愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

グスタフ・クリムト part.11 

《マフを持つ貴婦人》(1916年)

《花嫁》(1917〜18年)

《希望Ⅰ》(1903年

《鬼火》

《希望 II》(1907-1908年) ニューヨーク近代美術館

アッター湖》(1900年)

《リーザー嬢の肖像》(1917年)

水蛇Ⅰ》

女友達》

これはクリムト脳卒中で亡くなる1年前の1917年に制作を開始したものだが、肖像画のモデルは、実業家アドルフ・リーザーの当時18歳だった娘マルガレーテ・コンスタンツ・リーザー(1899-1965)とされているが、新たな調査によると、別の女性の可能性が高く、クリムトの死後、リーザー家に贈られた。その後、リーザー家はナチスユダヤ人排斥法によりゲットーに送られて。1943年にそこで殺された。《リーザー嬢の肖像》は1925年以降、数十年間行方不明となっており、1960年代にリーザー家の法定相続人が取得し、3代にわたって受け継がれてきたという。そして、今年4月25日、オークションが行われ、香港の匿名のコレクターが予想最低価格の3200万ドル(約50億円)で落札した。

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