シフトレバーのボタン、いつも押してませんか? |
AT車のシフトレバーにはボタンが付いていますが、
そのボタンは、いつ押していますか?
レンジを変える時にはいつも押している、というドライバーも
珍しくないのですが、
その行為は、実は危険を孕んでいることを承知しておいてください。
まず、AT車のシフトレバーは、
「ボタン操作が不要なポジション」と、
「ボタン操作が必要なポジション」とが有ることをご理解ください。
車種によって異なりますが、多くの車では、
「N⇔D⇔(3⇔)2」の間はボタンを押さなくても動きます。
そして、「R」に“入れる時”と「L(または1)」に“入れる時”に
ボタン操作が必要(「R」・「L」から“抜く時”にはボタン不要)、
「P」は、“入れる時”も“抜く時”もポタン操作が必要、
となっています。
これは、俗に「馬鹿よけ」と呼ばれる、人為的なミスを防ぐ機構ですね。
例えば間違えてバック(R)に入れてしまう、といったことが無いように、
ドライバーに敢えて意識して操作させるための仕組みです。
そう考えてみると、
常にボタンを押して操作してしまっては、
その「馬鹿よけ」が働かないので、
うっかりミスの発生する可能性が高まるのです。
ですから、
「ボタン不要のポジションでは押さない」
という習慣を付けるべきでしょう。
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