
漫画「かりそめの公爵夫人」は原作Jin Seaha先生、漫画Han Jinseo先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「かりそめの公爵夫人」114話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
かりそめの公爵夫人114話の注目ポイント&考察予想
クロードは、イヴォナには聖剣との相性の問題でうまくいかないと伝えていましたが、実は古代遺跡でイヴォナを助けた時に体に黒魔力が入ってしまったのです。
そのため、聖剣に反発されるようになっていたのでした。
このことが理由でイヴォナに軽蔑されて捨てられるのではと怖くなって逃げ出したクロード。
クロードはイヴォナを愛しているのですが、イヴォナは婚約者のガスパルから逃げるため、魔王と倒すために自分と契約結婚しただけなのだと思いこんでいます。
自信を失ったクロードを、追いかけてきたイヴォナはぎゅっと抱きしめて、優しく微笑んでくれました。
そして、夜空を見上げているマントを被った一人の男がいて・・・。
この男は何者でしょうか?
かりそめの公爵夫人114話の一部ネタバレ込みあらすじ
夜空を見上げている謎の男
自分の計画が予定より狂って台無しになった事に腹を立てています。
魔王軍の総司令官シューべミツと聖剣の持ち主クロードが戦う事は想定内でした。
ところが、イヴォナが神獣王を召喚したのです。
謎の男が見た前世では、秘笈の実験をしないと神獣王の召喚はできませんでした。
しかし、イヴォナは秘笈の実験をしたような様子はありません。
謎の男の計画
もし、イヴォナが神獣王を召喚しなかったら、秘笈の実験をして力を手にしたトリスタンがシューべミツに向かっていったはずです。
その時に、魔力を暴走させて封印を解いて魔王の肉体を召喚し、ガスパルの身体に移すつもりでした。
しかし、ガスパルは身体だけで、魔王の精神はクロードに入っています。
魔王の心臓と肉体は、互いに引き合って、最後はクロードがガスパルを吸収して魔王として覚醒するはずです。
トリスタンの言い訳
そこへ、トリスタンがやってきて、神獣王の召喚ができなかったのは自分のせいではないと言い訳しました。
イヴォナの人生を踏み台にし、恋人ガスパルも死なせたのに、自分が被害者のように振舞うトリスタン。
謎の男は、秘笈の実験で体を壊したトリスタンの治療をすると約束していました。
マントを取って顔をあらわにした謎の男にトリスタンは驚愕します。
謎の男はハルネタル教の大神官ベネディクト!
最も尊い存在の神の僕がどうして姿を隠して行動しているのか不思議に思うトリスタン。
ベネディクトは、自分はガスパルとトリスタンについては秘密を守るので、トリスタンも自分の事は話さないという禁止魔法をかけると提案しました。
その提案を受け入れたトリスタン。
トリスタンは秘笈で得た魔力がなくなっても、自分には美しい容姿と話術があるからたぶんうまく生きていけると考えていました。
神官ベネディクトの神力によって、トリスタンの身体から息苦しさや痛みが消えていきます。
醜い顔で声も失い文字を書くこともできなくなったトリスタン
ところが、醜い顔の傷やあざは消えていませんでした。
病気ではないので消せないと話すベネディクト。
その上、禁止魔法を承諾したせいで、トリスタンは話すこともできず文字も書けなくなりました。
ベネディクトの部下達に引きずりながら連れて行かれるトリスタン・・・。
かりそめの公爵夫人114話の感想&次回115話の考察予想
マントを被って顔を隠した謎の男の正体がついに明らかになりました。
神官でありながら、ベネディクトは魔王を復活させてこの世を自分が支配したいのでしょうか?
イヴォナに計画を狂わされていらついているようですが、まだガスパルとクロードは生きているので、計画を続行させることは可能ですよね。
魔王の精神が入ったクロードが無事ならいいのですが気になります。
そして、裏切者のトリスタンは、最後は醜い姿のまま、声も出せず、文字もかけない悲惨な末路となってしまいました。
ガスパル同様に、こちらも最悪なことになってしまい、少しトリスタンが気の毒です。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』114話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- トリスタンやガスパルを助けて支配していた男の正体は、神官ベネディクトでした。
- 魔王の精神はクロードに、魔王の肉体をガスパルに移して、2人を融合させて魔王を誕生させようと計画していたベネディクト。
- トリスタンは、ベネディクトによって体の痛みは直りましたが、顔の醜い痕はそのままで、声も出せず文字も書けなくなってしまいました。