皆さんは、日本の古い街並みを見るのは好きですか？私が住んでいる八王子は、結構古い昔の家が残されています。また、八王子から車で１時間くらい離れた場所には埼玉県川越市があります。川越市の中心地は、小江戸川越と呼ばれる歴史と文化の薫りが漂う場所で、江戸時代の面影を色濃く残す街並み、伝統的な建造物、そして四季折々の美しい風景が特徴です。そして、小江戸川越は、食べ歩きスポットとしても有名で、昨日は、タイムズカーシェアで小江戸川越を訪れていろいろ食べ歩きを楽しんできました😋
ところで、私は50歳を過ぎてから初めて車の免許を取得しました🔰
この記事では、50歳を過ぎたオジサンが初めて車の免許を取るまでの長い苦難の道のりを、赤裸々な実話をもとにご紹介します😅
免許の所得方法と２つの自動車教習所
私は、50歳を過ぎて「車の免許を取ろう！」と決断した時に、どこの教習所に通うのか少し悩みました。免許の取得には、一発試験、合宿や教習所通いなどさまざまな方法があります。そして、いろいろネットで調べていたら、教習所には、指定教習所と届出教習所があることを知りました。
ちなみに、指定自動車教習所と届出自動車教習所の主な違いは、次のとおりです。
・指定自動車教習所は公安委員会の指定を受けた教習所で、届出自動車教習所は公安委員会に届出を出した教習所です。
・指定自動車教習所では、学科教習が必須で、1日の受講は2～3限までという制限があります。一方、届出自動車教習所では学科教習は必須ではなく、受講制限もありません。
・指定自動車教習所では、仮免学科試験や卒検を教習所で受験できますが、届出自動車教習所では運転免許試験場で受験します。
私の家からの移動範囲（自転車で30分くらい）には、指定自動車教習所と届出自動車教習所がそれぞれあります。そこで、両方に「どんな感じのカリキュラムなのか？」という質問のメールを出していました。
それぞれの教習所から返信があり、メールに簡単にカリキュラムの内容が記載されていました。ただ、届出自動車教習所のメールの文章のニュアンスは、個人事業主のような印象で、「親切丁寧に教習しますが、届出自動車教習所なので、実際の試験は公安委員会の試験場で行います」という内容が記載されていました。私は「公安委員会の試験場で試験を受けるのは、自分にはレベルが高そうだな」と考え、結局は指定自動車教習所を選びました😊
セカンドオピニオンを申込む
しかし、指定自動車教習所に通いを始めたものの、私は、なかなかマニュアル車の運転に自信が持てずにいました。「やはり50歳を過ぎてからの免許取得は無理なのか？」や「MT車からAT車に教習を切り替えれば失った自信は取り戻せるのか？」などアレコレ悩んでいました。
そして、ふと選定をしなかった届出自動車教習所のホームページを見ると「ペーパードライバー、失効、取り消し、外免切替、青免の教習」にも対応する旨の記載がありました。そこで、もしかしたら、第1段階のみきわめを目前にした今の私の運転技術について、セカンドオピニオンをお願いできるのではと考えて電話をしました。電話には初老の女性が出て、私は自分の運転への不安を相談しました。すると「ご事情はよく分かりました。問題ないかと存じますので、一度教習所にいらしてください」と電話の女性は応答され、届出自動車教習所にセカンドオピニオンを申し込むことにしました。
広いお庭のような手作りの教習所
電話をして、2、3日後に届出自動車教習所に伺いました。そこは、広い敷地内に2軒の二階建ての家と、平屋の家があり、さらに広いお庭のような手作り感満載の教習コースがありました。そして、そのコースには、とても古いタイプのMT車とAT車が数台ありました。私は「ここの教習所の持ち主は、個人の方なんだ、家の敷地に教習所があるなんて凄いな」と感心しました。
玄関のチャイムを鳴らすと、とても品の良い初老の女性が迎えてくれて、昔の民宿の人が使う宿帳のようなものを私に手渡しました。そして、そのノートに住所と名前を書いたら、平屋の家にあるベンチで少し待つように言われました。
教習の達人現る！
私は、教習所のコースを眺めると、30年以上前の昭和の時代の自動車教習所と雰囲気がそっくりだと感じました。すると、もし教官が怖い人だったらどうしよう😭と少し不安になってきました。しかしスマホで、もう一度教習所の案内を見ると「怖い教官のいない、コースに咲く四季の花々に心癒やされる、アットホームな教習所です。」との記載を見て、きっと教官は優しい方なんだろうなと思いました☺️
コースを眺めていると、立派な梅の木が植えられていて、つぼみを付けていました。そして「ホントに四季の花々が咲くコースだ！」と関心しました🌸
そして、ベンチに座ってスマホをいじっていると、前方にとても強い威圧感を感じました😅
おそるおそる、顔を上げると、そこには、昭和時代の教習所の教官の雰囲気そのままの、とても鋭い眼光を持った老人が立っていました。そして、その立ち振る舞いは、まさに教習の達人でした👨🦳
👨🦳教習の達人「君かね、みきわめの直前だという方は？」
👨私「はい！」
👨🦳教習の達人「では、あの車に乗りなさい！」
そして教習の達人のゆび差す方を見ると、そこにはとても古いタイプのＭＴ車が止まっていました。
私は教習所のホームページを思い出し「怖い教官のいない、アットホームの」って書いてあったよね😅と思いながら、その教官の凄まじい眼光に、すぐに帰りたい気持ちでいっぱいになったのでした😭
小江戸川越は有名な食べ歩きスポットです😋
