心の伊達市民 第一号
観光・体験 記事一覧
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2025/01/10(金) - 観光・体験
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小さな旅(5)・・・中央線のグリーン車試乗
女房が出先から帰って来て、私に言った。 『今日は東京駅からグリーン車に乗ったら、試験運転中なので、無料よ! それを知らない人が多くて、空いていた』。 私は少し前に同級生のYさんから中央線のグリーン車の話を聞いたことがあるが、彼は「無料」とは言わなかった。 有料ならわざわざ乗りに行くこともないので、そのままにしておいたのである。 ところが女房から「無料」と聞いて、早速、グリーン車に乗りに東京駅に行ったのである。 事前にネットでグリーン車の連結されている電車の時刻表を調べたが、全く分からない。 どうせ暇なのだから「来るまで待とう」という気持ちに切り替えた。 でも東京駅で念の為に駅員に聞いてみたら、『清掃、整備などの関係で時刻表には載らないので、自分も分からない』と言った。 久し振りにSuicaを使い、駅構内に入った。エスカレーターに乗って、中央線の1番ホームに向かった。エスカレーターを降りた時に、折り返しの電車がホームに入って来た。 そして私の目の前で止まったら、なんとグリーン車だった。グリーン車は4号車と5号車に接続されている。 お客が降りて、私は乗った。2階建て車両なので、先ずは2階席に行った。 上る通路が曲がっていて、とても狭い。大きな旅行鞄の人は難儀するだろう。 いまはグリーン車が無料と知らない人が多いらしく、駅で待っている人を見たら普通車も並んでいた。「グリーン車は今は無料ですよ」と教えてあげたかった。 11時38分発の「青梅特急」が静かに動き出した。普通車とは座る方向が違うだけで、特に変りは無かった。 3月15日以降はグリーン車料金は50キロまではSuica決済で「750円」、紙の切符だと1010円である。終点の青梅でも高尾でも、同じ750円である。 窓から見る景色も特に変りはない。そこで四ツ谷駅の少し手前で、私は1階席に移動した。1階に降りるのも曲がった狭い通路で、高齢者には危険が伴いそうだ。 四ツ谷駅に到着し乗客が降りてホームを歩く姿を見て、初めて1階席がホームより低いと理解した。 走っている時の風景は、1階でも2階でも大した違いはない。 だから1階席に乗って、駅のホームの光景を楽しむ方が良いと思った。 今回も動画を撮ろうと考えていたが、どんな場面がいいか迷った。 車内は乗客がいるので、画面に人が入ってしまい撮影は無理である。 窓を流れる風景だけでは、あまり面白くないだろうと感じた。 1階席なので電車がホームに入るところを撮影すれば、私の席がホームより下と分かり面白いのではないかと考えた。代々木駅を通過した辺りから、動画撮影を開始した。 撮影は順調に進んでいるかに見えた。 ところが電車が新宿駅に入って行ったら、画面が真っ暗になってしまった。 それまで明るい景色だったのが、急に暗い新宿駅に入って行ったからだ。 これは全く想定外のことで、動画撮影の素人の悲しさである。 もっと高い機材を買えば、これは解消出来るのかもしれないなー。 11時38分に東京駅を出発した電車は、11時51分に新宿駅に到着した。 途中は四ツ谷駅に止まるだけで、13分で「208円」の「小さな旅」だった。 グリーン車から新宿駅で降りる人はいなかった。 普通車からは大勢の乗客が降りて、乗る人も多かった。 長く乗りたい人ばかりが、今回のグリーン車の無料イベントに参加しているのかもしれない。 私の降りたグリーン車は静かに動き出し、次の駅の「中野駅」に向かって走り去った。 有料になれば「東京~新宿」でも、グリーン料金は750円である。 (おまけの話) グリーン車を降りて、新宿南口に出たら大混雑だった。 小田急線に乗り換える人、新宿御苑に行く人、待ち合わせの人、新宿バスタに行く人などでごった返している。 昼時になっていたので、近い場所でランチにしようと考えた。 西口に出る地下道の両側には色々な飲食店が軒を連ねていて、何にするか迷うが特に食べたいものが無い。結局はいつものランチと同じ「うどん」になった。「つるこし」という名の店に入り、いつもの「かけとイカ天」を食べた。 私がいつも食べる「うどん屋」では色々な店で色々な値段があり、460円から620円と幅がある。値段が高くても安くても、「たかが、うどん」である。大した違いは無い。 少しブラブラしようかと思ったが、人が多過ぎて「人疲れ」がして来た。 この日の目的のグリーン車に乗れたので、もう家に帰ることにした。 大江戸線の「新宿駅」が近いので、混雑をかき分けながら駅まで行った。 新宿駅は地下深くにあるので、ホームに出るまでのエスカレーターが長い。 電車が来たら新宿駅で降りる人が多く、運よく座れることが出来た。 最近は電車でもバスでも、すぐ座りたくなってしまう。 電車が「新橋駅」に着いたら、急に降りたくなった。 いつも行く「YATSUDOKI」でソフトクリームを食べ、少し本でも読んで頭を休めてから帰ることにした。 2階の席で、図書館から借りて来た「転売ヤー 闇の経済学」の続きを読んだ。この本は面白い。転売ヤーに密着して、その商売の裏側を書いている。 特に面白かったのは「ポケモンカード」の転売である。まとめて箱ごと大量に買って来て、それを箱の上から金属探知機でチェックする。 レアなカードはアルミでコーティングがしてあるので、金属探知機で反応する。 反応した箱を次は精密な秤で測ると、更にレアなカードを発見できるそうだ。 反応の無い箱はそのまま開封せずに売却し、レアなカードはメルカリで売る。中には何百万円になるカードもあるそうだ。
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2025/01/09(木) - 観光・体験
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小さな旅(4)・・・青山~原宿
原宿の駅前の「SEIKO Seed」という場所で、「専用過ぎる腕時計」というイベントがあるのを知って出掛けて行った。 どうせ行くなら散歩を兼ねて、12月30日に青山通りを歩いて原宿まで行ってみた。 最初は大江戸線の「青山一丁目」で降りて、神宮外苑の銀杏並木の様子を見に行った。 銀杏の葉は全て落ちてしまい、更に歩道は掃き清められていた。 わずかに枯れた葉が、歩道と車道の間の植え込みにあるだけだった。 黄葉の時に、あれだけ大勢の人が訪れた面影は全くない。 青山通りを渋谷方面に進むと、すぐ右側が伊藤忠商事の本社と「伊藤忠ガーデン」がある。伊藤忠ガーデンのホームページを見ると、「世界中からみんなが持ち寄った、この星の難問たち、SDGs。それはテーマはバラバラだけど、とても大切な宿題の数々・・・」 「だから一人ひとりが自分ごとにできないと、何も始まらないし続かない。本当の解決にはならないと思うのです」と、子供向けに説明してある。 敷地の入口は電気自動車用の『急速充電スタンド」があるが、誰も充電していなかった。 「急速」というのは「何分なんだろう?」と気になった。 更に進むと、お洒落な店が続くようになる。 「KARE」という変な店があった。ここは調べたら『ドイツのミュンヘンで産声をあげたKAREは「クレイジー」と「ハッピー」をテーマに、見ているだけでも楽しく・・・』 『ついつい眺めてしまうような魅力を持った個性的なアイテムを揃えている人気の家具・インテリア・ブランドです』とあったが、私には見ていて気持ち悪かった。その影響を受けたのか、ナナメ向かいにある公衆電話BOXにはKARE風の落書きがあったのが可笑しかった。 道路沿いにはお洒落な店が続く。 それも尖った感じの製品が目に付いていて、ブランド名は私には分からないし読めない。イタリア語かフランス語らしいが、読めない人はお客じゃないのだろう。 かなり歩くと「表参道」に出る道となる。 角には交番があり、その隣には小さな秋葉神社もある。 表参道で目に付くのはカラフルなゴミ箱である。これは通信機能を持ったゴミ箱で、いっぱいになると事務所に知らせるようになっている。 道路の両側は有名ブランド店ばかりである。 その中に「Apple Store」があり、正月向けに窓ガラスに達磨が描かれているが可笑しい。アメリカの会社でも「郷に入れば 郷に従え」なのだろうか? 道路を歩いている人達も、なんとなくファッショナブルに感じてしまう。 そんな中をあか抜けない外国人観光客が、キョロキョロしながら歩いている。 表参道に2ヵ所ある横断歩道橋に上がってみた。 正月向けか、中央の電柱から日章旗が下がっている。 この道は青山通りからゆるい下り坂となり、途中から原宿駅に向かい上り坂になっている。 途中の右側にあるお洒落な「表参道ヒルズ」は、昔は「同潤会アパート」があった場所で私も覚えている。古い建物で蔦が絡まっていて、その頃から時代の先端を行っていた。 今回の目的である「SEIKO Seed」に行った。 場所は少し分かり難いが、原宿駅前のビルを入り奥の左の方であった。 ここはSEIKOが「腕時計の新たな可能性を育み、腕時計の様々な楽しさを体験できる発信拠点」だそうだ。 中に入ると6つの遊び心いっぱいの小さなハウスがある。 「忍者専用腕時計」、「クラブDJ専用腕時計」、「ヴァンパイア専用腕時計」、「ゆで卵好き専用腕時計」、「サンタクロース専用腕時計」、「恋する乙女専用腕時計」が飾られている。若者には楽しいかもしれないが、私には「チョット」だった。 (おまけの話) ここま出来たのならと思い明治神宮に行ってみたら、大鳥居の前からもう大勢の人がいた。多くは外国人観光客で、彼らは「ここがなにか」を知って来ているのだろうか? 雨が降らず乾燥続きの東京なので、参道は砂利を踏む人たちで埃が上がっている。しばらく進むと、右手に奉納された日本酒の酒樽が積み重なっている場所に出る。 私の中高時代の同級生が社長の「豊島屋酒造㈱」を探したら、「金婚」が2樽、奉納されているのを見付けた。 ホームページによると「金婚正宗は明治天皇の銀婚式をお祝いする願いをこめて銘名されました。明治神宮と神田明神の東京二大神社のお神酒として納められている唯一のお酒です」と自慢していた。 日本酒の向かい側はウィスキー樽が奉納されているが、そちらは人気が無く誰も写真を撮っていない。少し先を左に曲がると、大量の提灯が飾られていた。突き当りには明治天皇の「御製歌」が飾ってある。 「世の中の 事ある時に あひぬとも おのがつとめむ ことな忘れそ」 そこを右に進むと、やっと左手に手水舎、そして「南神門」となる。 ここで自撮り写真を撮る外国人が多い。神門と本殿の違いが分からないのかもしれない。 南神門を入ると目の前が開けて正面に本殿が見える。 私が行ったのは12月30日なので、もう初詣の準備が終っているようだった。 明治神宮の初詣客の数は常に全国一で、おおよそ320万人くらいが来る。 ここでまた元経営者の悪い癖が出て、正月のお賽銭の計算をしてしまった。 1人が100円で計算しても、320万人×100円=3億2000万円となる。 すでにお賽銭を受ける場所が作られていて、100坪くらいの場所に白色のビニールシートが敷かれていた。「凄いなー」と感心しながら、参道を戻って行った。
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2025/01/08(水) - 観光・体験
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小さな旅(3)・・・港区
かなり前に港区の一部を散策した「小さな旅」の話である。 東京BRTで終点の「虎ノ門ヒルズ」から歩いて数分のところに、「港区立みなと科学館」がある。ここは入場無料で、どちらかというと子供向けの施設である。 1階の入口近くに「ナウマンゾウ」の復元模型が置いてある。 説明書によると「ナウマンゾウは日本を代表する氷河時代のゾウで、およそ36万年前から生息していて、 およそ28万年前に衰滅した。化石を研究していたドイツ人の科学者の名前から、ナウマンと名付けられた」とある。 この時に入口でもらったパンフレットに、「プラネタリウム100周年×すばる望遠鏡25周年」記念全国一斉オンライン講演会の参加申込みがあったので、すぐに申し込んで別の日にまたここへ来たのである。 開催場所は2階のプラネタリウム内で、ハワイ島にある日本の国立天文台の大型光学赤外線望遠鏡からライブ中継だった。丸い天井に天体が映し出され、200億光年という想像を絶する遠い星の誕生の秘密を解説してくれたが、難し過ぎてなんだか分からなかった。通常は入場料が600円であるが、この日は無料だった。 「みなと科学館」を出て神谷町方面に進むと、右手に「麻布台ヒルズ」が見えて来る。 オープンしたばかりの時に来たことがあるので、今回は2度目である。 土曜日なのでかなり大勢の人が来ているが、観光目的の人ばかりのように見える。 外国人観光客も多いが、館内はあまり混んでいなかった。 ここは坂の途中に作られているので、エスカレーターが多く、どこへ行くのも分かり難い。人気食品のブランド店だけに、人が集まっていた。 「麻布台ヒルズ」の隣には、新興宗教の霊友会の立派な建物がある。 今までにも何回もこの前を通ったが、なぜか怖いような気がして中へ入ったことは無かった。私の前を歩いていた外国人カップルが、石段を上って行くのが見えた。 そこで私も彼らに続いて、石段を上った。上り切ると大きな重厚な扉があった。 しかしそこにはカップルは見当たらなかった。私は思い切って、扉を開けた。 そこにはものすごく広い霊場があり、静寂が支配していた。 写真撮影は禁止だし、誰もいないので外へ出た。 霊友会を出てさらに進むと少し上り坂になり、飯倉交差点に出る。 右に曲がればロシア大使館がある。私は左手前の道を入る。右側にはいまは工事中だが、秘密だらけの「フリーメイスン」の日本本部がある。左側には「日本聖公会聖オルバン教会」があるので中に入った。 ここはロシアのウクライナ侵攻により、それ以前はお茶の水にある「ニコライ堂」で一緒に礼拝していた信者たちが拒否したが、礼拝場所が無くなってしまった。 それを見かねた宗派は違うがオルバン教会が手を差し伸べて、ウクライナ正教会「聖ユダミッション」に決まった日だけ祈祷会のために教会を貸してあげているのである。 (おまけの話)【東京タワー】 聖オルバイン教会を出ると、すぐ近くの右手に東京タワーが見える。 最近は東京スカイツリーに人気が移っているようだが、私は東京タワーの方が好きだ。 少し行くと右側に「東京タワーと自分」を撮れる場所があり、お立ち台も用意されている。ここを通ると、どうしても自撮り写真を撮りたくなってしまう。 ところが最近は外国人観光客が増えたせいか、お立ち台のところに係員がいて撮影を手助けしているのには驚いた。 東京タワーは近過ぎて、なかなか全景を撮影できない。 でもどんな場所からでも、絵になるのである。 今回はコンパクトカメラだったので、頂上付近はあまりハッキリした写真にはならなかった。 ベトナムで見た「日本語の教科書」には東京タワーが登場している。 だから日本に来たベトナム人実習生たちは、必ず東京タワーへ行きたがる。 そこで私は今までに何度も、彼女たちを案内して東京タワーに上ったことがある。 ある時はイベントで歩いて外階段を上ったことがあるが、歩いても料金は支払わせられた。 東京タワーの裏手には、大型バスの駐車場がある。 ここに駐車したバスのフロントガラスには、東京タワーの全景が入る。 だから天気の良い日はここで写真を撮るのだが、運転手がいると撮影できない。 運転手のいないバスはあまり無いので、今回はチャンスだった。 駐車場を出て右に行くと、帰りの東急バスの停留所がある。 その途中の右側には料理屋「うかい」があるが、そこの入口近くに外国人観光客が大勢並んでいる場所がある。 なにごとかと思っていたが、以前にネットで調べたら、地下駐車場の出入口の階段に立ち、下から撮影すると人と東京タワーの「インスタ映え」する写真になるそうだ。 最近は世界中どこで「インスタ映え」が盛んで、一極集中が起きている。
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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2025/01/10(金) - 楽しむ
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半年ぶり以上に待ちに待っていた日
おはようございます☆ ついにこの日が来た 私が大好きな日です そうっ!!! 昨年6月3日に勤務していたホテルが破産して‥ 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月‥ そう 半年以上も無職だった私 今月の1月から今の会社『DATTEL株式会社』のスタッフとしてまた元のホテルで勤務し始めたのです でね 1月4日から勤務スタート 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 はい今日で7日連続で働いてきました ない 何を言いたいのかと言いますと‥ 私が大好き過ぎるあの響き‥ そうなのです!!!! 今日はあの日なのです!!! そうっ!!! 『明日休みだぁ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!』 私は休みの前の日が大好きなのです☆ 半年以上も無職で毎日が休みであっても、この 『休みの前の日』の快感を得られないのです!!! 明日と明後日は休日… なので‥ 日帰りで青森の豪雪地帯『酸ヶ湯温泉』にある混浴に行ってもいいし‥ もしくは… どこか静かなところでギターやピアノを弾いて唄ったり‥ はたまた‥ 南国のワイキキあたりでのんびり昼寝しに行ってもいいし‥ 自宅でまったりと‥ どっぷり酒を呑んでもいいし‥ あああぁ‥ 昨年の5月24日以来の休日の前の日でパニックになってしまいそうです!!!!! (ホントはパニックにはなりそうにはなってはいないけど) 楽しみ過ぎるのです☆ なので今日の仕事も全力で頑張って今日の夜を迎えたいと思います!! にほんブログ村 2025年も北海道人気ブログランキングへチャレンジ中です⭐︎ 本日もどうぞ宜しくお願いします!!!
ホテルマンの幸せ
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2025/01/10(金) - 観光・体験
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小さな旅(5)・・・中央線のグリーン車試乗
女房が出先から帰って来て、私に言った。 『今日は東京駅からグリーン車に乗ったら、試験運転中なので、無料よ! それを知らない人が多くて、空いていた』。 私は少し前に同級生のYさんから中央線のグリーン車の話を聞いたことがあるが、彼は「無料」とは言わなかった。 有料ならわざわざ乗りに行くこともないので、そのままにしておいたのである。 ところが女房から「無料」と聞いて、早速、グリーン車に乗りに東京駅に行ったのである。 事前にネットでグリーン車の連結されている電車の時刻表を調べたが、全く分からない。 どうせ暇なのだから「来るまで待とう」という気持ちに切り替えた。 でも東京駅で念の為に駅員に聞いてみたら、『清掃、整備などの関係で時刻表には載らないので、自分も分からない』と言った。 久し振りにSuicaを使い、駅構内に入った。エスカレーターに乗って、中央線の1番ホームに向かった。エスカレーターを降りた時に、折り返しの電車がホームに入って来た。 そして私の目の前で止まったら、なんとグリーン車だった。グリーン車は4号車と5号車に接続されている。 お客が降りて、私は乗った。2階建て車両なので、先ずは2階席に行った。 上る通路が曲がっていて、とても狭い。大きな旅行鞄の人は難儀するだろう。 いまはグリーン車が無料と知らない人が多いらしく、駅で待っている人を見たら普通車も並んでいた。「グリーン車は今は無料ですよ」と教えてあげたかった。 11時38分発の「青梅特急」が静かに動き出した。普通車とは座る方向が違うだけで、特に変りは無かった。 3月15日以降はグリーン車料金は50キロまではSuica決済で「750円」、紙の切符だと1010円である。終点の青梅でも高尾でも、同じ750円である。 窓から見る景色も特に変りはない。そこで四ツ谷駅の少し手前で、私は1階席に移動した。1階に降りるのも曲がった狭い通路で、高齢者には危険が伴いそうだ。 四ツ谷駅に到着し乗客が降りてホームを歩く姿を見て、初めて1階席がホームより低いと理解した。 走っている時の風景は、1階でも2階でも大した違いはない。 だから1階席に乗って、駅のホームの光景を楽しむ方が良いと思った。 今回も動画を撮ろうと考えていたが、どんな場面がいいか迷った。 車内は乗客がいるので、画面に人が入ってしまい撮影は無理である。 窓を流れる風景だけでは、あまり面白くないだろうと感じた。 1階席なので電車がホームに入るところを撮影すれば、私の席がホームより下と分かり面白いのではないかと考えた。代々木駅を通過した辺りから、動画撮影を開始した。 撮影は順調に進んでいるかに見えた。 ところが電車が新宿駅に入って行ったら、画面が真っ暗になってしまった。 それまで明るい景色だったのが、急に暗い新宿駅に入って行ったからだ。 これは全く想定外のことで、動画撮影の素人の悲しさである。 もっと高い機材を買えば、これは解消出来るのかもしれないなー。 11時38分に東京駅を出発した電車は、11時51分に新宿駅に到着した。 途中は四ツ谷駅に止まるだけで、13分で「208円」の「小さな旅」だった。 グリーン車から新宿駅で降りる人はいなかった。 普通車からは大勢の乗客が降りて、乗る人も多かった。 長く乗りたい人ばかりが、今回のグリーン車の無料イベントに参加しているのかもしれない。 私の降りたグリーン車は静かに動き出し、次の駅の「中野駅」に向かって走り去った。 有料になれば「東京~新宿」でも、グリーン料金は750円である。 (おまけの話) グリーン車を降りて、新宿南口に出たら大混雑だった。 小田急線に乗り換える人、新宿御苑に行く人、待ち合わせの人、新宿バスタに行く人などでごった返している。 昼時になっていたので、近い場所でランチにしようと考えた。 西口に出る地下道の両側には色々な飲食店が軒を連ねていて、何にするか迷うが特に食べたいものが無い。結局はいつものランチと同じ「うどん」になった。「つるこし」という名の店に入り、いつもの「かけとイカ天」を食べた。 私がいつも食べる「うどん屋」では色々な店で色々な値段があり、460円から620円と幅がある。値段が高くても安くても、「たかが、うどん」である。大した違いは無い。 少しブラブラしようかと思ったが、人が多過ぎて「人疲れ」がして来た。 この日の目的のグリーン車に乗れたので、もう家に帰ることにした。 大江戸線の「新宿駅」が近いので、混雑をかき分けながら駅まで行った。 新宿駅は地下深くにあるので、ホームに出るまでのエスカレーターが長い。 電車が来たら新宿駅で降りる人が多く、運よく座れることが出来た。 最近は電車でもバスでも、すぐ座りたくなってしまう。 電車が「新橋駅」に着いたら、急に降りたくなった。 いつも行く「YATSUDOKI」でソフトクリームを食べ、少し本でも読んで頭を休めてから帰ることにした。 2階の席で、図書館から借りて来た「転売ヤー 闇の経済学」の続きを読んだ。この本は面白い。転売ヤーに密着して、その商売の裏側を書いている。 特に面白かったのは「ポケモンカード」の転売である。まとめて箱ごと大量に買って来て、それを箱の上から金属探知機でチェックする。 レアなカードはアルミでコーティングがしてあるので、金属探知機で反応する。 反応した箱を次は精密な秤で測ると、更にレアなカードを発見できるそうだ。 反応の無い箱はそのまま開封せずに売却し、レアなカードはメルカリで売る。中には何百万円になるカードもあるそうだ。
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2025/01/09(木) - 買う(サービス)
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DATTEL株式会社として初のケータリングサービス
おはようございます☆ 昨日は記念すべき1日になりました 昼間の時間は新会社の社長と各種団体へ挨拶回りをさせていただきました 商工会議所や青年会議所、社会福祉協議会など合計9ヶ所 そして夜はDATTEL株式会社として初のケータリングサービスのお仕事をさせていただきました 場所はまだホテルを使えないために市民活動センターを借りての新年交礼会 厨房はまだ使えないし、食材の仕入れもまだしていないのでお料理は市内人気店のお料理を手配 ただドリンクやテーブルクロスは今までお取引をさせていただいていた業者さんの協力のもと、用意することができました 私たちスタッフは過去に何度もケータリングサービスはやってきました 結婚式や閉校式典、記念祝賀会や野外BBQパーティーなど 数えきれないくらいのケータリングサービスのお仕事をさせていただきました そんな中でも昨日のケータリングサービスは将来忘れられないお仕事になると思うのでした ホテル破産後の初めてのケータリング 昨日は堀井市長や高田道議会議員にもとても温かいお言葉をかけていただきました 他にもたくさんのお客様から『良かったね!!』とか『この日を待ってたよ!!』などとお声をかけていただきました 嬉しかったです!!! この半年間、この日をどれだけ待ち望んでいたか‥ 今日は昨日の食器の洗浄作業やホテルの開業準備 そしてまた再スタートの挨拶回りをさせていただく日です とてもやりがいのある毎日に感謝して今日も1日頑張ります!!! にほんブログ村 2025年も北海道人気ブログランキングへチャレンジ中です⭐︎ 本日もどうぞ宜しくお願いします!!!
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2025/01/09(木) - 観光・体験
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小さな旅(4)・・・青山~原宿
原宿の駅前の「SEIKO Seed」という場所で、「専用過ぎる腕時計」というイベントがあるのを知って出掛けて行った。 どうせ行くなら散歩を兼ねて、12月30日に青山通りを歩いて原宿まで行ってみた。 最初は大江戸線の「青山一丁目」で降りて、神宮外苑の銀杏並木の様子を見に行った。 銀杏の葉は全て落ちてしまい、更に歩道は掃き清められていた。 わずかに枯れた葉が、歩道と車道の間の植え込みにあるだけだった。 黄葉の時に、あれだけ大勢の人が訪れた面影は全くない。 青山通りを渋谷方面に進むと、すぐ右側が伊藤忠商事の本社と「伊藤忠ガーデン」がある。伊藤忠ガーデンのホームページを見ると、「世界中からみんなが持ち寄った、この星の難問たち、SDGs。それはテーマはバラバラだけど、とても大切な宿題の数々・・・」 「だから一人ひとりが自分ごとにできないと、何も始まらないし続かない。本当の解決にはならないと思うのです」と、子供向けに説明してある。 敷地の入口は電気自動車用の『急速充電スタンド」があるが、誰も充電していなかった。 「急速」というのは「何分なんだろう?」と気になった。 更に進むと、お洒落な店が続くようになる。 「KARE」という変な店があった。ここは調べたら『ドイツのミュンヘンで産声をあげたKAREは「クレイジー」と「ハッピー」をテーマに、見ているだけでも楽しく・・・』 『ついつい眺めてしまうような魅力を持った個性的なアイテムを揃えている人気の家具・インテリア・ブランドです』とあったが、私には見ていて気持ち悪かった。その影響を受けたのか、ナナメ向かいにある公衆電話BOXにはKARE風の落書きがあったのが可笑しかった。 道路沿いにはお洒落な店が続く。 それも尖った感じの製品が目に付いていて、ブランド名は私には分からないし読めない。イタリア語かフランス語らしいが、読めない人はお客じゃないのだろう。 かなり歩くと「表参道」に出る道となる。 角には交番があり、その隣には小さな秋葉神社もある。 表参道で目に付くのはカラフルなゴミ箱である。これは通信機能を持ったゴミ箱で、いっぱいになると事務所に知らせるようになっている。 道路の両側は有名ブランド店ばかりである。 その中に「Apple Store」があり、正月向けに窓ガラスに達磨が描かれているが可笑しい。アメリカの会社でも「郷に入れば 郷に従え」なのだろうか? 道路を歩いている人達も、なんとなくファッショナブルに感じてしまう。 そんな中をあか抜けない外国人観光客が、キョロキョロしながら歩いている。 表参道に2ヵ所ある横断歩道橋に上がってみた。 正月向けか、中央の電柱から日章旗が下がっている。 この道は青山通りからゆるい下り坂となり、途中から原宿駅に向かい上り坂になっている。 途中の右側にあるお洒落な「表参道ヒルズ」は、昔は「同潤会アパート」があった場所で私も覚えている。古い建物で蔦が絡まっていて、その頃から時代の先端を行っていた。 今回の目的である「SEIKO Seed」に行った。 場所は少し分かり難いが、原宿駅前のビルを入り奥の左の方であった。 ここはSEIKOが「腕時計の新たな可能性を育み、腕時計の様々な楽しさを体験できる発信拠点」だそうだ。 中に入ると6つの遊び心いっぱいの小さなハウスがある。 「忍者専用腕時計」、「クラブDJ専用腕時計」、「ヴァンパイア専用腕時計」、「ゆで卵好き専用腕時計」、「サンタクロース専用腕時計」、「恋する乙女専用腕時計」が飾られている。若者には楽しいかもしれないが、私には「チョット」だった。 (おまけの話) ここま出来たのならと思い明治神宮に行ってみたら、大鳥居の前からもう大勢の人がいた。多くは外国人観光客で、彼らは「ここがなにか」を知って来ているのだろうか? 雨が降らず乾燥続きの東京なので、参道は砂利を踏む人たちで埃が上がっている。しばらく進むと、右手に奉納された日本酒の酒樽が積み重なっている場所に出る。 私の中高時代の同級生が社長の「豊島屋酒造㈱」を探したら、「金婚」が2樽、奉納されているのを見付けた。 ホームページによると「金婚正宗は明治天皇の銀婚式をお祝いする願いをこめて銘名されました。明治神宮と神田明神の東京二大神社のお神酒として納められている唯一のお酒です」と自慢していた。 日本酒の向かい側はウィスキー樽が奉納されているが、そちらは人気が無く誰も写真を撮っていない。少し先を左に曲がると、大量の提灯が飾られていた。突き当りには明治天皇の「御製歌」が飾ってある。 「世の中の 事ある時に あひぬとも おのがつとめむ ことな忘れそ」 そこを右に進むと、やっと左手に手水舎、そして「南神門」となる。 ここで自撮り写真を撮る外国人が多い。神門と本殿の違いが分からないのかもしれない。 南神門を入ると目の前が開けて正面に本殿が見える。 私が行ったのは12月30日なので、もう初詣の準備が終っているようだった。 明治神宮の初詣客の数は常に全国一で、おおよそ320万人くらいが来る。 ここでまた元経営者の悪い癖が出て、正月のお賽銭の計算をしてしまった。 1人が100円で計算しても、320万人×100円=3億2000万円となる。 すでにお賽銭を受ける場所が作られていて、100坪くらいの場所に白色のビニールシートが敷かれていた。「凄いなー」と感心しながら、参道を戻って行った。
心の伊達市民 第一号
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2025/01/08(水) - 暮らし
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あの頃の想い
おはようございます☆ 1月に入ってから連日ホテルの再スタートに向けて開業準備作業に明け暮れております 再スタートに必要な備品や資料 それと反面、再スタートには不必要な備品や資料 今はその仕分け作業をやっております トラック1台分以上の不要物が出てきて驚いている日々でした そんな中 20年前のブライダルフェアのフライヤーが出てきました 私がまだ副支配人になって間もない頃くらいだろうか…? このフライヤー 私はとても思い入れのあるモノなのです この当時、結婚式を挙げてくれる新郎新婦さんがどんどん減っていく状況でした それは時代的にそうだったのですが、他の要因としては北湯沢に巨大ホテルが誕生して森の中に立派なチャペルが誕生したのでした それで相当数の結婚式がそちらに流れていくという状況だったのです その時でさえ、ホテルローヤルは老朽化しつつあったのでハードでは競合他社には勝てないだろう… そう考えた私はその時に働いてるスタッフたちの魅力をもっとPRしよう!と思って創ったフライヤーだったのです こんな感じ スタッフたちの写真を載せてランダムにプロフィールも載せたのでした 当時、このフライヤーの反響はなかなかのものでした このフライヤーに載ったスタッフたちが街で『観ましたよっ♪』と声をかけられるという現象が起きたのです! まだ私がブログを書く前のコトです 私ももちのロンで載っているのですが‥ まだ20代の頃です☆ はい 100mを14秒台で走れていた頃だと思います でね このフライヤーを創っていた頃はまだまだブライダル事業への執着も強く、熱意も相当なものでした その熱意があったからホテルは52年も続けてこれたのだと思います ただね その良い意味での熱意 その反面、ここでは具体的に書くのを控えますが負の要素も多々あった前のホテル その要因は今後の新体制では大いに反省してスタッフ達が輝ける環境を作っていきたいと思うのです 今日は新会社としては初のケータリングサービスでの新年交礼会の仕事がある日です 昼間は社長と各種事業所への挨拶回りです この忙しい1日に感謝して今日も全力で頑張ります!! にほんブログ村 2025年も北海道人気ブログランキングへチャレンジ中です⭐︎ 本日もどうぞ宜しくお願いします!!!
ホテルマンの幸せ
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2025/01/08(水) - 観光・体験
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小さな旅(3)・・・港区
かなり前に港区の一部を散策した「小さな旅」の話である。 東京BRTで終点の「虎ノ門ヒルズ」から歩いて数分のところに、「港区立みなと科学館」がある。ここは入場無料で、どちらかというと子供向けの施設である。 1階の入口近くに「ナウマンゾウ」の復元模型が置いてある。 説明書によると「ナウマンゾウは日本を代表する氷河時代のゾウで、およそ36万年前から生息していて、 およそ28万年前に衰滅した。化石を研究していたドイツ人の科学者の名前から、ナウマンと名付けられた」とある。 この時に入口でもらったパンフレットに、「プラネタリウム100周年×すばる望遠鏡25周年」記念全国一斉オンライン講演会の参加申込みがあったので、すぐに申し込んで別の日にまたここへ来たのである。 開催場所は2階のプラネタリウム内で、ハワイ島にある日本の国立天文台の大型光学赤外線望遠鏡からライブ中継だった。丸い天井に天体が映し出され、200億光年という想像を絶する遠い星の誕生の秘密を解説してくれたが、難し過ぎてなんだか分からなかった。通常は入場料が600円であるが、この日は無料だった。 「みなと科学館」を出て神谷町方面に進むと、右手に「麻布台ヒルズ」が見えて来る。 オープンしたばかりの時に来たことがあるので、今回は2度目である。 土曜日なのでかなり大勢の人が来ているが、観光目的の人ばかりのように見える。 外国人観光客も多いが、館内はあまり混んでいなかった。 ここは坂の途中に作られているので、エスカレーターが多く、どこへ行くのも分かり難い。人気食品のブランド店だけに、人が集まっていた。 「麻布台ヒルズ」の隣には、新興宗教の霊友会の立派な建物がある。 今までにも何回もこの前を通ったが、なぜか怖いような気がして中へ入ったことは無かった。私の前を歩いていた外国人カップルが、石段を上って行くのが見えた。 そこで私も彼らに続いて、石段を上った。上り切ると大きな重厚な扉があった。 しかしそこにはカップルは見当たらなかった。私は思い切って、扉を開けた。 そこにはものすごく広い霊場があり、静寂が支配していた。 写真撮影は禁止だし、誰もいないので外へ出た。 霊友会を出てさらに進むと少し上り坂になり、飯倉交差点に出る。 右に曲がればロシア大使館がある。私は左手前の道を入る。右側にはいまは工事中だが、秘密だらけの「フリーメイスン」の日本本部がある。左側には「日本聖公会聖オルバン教会」があるので中に入った。 ここはロシアのウクライナ侵攻により、それ以前はお茶の水にある「ニコライ堂」で一緒に礼拝していた信者たちが拒否したが、礼拝場所が無くなってしまった。 それを見かねた宗派は違うがオルバン教会が手を差し伸べて、ウクライナ正教会「聖ユダミッション」に決まった日だけ祈祷会のために教会を貸してあげているのである。 (おまけの話)【東京タワー】 聖オルバイン教会を出ると、すぐ近くの右手に東京タワーが見える。 最近は東京スカイツリーに人気が移っているようだが、私は東京タワーの方が好きだ。 少し行くと右側に「東京タワーと自分」を撮れる場所があり、お立ち台も用意されている。ここを通ると、どうしても自撮り写真を撮りたくなってしまう。 ところが最近は外国人観光客が増えたせいか、お立ち台のところに係員がいて撮影を手助けしているのには驚いた。 東京タワーは近過ぎて、なかなか全景を撮影できない。 でもどんな場所からでも、絵になるのである。 今回はコンパクトカメラだったので、頂上付近はあまりハッキリした写真にはならなかった。 ベトナムで見た「日本語の教科書」には東京タワーが登場している。 だから日本に来たベトナム人実習生たちは、必ず東京タワーへ行きたがる。 そこで私は今までに何度も、彼女たちを案内して東京タワーに上ったことがある。 ある時はイベントで歩いて外階段を上ったことがあるが、歩いても料金は支払わせられた。 東京タワーの裏手には、大型バスの駐車場がある。 ここに駐車したバスのフロントガラスには、東京タワーの全景が入る。 だから天気の良い日はここで写真を撮るのだが、運転手がいると撮影できない。 運転手のいないバスはあまり無いので、今回はチャンスだった。 駐車場を出て右に行くと、帰りの東急バスの停留所がある。 その途中の右側には料理屋「うかい」があるが、そこの入口近くに外国人観光客が大勢並んでいる場所がある。 なにごとかと思っていたが、以前にネットで調べたら、地下駐車場の出入口の階段に立ち、下から撮影すると人と東京タワーの「インスタ映え」する写真になるそうだ。 最近は世界中どこで「インスタ映え」が盛んで、一極集中が起きている。
心の伊達市民 第一号
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