【年末年始の週間天気】大晦日は低気圧通過で荒天の所も 年明けは厳しい寒さに
大晦日の31日(月)は、低気圧が発達しながら日本海から北日本を通過します。
この低気圧が過ぎると日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となりますが、元日・1月1日(日)、東~西日本では夜にかけて西から高気圧に覆われる見通しです。
その後も日本付近は強弱を繰り返しながら冬型の気圧配置が続きやすいでしょう。
■大晦日
低気圧が発達しながら通過するため、日本海側を中心に雨や雪を伴って暴風が吹き、荒れた天気となるおそれがあります。
年末年始の帰省など、移動の際には交通情報を確認するようにしてください。
なお、低気圧が通過するタイミングで上空の寒気が北上するため、東~西日本の日本海側において、積雪のある地域も雪ではなく雨となる可能性があります。
融雪による路面状況の悪化や雪崩などに注意が必要です。
太平洋側も気温が高めで、東京の予想最高気温は16℃(11月中旬並み)でしょう。
朝晩は冷え込むため、調節しやすい服装でお過ごしください。
■元日
はじめは北日本で雪や雨、北陸は山地を中心に雪や雨が残りますが、夜にかけて次第に弱まるでしょう。
冬型の気圧配置となるため、関東や東海、西日本、沖縄では晴れる所が多くなり、初日の出の観測チャンスにも恵まれそうです。
■年明け(2日~5日)
強弱を繰り返しながら冬型の気圧配置が続くため、日本海側では雪や雨の日が多くなるでしょう。
引き続き路面状況の悪化や着雪によ被害、豪雪地帯では積雪の増加に注意が必要です。
お正月が終わってからも冬型の気圧配置が続くため、帰省のUターンラッシュ時、移動の足に影響が出ることも考えられます。
交通状況や天気予報など、最新の情報を確認して移動するようにしてください。
一方、太平洋側は晴れの日が続くでしょう。
この時期らしい寒さとなり、空気の乾燥した状態が続きます。
火の元に注意するほか、風邪やインフルエンザ対策など体調管理も万全にしてお過ごしください。
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