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この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
気になった人物を随時取り上げる「姓名判断ニュース」の時間です。
今回取り上げた人物は、先日たまたま見たYahooニュースに出ていた登山家・栗城史多さんを取り上げました。
懐かしい名前でしたね。
栗城さんと言えば、「登山とエンタメ」をかけ合わせた「魅せる登山」を実現した人物で、今から5年前の2018年にエベレスト登山中の滑落事故で、35歳の若さでお亡くなりになりました。
一部の「本物の登山家」からは、「栗城くんは登山家として3.5流」と揶揄されたこともありますが、わたしはそういう風には思いません。
「3.5流」だったからこそ表現できたこともある、と思うからです。
一般のふつうに生きている人々に、『「夢」に向かってチャレンジすることの大切さ』を訴えるというコンセプトのもと、「冒険の共有」というスローガンを掲げ、登山に命を賭けていた栗城さんに対して、わたしはとても悪くは言えない…。
実際、亡くなったあとも書籍(河野啓『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』)になったり、映画(『アイアムソロ』 2023年完成予定)が作られているなんて、人気の証とは言えないでしょうか?
世の中、一流のエリートばかりではない、そう思うわけです。
さて、そんな人物は一体どんな名前をしているのでしょうか?
良い名前なのでしょうか?
それとも悪い名前?
名前に、凶兆が現れているのでしょうか?
さらに、今回は特別に栗城さんの十宮図(テンホロスコープ)を作成し公開致します。
その図に現れていたのは?
それではさっそく言ってみましょう、
まずは人物メモからです、
ドーゾッ!!
人物メモ
栗城史多さんは、1982年生まれ。
元はお笑い芸人を目指していたそうですね。
「ニートのアルピニスト、初めてのヒマラヤ」というテレビ企画で全国デビューしたらしく、この頃から、「冒険の共有」をテーマに掲げ登山を行なっていたと聞いたことがあります。
はじめの頃こそ、デナリ、アコンカグア、キリマンジャロなどの有名高山への登頂が成功をおさめていました。
しかし、その後は途中で登頂断念することが続出。
その頃でしょうね。
冒頭でも書きましたが、テレビ番組内で某登山家から「栗城くんは登山家としては3.5流」言われたのは。
…。
わたしが初めて栗城さんを知ったのは、10年以上前に某FMラジオ(たぶんJ-Wave)に出演していたのを偶然聞いたときのこと。
今ではそこで何が話されていたのかは記憶にありません。
おそらくマスコミに登場したての頃だったように思います。
本の告知で出ていたような…次の登山の予告で出ていたような…。
しかし、栗城さんが話す登山に対する情熱や、なぜ山に登るのか?という動機の内容が異様にポジティブで、キラキラ輝いていたことだけは印象に残っており、それ以来「気になる存在」になっていました。
魅力的な人物だったことは確か、です。
あれから20年ちょっと。
まさかああいう結末を迎えることになろうとは…。
栗城さんの訃報をニュースではじめて聞いた時、意外に重量感の伴ったショックをズシリと腹の底に感じたことを今でも思い出します。
会ったこともなく、知り合いでもないのに、まったく不思議な話ですよね。
今回は、「五格」と「三才配置」を調べてみるところから始めてみましょう。
以下をご参考ください。
姓名判断
名前:栗城 史多
画数 | 属性 | 吉凶 | |
ハウス(天格) | 20 | 水 | 大凶 |
ライフ(人格) | 15 | 土 | 大吉 |
ベース(地格) | 11 | 木 | 大吉 |
ジョブ(外格) | 16 | 土 | 大吉 |
マップ(総格) | 31 | 木 | 大吉 |
五格と三才配置が出ました。
数理
パッと見だと、ひじょうに良い名前に見えますね。
はじめて名前を見たときもすぐに画数を調べました。
初見の印象は当時も、
「何かやりそうな人って、いい名前だなぁ」
と思ったものでした。
今から考えるとノンキなものだなぁと思いますが、数字だけを見たらそう思っても無理はありません。
なんせ、単純に、大吉数揃いなのですから。
マップ(総格)は最強画数のひとつ、31「昇天オールラウンダー運」の大吉数。
その他の格にも、
- ライフ(人格)は15「最強ラッキー運」
- ベース(地格)は11「我儘ステップアップ運」
- ジョブ(外格)は16「逆転シンデレラ運」
と有名・有力な大吉数揃い。
- 15と16
- 13と18
この2つの組み合わせは、割と31画を狙う人が好んで選ぶ画数構成でしょう?
よって、数理の部分でだけ言えば、大吉ネームだと言えます。
しかし…。
しかし、姓名判断は「数理」だけがテーマではありません…。
次は「三才配置」の話です。
三才配置
三才配置はハッキリ悪いですね。
三才配置が悪いと、吉数の持つ本来のポテンシャルが発揮されないばかりか、数字の悪い面がクローズアップされる羽目に陥ります。
栗城さんの三才配置は、
「水-土-木」
- 水-土は凶配置。
- 土-木も凶配置。
栗城さんの持っている数字が1系統と、土性(5、6)の2種類であることを考えると、「成功が伸び悩み中途挫折する」という暗示が読み取れます。
三才配置は、ハッキリ「大凶」と言えます。
残念ですが、栗城さんの名前は、実は「ひじょうに悪い名前」だったのです。
これが「姓名判断」の怖さとも言えるでしょう。
十宮図(テンホロスコープ )
さて、最後に栗城さんの十宮図を公開致します。
名前を視覚化すると、さらにいろいろなことがわかります。
まずは、栗城さんのチャートです。
詳細な線の説明は今回も省きますが、簡単に用語解説をしておきましょう。
- Peak : 頂点。運勢の良い時期
- Valley : 谷。運勢の悪い時期
- Event period : 大きな出来事が起こる期間
- Caution : 要注意年
- Death : 死亡年
さて、栗城さんのマップ(総格)は31画。
ということは「1」の場所が0歳(10歳、20歳、30歳…)になります。
お亡くなりになったのは35歳。
つまり、「6」の場所で滑落事故に遭っていることになります。
本来なら6は「運のピーク」を迎える場所ではありますが、実は不吉なサインが2つ出ています。
- 鋭角なライン(三角ライン)
- ベルトが出ている(1-5、0-6)
「鋭角なライン」と「ベルト」は凶兆を示し、とくに「ベルト」は凶兆が強く、コロナ禍でお亡くなりになった有名人にも多数出現していた「相」でした。
このふたつの凶兆のせいで、「ピーク」が「要注意年」になってしまっているのは残念ポイント。
このときの最後のエベレスト登山は、もし登頂が成功したら一気に回復(金銭面、人気)するようなビッグチャンスだったという話も出ていたようですね。
本来なら正しく「ピーク」を迎えるはずだったのでしょうがこういう結末になったことをあらためて考えますと、(少し噂のあった)自ら転落したというよりも、生還前提の活動中のなかで起こったほんの「不注意」からの滑落事故なのかなと考えられます。
還ってきてほしかったなぁ…。
…最後に結論です。
「冒険の共有」をテーマに掲げ生きた栗城さんの名前は、表向き(数理)はひじょうに良い名前に見えましたが「三才配置」、さらに「十宮図」にし視覚的に名前を捉え直してみると、危険が潜んでいる名前であることが判明しました。
良い数字が並んでいるのが、良い名前ではない、ということですね。
命名、改名をお考えの人は是非ご参考ください。
栗城史多さんのご冥福をあらためてお祈り申し上げるとともに、今回の姓名判断ニュースはここまでで終了です。
〈終わり〉