1年、2024年は?
(永野)どっちともですけど……なんか「ああ、こんななんだ」っていう1年でしたね。
(東野幸治)「ラッセンが好き」の一番の最大瞬間風速の時の1年って10何年前?
(永野)いや、そんな……9年前とか。
(東野幸治)9年前。その1年間のスピード・体感とやりきった感と、今年のスピードとやりきった感とか手応えみたいなのって、どうなの? やっぱり違うの?
(永野)違いますね。その最初……2015、16年あたりはもう息を止めて泳いでたっていうか。
(東野幸治)なるほど。水泳で言う50m自由形みたいな感じで、呼吸をせんと?
(永野)じゃないともう、やってられないっていうか。1個、テンションを上げて出ちゃったんで。自分でもそういうつもりじゃなく、それが受けちゃったもんで。
(東野幸治)「ラッセンが好き」って1日に何回言ったの? 一番最高で。
(永野)20回ぐらい……もっと?
(東野幸治)言ってる時、声大きいから笑ってるかどうかもわかんないでしょう?
(永野)わからないです。あれ、音で僕もわかんないで。反応もわかんないし。
(東野幸治)でもそれで帰ってくるんでしょう? メイク落として。
(永野)メイク落として、もうジョーカーみたいに本当に帰っていって。
(東野幸治)っていう1年と今年の……今年というか、去年からもう忙しかったけど。さらにやっぱり忙しなったの?
(永野)それが……そうなる方向もあったんですけど。なんかマネージャーと自分で同じ気持ちになって。「もう騙されねえぞ」っていうか。メディアには。本当です。「ラッセンの第2期がじゃあ毒舌っていう感じか」って分かったんですよ。こっちも。
(東野幸治)ああ、なるほど。そりゃそうですよ。だからみんな毒舌を待ってる。毒舌をほしがってるみたいな。
(永野)でもラッセンの時は踊りだけ踊らされて捨てられたんで。「ああ、毒舌を言うだけ言わされて捨てられるんだ」っていうのを自分もマネージャーも怖がっていて。だから、そこは防御の1年って感じでしたね。
(東野幸治)ああ、なるほど。言うたら技かけへんし、腰引いた柔道をずっとしてたの?
(永野)まあ、でもポイントポイントは行きますけど。全部でラッセン期みたいに技をかけるみたいなのは、そういうのをしてもバカにされて終わりっていうか。
(東野幸治)散々やって、みたいなところで。
(永野)だから「もう騙されねえぞ」っていう姿勢は常に構えてる1年でしたね。
「もう騙されねえぞ」と常に構えていた1年
(東野幸治)で、忙しくなったってなってるけど、共演者もちょっと選んでる感というか。ラランドのサーヤとか、令和ロマンの子とか。なんかやっぱりちょっとあっち系って言い方もどうなんやろう? やっぱりアンテナがちゃんと立ってるし。テレビともちゃんと距離を取ってるし。自分たちのホームグラウンドを持ってる若い世代のところに、勝手になんか若くないおっさんが急に入ってしゃべってる感じ、めっちゃあるもんね?
(永野)バレました?
(東野幸治)バレた(笑)。
(永野)それはもう狙いというか。
(東野幸治)その代わり、さんまさん、マツコさんっていう、言い方は悪いけど。今年、流行った言葉なんで言い方は悪いけど。オールドメディアの2巨頭。王様の玉座にもちゃんと、挨拶に行って。なおかつ、この新規のところもちゃんと押さえてるっていう……一番、いい意味でのバランスがいいというか。テリトリーが。
(永野)まあ悪い言い方をすると犬というか。みんなの犬になりましたね。
(東野幸治)犬というか、サルというか。
(永野)「サル」って言いました? そこまで思ってないですけど。まあまあ、そういうことは……そうですね。その通りですね。
(東野幸治)そのバランス、すごいなと思って。そこの変な真ん中、行けへんのよ。
(永野)真ん中は得にならないんで。真ん中の人って、自分のことしか考えてないから。だから真ん中にはまっても、別にあの人たちって……。
(東野幸治)真ん中の代表として僕が言わしてもらうと、来て利用したいんですよ。旬の人が来たら我々はこう、噛んで。甘噛みしたりとか、触ったりとか、なんかこう……。
「真ん中の人は旬の人を利用したい」(東野幸治)
(永野)だからこれ、何回もアーカイブで聞ける人は楽しいラジオになると思うんですけど。また、戻りますよ。最初、だから言ったじゃないですか。だから、選んだんですよ。わかったから。東野さんみたいな真ん中の人は目的が……サーヤとかくるまくんとかは「永野さん、一緒になんかやりましょう」って。で、さんまさんとかはもう余裕があって。そういうことじゃないですか。
(東野幸治)玉座に座っていて。「最近、なんか君達、面白いんだって?」みたいな感じやん。
(永野)そんな感じですね。あとは新進気鋭の方たちはキラキラしてるし。その真ん中の人って、目的が僕のことを食い尽くすことしか考えてないじゃないですか。
(東野幸治)そうそう。だから我々はお腹空かせて、草履をはいて、城の周りを……たぶんこの城の中にはさんまさんとかマツコさんっていう玉座に座ってる王がいてんねやろなっていう噂は聞く。「俺、1回見たことあるで」とか。そこのゲートがたまに開いて、人が入っていった。「なんか赤と青っぽい服、着てたで?」みたいな感じ。
(永野)今年はそうでしたね。「あいつ、また入っていったぞ。10年前に入っていったやつが」って。
(東野幸治)「えっ、なんかやってんの?」みたいな。
(永野)だから、その城の外の人とは関わらないようにした1年で。もう食われちゃうんで。
(東野幸治)でもいい意味でバランスを取っているなって思っててん。で、俺のYouTubeで今年の初めぐらいかな? 「永野くん、どうすんの?」って言ったらあの頃の永野くんはキラキラしてて。俺が「有吉みたいになるの?」っていう愚問を……失礼な質問したんです。これ、なぜ失礼か?っていうと有吉は永野くんからすると後輩というか、同い年。
同期なわけで。同期の人に「同期みたいになれ」っていうのはたしかにこれは失礼やなと思って。それであの時、ピシャッとやられたんですよ。あの時の眼光鋭い言葉が忘れられず。それから2ヶ月後、その片鱗もなくなって。静かになって……「彼から2度と笑顔は消えてしまったとさ」みたいな感じだったのよ。あの陣内の変で……。
ラッセンの時に使い捨てられられた苦い経験をベースに腰の引けた柔道をしながら防御していていたという永野さん。しかしそんな姿勢を取っていたにもかかわらず、東野さんが言うところの「陣内の変」で大きなトラウマを抱えることになってしまったんだそう。この後の「陣内の変」について改めて振り返るトークもなかなか衝撃的な内容なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。