こちらのページを上から下まで読んでいただくことで、最新話から最終回まで『かりそめの公爵夫人』全話のネタバレ内容が網羅できちゃいますよ♪また完結まで、しっかりと最新話を追っていけるように読まないと!
『かりそめの公爵夫人』のネタバレ&感想全話まとめ一覧
気になるところを読んでみてガオ!
「かりそめの公爵夫人」ネタバレ一覧 | ||
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第154話 |
2025年1月8日更新!
『かりそめの公爵夫人』1話ネタバレ・イヴォナは平凡な貴族令嬢なんかじゃありません!
特徴の無い地味な顔立ち、平凡な家柄、それが平凡な貴族令嬢イヴォナ・ボルトです。
そんな平凡な彼女は、豊満な体の持ち主でした。それは男性たちの嫌らしい視線を集めました。
そんな男性たちに嫌気が指していたとき、目の前に現れたのが、ギーズ公爵家のガスパル男爵です。
ガスパルはイヴォナに、ボルト家に伝わる禁断の秘術をやってくれと頼みます。
ガスパルの愛が冷めてしまうのを恐れ、とうとう禁断の秘術を実行してしまいますが・・・。
『かりそめの公爵夫人』2話ネタバレ・愛する人々の裏切りがイヴォナを失意の底に落とします。
初めから成功するはずのない実験だとわかったイヴォナでしたが、もう、後には引けません。
繰り返し実験を行いました。その結果、自分の命を犠牲にすることになってしまいました。
もうすぐ死ぬのだと悟ったイヴォナは、ガスパルのためになるならと力を貸すことを惜しみません。
最後に一目ガスパルに会いたいと思ったイヴォナの目に映ったのは自分の愛している人が別の誰かに愛をささやく姿でした。
そこで、イヴォナはとうとう、力尽きてしまいます。
遂に自分は死んだと思ったのに、目覚めると、そこは自分の部屋で・・・。
『かりそめの公爵夫人』3話ネタバレ・イヴォナは強い女性に生まれ変わって人生再スタートです。
一年前の自分に転生したとわかったイヴォナは状況を整理します。
色々な状況が次第に整理できてきて、諸々を考えた結果、イヴォナはなんとかしてガスパルの口から婚約破棄を言わせるしかないと思ったのでした。
もう、ガスパルの愛などいらないと決めたイヴォナはこれまでとは違った態度でガスパルに接します。
さあ、イヴォナの復讐劇のはじまりです。
人が変わったようなイヴォナの態度に呆然とするガスパルですが、それをさておき、本題に入るのでした。
2週間後に開かれる南部の祭りで召喚術を披露したいと言うのですが・・・。
『かりそめの公爵夫人』4ネタバレ・ーイヴォナの態度にガスパルは?ー
少しも悪びれる風ではないイヴォナの態度に、ガスパルも怒り心頭です。
とうとう、どんなに自分が馬鹿か思い知るが良いと捨て台詞を残し、帰ってしまいました。
イヴォナとケンカしたガスパルは、さっそくボルト家への援助を打ち切りました。
これまで同様の生活ができなくなった父親は、イヴォナを責めます。
娘も幸せも考えず怒るだけの父親と、そんな父親の言うことを気にもしないイヴォナとの対立がより一層深まりそうになったとき、優しいいとこのトリスタンがやってきました。
『かりそめの公爵夫人』5話ネタバレ・トリスタン、ピンチ!どう切り抜ける?
イヴォナのわがままをいさめるトリスタン。
イヴォナはこれを逃す手はないと、トリスタンに援助の話をふります。
トリスタンは、言いました。
イヴォナのわがままのせいで、トリスタンの家もガスパルからの援助がなくなって困っているのだと。
それは嘘だと知っているイヴォナが反撃の一撃をお見舞いします。
トリスタンのところには、イヴォナのところにくるはずだった援助の品の数々が、これまでの援助に上乗せして届いているはずだと切り返しました。
イヴォナは神獣アスランによる調査場面を見せます。
そこには、数々の高価な品が次々と届けられている様子がはっきりと映し出されていました。
『かりそめの公爵夫人』6話ネタバレ・別人のようなイヴォナの策略が本格的にはじまります!
前世の記憶を元に、魔力を上昇させる効果があるという試薬を作るため、材料となるキリダンの実を町まで買い出しにきていたイヴォナは、偶然ガスパル男爵とトリスタンにばったり出会います。
イヴォナはすかさず神獣「ハスラート」を出し先手を打ちます。
巷では神獣ハスラートはガスパルの神獣として評判ですから、自分の神獣ではなくイヴォナの神獣だとばれるのを恐れたガスパル男爵はとうとう下手に出ます。
それを見たイヴォナは面白がってエスカレートするばかり。
ガスパルに愛していると証明しろと詰め寄ります。
さらには、お願いしても到底無理と思われるお願いをガスパルに申し出るのでした。
『かりそめの公爵夫人』7話ネタバレ・イヴォナがいよいよあの人に会いに行きます!
パラマ帝国では未婚の人は不完全であるとみなされます。
クロード・アゼンタインは生まれも名家、才能にあふれ、おまけに聖剣の持ち主で多くの功績をあげ、人々の支持も得ている人物でありながら、未婚というだけで中途半端な公爵とささやかれていました。
クロード・アゼンタインは25歳。
多くの人々が爵位を継承する前に結婚するといった風潮のなか、その年まで独身でいることはとても珍しいことです。
自分の問題を解決できるのは、こんなクロード・アゼンタインしかいないとイヴォナは彼に会いに行くのでした。
『かりそめの公爵夫人』8話ネタバレ・エレガントなドレスと瞳でイヴォナの魅力は全開モードです!
舞踏会に訪れいた人々も気品漂うダスティブルーのドレスをまとったイヴォナに注目します。
彼女の瞳の色と同じ色のドレス、やはり、このドレスにしたのは正解でした!
会場にいるみんながアゼンタインのことを素敵だと褒めているかと思いきや、
自分の事は棚に上げて、陰でひそひそと悪口をいう人がいます。
アゼンタインが人に囲まれてしまい、イヴォナが彼に全く近づけずにいる間に、今日の主役は自分だと言わんばかりの、「社交界の華」と呼ばれるにふさわしい、華やかで美しい娘がアゼンタインに近づき挨拶しています。
彼女はジュリア・ケルドン、アゼンタインの言い様からすると、どうやら名家の娘らしいです。
『かりそめの公爵夫人』9話ネタバレ・イヴォナのプロポーズ大作戦が好スタートのようです。
舞踏会の会場では、話しかけるタイミングを逃してしまい、アゼンタインの後を追いかけて庭にでてきたイヴォナに、邪魔が入ります。軽薄な若い貴族が絡んできました。
イヴォナが、はっきりと拒絶しているにもかかわらず、執拗に絡まれ困っていたところに、アゼンタインが現れて助けてくれました。
こうして、イヴォナは、運良く、アゼンタインと話す機会を得たのでした。
イヴォナが礼儀正しく、助けて貰った礼を述べ、本題を切り出そうとした途端、その空気を読み取り、いつもの若い娘のお決まりのパターンだと、冷たく突き放そうとしたアゼンタインに対し、間髪入れずイヴォナは愛くるしい神獣シャルルを召喚します。
そして神獣シャルルの力を借り、イヴォナは単刀直入にアゼンタインに結婚して欲しいと切り出しました。
『かりそめの公爵夫人』10話ネタバレ・腕のいい召喚師とは実はイヴォナだったのです!
赤髪の剣士に一睨みされ、一瞬立ちすくむイヴォナでしたが、すぐさま神獣アスランの力を借りて難を逃れました。
一方、イヴォナ同様に不穏な空気に感づいたアゼンタインは町中で、爆弾とおぼしきものを破壊していますが、数が多く切りがありません。
そんなところへ、先程の赤髪の剣士とばったり遭遇します。
このテロ活動に、危険な召喚師が関わっているようだとアゼンタインに忠告しました。
召喚師と聞いて、アゼンタインは、それはもしやと言う考えがよぎります。
町の広場では、テロの邪魔をされた実行犯の一人が、少年を人質にとって叫んでいます。
そこにさっそうと現れるアゼンタインでしたが、アゼンタインには人質となっている少年の命など気にする風でもありません。
聖剣を捨てなければ人質の命はないと脅すテロリストに、聖剣を捨てる様子がないアゼンタインを見て、町の人々は文句を言うのでした。
『かりそめの公爵夫人』11話ネタバレ・イヴォナの笑顔にアゼンタインの胸もトキメキます。
今にも大爆発に巻き込まれそうなアゼンタインのピンチを救ったのは、イヴォナでした。
神獣の力を借りて、大爆発を防ぎ、アゼンタインも町の人々も無事助けたのでした。
イヴォナはこれからはアゼンタインのことは、私が守るから安心してくださいと微笑みました。
守ってあげるなんて言われたこともなければ、求められるばかりで、自分のことを気に掛けてもらったことのないアゼンタインは少し戸惑いますが、イヴォナの優しい笑顔に何故か、悪い気になれません。
そんな二人の頭上に花火が打ち上げられ、その花火を嬉しそうに見つめるイヴォナに少し胸がときめくアゼンタインでした。
『かりそめの公爵夫人』12話ネタバレ・イヴォナが遂に結婚?アゼンタインから求婚されます!
ガスパルがイヴォナの指にはめたイペリアの祝福の指輪をみながら、自分が本気で愛する人より野望を優先したガスパルを心底軽蔑したイヴォナでした。
そして、こんなにも卑劣な男のために命まで捧げた過去の自分を後悔しました。
気を取り直し、ガスパルに指輪はもらえないと拒否したイヴォナ。
もう、ガスパルのことなど、なんとも思っていないし、他に好きな人がいるのだと伝えます。
その人は、ガスパルとは比べものにならないくらい立派な人だと、その人はアゼンタインだと・・・。
『かりそめの公爵夫人』13話ネタバレ・イヴォナの召喚術で、皇帝陛下もみんなの心もハッピーです。
ガスパルの返答に、舞踏会会場のみんなの注目が集まる中、ガスパルは、自分がこのピンチを乗り切るための言い訳を、必死に考えました。
もし、イヴォナの話を否定し、あまりにも自分に都合のよい話をしたならば、きっとイヴォナはもっとひどい暴露話をするに違いない、それならば、ここはイヴォナの話に合わせておこうと思いました。
ガスパルの返答を聞いた皇帝陛下は、是非、秋の討伐に、イヴォナも同行してくれないかと言い出します。
『かりそめの公爵夫人』14話ネタバレ・イヴォナへ、優しいトリスタンは本当は策士ですよ!
パラマ帝国の二大貴族であるギーズ家とアゼンタイン家。ともに息子は一人ずつ、どちらも次期皇帝候補。
アゼンタインは何もしなくても人々に賞賛される。それに引き換え自分は何をやってもアゼンタインに勝てない。
そんな風に自分のことを思っていたガスパルの前に優しい言葉と笑顔で近づいてきた若者がいました。
そう、イヴォナのいとこ、トリスタンです。
彼はアゼンタインはただ名家に生まれたという運がよかっただけの話だと、人としての才能や実力はガスパルの方が上なのだと。
『かりそめの公爵夫人』15話ネタバレ・イヴォナはアゼンタインとの格差に驚くばかりです。
悩むトリスタンとガスパルをよそに・・・
イヴォナは、アゼンタインが迎えによこした馬車に揺られています。
短期間の使用しかない質素な別宅に来てくれないかと行ってみれば、それはイヴォナのお屋敷とは比べものにならないくらいの大豪邸でした。
少ないと聞いていた使用人もずらりと勢揃いし、イヴォナを出迎えます。
そこへ代表して、イヴォナに挨拶し案内を申し出てくれたのが、執事長のステファンです。
若いのに、アゼンタインに認められている優秀な人物です。
イヴォナは一目見て、彼が普通の人ではないと見抜きます・・・。
『かりそめの公爵夫人』16話ネタバレ・イヴォナの笑顔が見たいアゼンタインは努力します!
イヴォナが着るのだから、好きに選べばいいという、優しいアゼンタインの言葉をきき、イヴォナは少し困った顔をします。
何故でしょう?
ブティックに入って、ドレスを見ようとしたその時、気付きました。
なんと、手をつないだままだったのです。
手を離してしまったら、失礼になるかな?不自然かな?などと考え、何気なくそっと手を離そうとするイヴォナに対し、ぎゅっと強く握り返すアゼンタインでした。
その様を見たイヴォナは、人前では、婚約者らしく振る舞おうとしてるのだと、少しだけ寂しく思うのでした。
『かりそめの公爵夫人』17話ネタバレ・イヴォナはジュリアの嫌み攻撃に耐えきれるのでしょうか?
毎日のように、アゼンタインから、イヴォナも元にプレゼントが届きます。
今日の贈り物は、「カルンデスの星」です。
伝説の宝石です。これには、ボルト家の召使い達もびっくりです。
しかし、イヴォナはため息です。
アゼンタインがイヴォナの言葉を誤解してしまったことに、少し困惑気味なのです。
いよいよ、皇女殿下の誕生祭です。
招待客は限られたごく一部の人のみです。
今回は、アゼンタインの婚約者として、イヴォナも招かれています。
召使いの一人が、皇女殿下の誕生祭に、「カルンデスの星」を付けていってはどうかと進言し、これにイヴォナも頷きました。
『かりそめの公爵夫人』18話ネタバレ・アゼンタイン、早く戻っておいで。イヴォナが待ってます。
イヴォナを煽って、底の浅さを露呈させようと必死なジュリアと取り巻き連中。
しかし、イヴォナはそんな誘いにはのりません。
動揺しないイヴォナを見て、ジュリアの攻撃はさらにヒートアップします。
刺繍を見れば、女性のレベルが分かると言い、イヴォナに、さぞや刺繍の腕前も凄いだろうから、指導して欲しいとまで、言ってきます。
ジュリアはさらに追い打ちを掛けます。
刺繍は妻としてのたしなみだから、それができないなんて、よく恥ずかしくないものだと。
そんなことでは、アゼンタイン公爵が恥をかきますよと。
しかし、イヴォナは、余裕の笑みを浮かべながら、答えました。
アゼンタイン公爵は、そんなことで妻を判断するようなちっぽけな男ではありませんと。
『かりそめの公爵夫人』19話ネタバレ・イヴォナとアゼンタイン、二人の思いは同じベクトルのようです。
扉から入ってきたのは、そう、アゼンタイン公爵でした。
ご令嬢たちがざわめく中、まっすぐにイヴォナの元へ歩み寄るアゼンタイン。
そして、イヴォナに会いたい一心で、一生懸命早く歩いたから、お腹がすいたと言います。
一緒に食事でもどうかと尋ねられたイヴォナは、にこりと微笑み会場を後にしました。
そんな二人の熱くて甘い様子を見ていた会場のご令嬢たちも、本当に羨ましそうでした。
アゼンタインは食事をしながら、イヴォナに言いました。
もっとイヴォナ自信のことについて聞かせて欲しいと。
イヴォナは、なぜピアスを開けていないのかと・・・。
『かりそめの公爵夫人』20話ネタバレ・いよいよイヴォナの刺繍とジュリアの刺繍の優劣が決します。
さて、いよいよ、ジュエリー工房の方からピアスについての説明が始まりました。
それは、この世に一つだけのピアス、特別なものでした。
5個がセットになっているピアスは美しく、イヴォナも見とれています。
しかし、ピアスには、まだ秘密がありました。
そう、魔法がかけてあったのです!
わざわざ付け替えなくても、今つけているピアスのそばに他のピアスを近づけただけで、付けているピアスが、変身するというのです。
形が変わるだけで、重さなどは変わらないから、重さの違いは感じられないということでした。
さらに、通信魔法をかけてあるから、有効に使えるだろうと、二重魔法まで施しています。
なにゆえ、そんなに自分に配慮してくれるのだろうか?イヴォナは不思議に思いました。
自分に、そんな価値はないのではないか・・・と。
『かりそめの公爵夫人』21話ネタバレ・ジュリアのピンチを救ったのはイヴォナでした!
皇女殿下は、皆さん、お上手ですねとお言葉を発しました。
しかし、心の中では・・・。
そんなとき、一枚のハンカチが目にとまりました。
そうです、イヴォナのハンカチです。
イヴォナの刺繍は、大きな羽根を広げ雄大に空を舞う鳥(多分鷲)でした。
可憐な花やかわいらしいリボン、小鳥などではなく、まさしく雄々とした大きな鳥です。
他のどの作品とも違うモチーフに興味を惹かれたのでした。
会場の招待客も驚きましたが、選ばれたイヴォナが一番びっくりしています。
刺繍に自信があったジュリアは顔面蒼白です。
『かりそめの公爵夫人』22話ネタバレ・イヴォナの父親とも、きっぱりさっぱりおさらばです。
一人、中庭で落ち込んでいるジュリア。
これからどうやって生きていけばいいのだろうと悩んでいたところへ、二人の酔っ払った貴族が現れて執拗にからんできました。
そんなピンチを、救ったのは、そうイヴォナです。
しかし、突然の出来事で、呆けている間に、イヴォナの姿はなく、残されたジュリアは、悶々とした気持ちのまま考え込むのでした。
女性は、守ってもらえるように、か弱く、しとやかで、きれいであればいい。
そして、男性の選択をただ待てばよいのだという女性としての価値観が根底から崩れてしまったのです。
これから、自分は一人の人間として、人間らしく生きられるだろうか?
人生においてもっとも重大なテーマについて、向き合おうとするジュリアでした。
『かりそめの公爵夫人』23話ネタバレ・イヴォナがホテルの料理長に意地悪言って遊んでいます。
ボルト家での出来事をイヴォナから聞いたアゼンタインは、今夜の泊まるあてはあるのかとイヴォナに尋ねます。
行く当てのないイヴォナのために、アゼンタインはパラマ帝国一のホテルを手配しました。
やはり、結婚前の婚約者を、自分の屋敷に泊めるのは、何かとうるさいらしいのです。
アゼンタインが手配した、「サイテリス」は、パラマ帝国一のホテルで、誰もが簡単に泊まれるようなところではありません。
自分が、そんなホテルに泊まっていいのだろうか?と悩むイヴォナですが、依然、アゼンタインに好意は素直に受け容れて欲しいと言われたのを思い出し、ここは、遠慮するのは止めることにしました。
ホテルの思った以上のおもてなしに戸惑うイヴォナですが・・・。
『かりそめの公爵夫人』24話ネタバレ・イヴォナの幸せのため、出たがりの皇帝陛下が一役かいます。
これまで、大神殿で、結婚式が行われたことはありません。
誰も、結婚式を挙げたことがない大神殿で、結婚式を挙げるとなると、人々が何かとうるさく言ってくるのではないかとイヴォナは気にしていました。
アゼンタインにとって、そんなことは、何の問題にもなり得ないと平然としていました。
いよいよ大神殿の扉が開き、新郎新婦が入場してきました。この世界では珍しい、新郎新婦の同時入場です。
素敵な新郎新婦に、会場もざわめきます。さて、司会者様からお祝いのお言葉を頂戴・・・?
司会者様? お祝いのお言葉を頂戴?丁寧すぎやしませんか?
むむむっ!なんと、司会者様は、皇帝陛下でした!
『かりそめの公爵夫人』25話ネタバレ・イヴォナ、心の準備はいいですか?結婚式の後は初夜ですよ。
初夜のため、イヴォナの寝間着は、とても清楚かつ、花嫁らしいものです。
しかし、契約結婚だということで、さすがに、イヴォナもアゼンタインも初夜は想定していません。
緊張する二人・・・。
イヴォナは、アゼンタインにこちらを見ないでほしいと頼むと、とうとう、シーツでぐるぐる巻きになってしまいました。
これで大丈夫!セクシーな寝間着を見られずに済みます。
ふと、ベッドの脇に置かれていた、食べ物や飲み物が目についたイヴォナは、食べたいと言い出しました。
それを聞いたアゼンタインは、まるで、子犬に餌でも与えるかのように、イヴォナの口まで運びます。
そんなアゼンタインの様子をみて、少し緊張がほぐれたイヴォナも、ようやく、柔らかく微笑むことができました。
『かりそめの公爵夫人』26話ネタバレ・イヴォナにまた試練です、昨日の味方は今日の敵なんです!
初夜の翌日は、寝室から出てこないのが普通だというのに、朝からきちんと食事して、アゼンタインは視察に出かけてしまいました。
こんな様子をみていた屋敷の人間達は、ひそひそと話しています。
急に、アゼンタインが恋に落ちるとかおかしいと思っただの、イヴォナのことを大事にしているというのは嘘だのと好き勝手言ってます。
そんなところへ、一人だけ、元気にイヴォナに声を掛けてくる召使いがいます。
ボルト家から連れてきた、セリーです。
メイド長のジャンヌがイヴォナに挨拶するために一歩前にでてきました。
アゼンタインのお城の中を案内してくださるそうです。しかしこのジャンヌ、心の中で密かに思っています。
イヴォナがアゼンタインにふさわしいか、見極めたいと・・・。
『かりそめの公爵夫人』27話ネタバレ・イヴォナ、目的のキリダンの実までもう少しですよ!
夕方になり、アゼンタインが視察から帰ってきました。
お出迎えをしようと、イヴォナは玄関に向かいますが、ふと考えます。
どんな顔で、お出迎えをしたら良いのだろうかと。今朝のあの気まずい雰囲気をどうしたものかと。
その様子を見ていたジャンヌは、イヴォナが疲れているならば、お部屋に入っていても良いのではないかと進言しますが、イヴォナは、若き日の自分の父親と母親のことを思い出し、やはり自分はきちんとお出迎えをしたいと言いました。
イヴォナの父は、朝から晩まで、遊び呆けて、帰りを待つ母親と娘のことを顧みることはありませんでした。
そんな家庭にはしたくないと強く思うイヴォナでした。
『かりそめの公爵夫人』28話ネタバレ・イヴォナの大事なキーアイテム、キリダンの実をゲットだぜ!
いよいよ、キリダンの実が収穫されている倉庫の扉が開かれました。ものすごい量のキリダンの実です。
キリダンの実の栽培に関して、いくつかの疑問を持っているイヴォナは、その土地の人間に尋ねました。
なぜ、アゼンタインの領地でしか、キリダンの実が採れないのかと。
しかし、その土地の人間も詳しい理由までは知らないと言うのです。
そこで、せめてキリダンの実が育つ場所を教えて欲しいというイヴォナ。
特に気候などが影響している風ではないなぁ・・・と地図を見ていると、騎士団長のバリトンがあることに気付きます。
『かりそめの公爵夫人』29話ネタバレ・イヴォナがピンチです。ホントの敵は魔獣か人間か?
険しい山道を、城へと急いで戻ろうとしているイヴォナたちに、魔獣が襲いかかりました。
そこにいたのは、上級魔獣マロンゴ。
イヴォナを守ろうと、陣形をもって、魔獣と対峙しようとしているバリトンと騎士団。
しかし、魔獣マロンゴの外皮は、硬いのです。騎士団の振り下ろす剣を寄せ付けません。
ひらり、騎士団長が宙を舞い、マロンゴの目に一突き。見事、マロンゴを討ち取りました。
安心したのもつかの間、つんざくような叫び声とともに、十体にも及ぶ数のマロンゴに取り囲まれてしまいます。
このままでは、イヴォナが襲われてしまう!
とっさに判断したバリトンは、自分が囮になって、イヴォナの乗る馬車からマロンゴを遠ざけようとしますが・・・。
『かりそめの公爵夫人』30話ネタバレ・イヴォナは魔力が尽きながらも、信頼する夫の元に。
よろめきながら、馬車を降りようとした目の前に、いつかの赤髪の剣士が立ち塞がります。
イヴォナは、祭りの夜での、凍るような感覚を思い出し、緊張せずにはいられません。
あなたは何者ですかと尋ねても、赤髪の剣士は、今は助けに来ただけ、と言ってはぐらかします・・・。
イヴォナは、こうしている間にも、一人で森に入っていったステファンが心配になり、後を追いました。
本来の姿に戻り、何かを探しているステファン。
きっと嫌な臭いの正体を探しているのでしょう。それは一体何なのでしょうか?
『かりそめの公爵夫人』31話ネタバレ・イヴォナを傷つけるヤツは許さない!アゼンタインが激オコです。
神獣を召喚し、魔獣マロンゴを撃退したのは、よかったのですが、それによってイヴォナは魔力をほとんど使い切ってしまいました。
そして、城に到着するなり、倒れ込んでしまいます。
そこへ、ちょうど戻ってきたアゼンタインがイヴォナの様子を見て、自分の無力さを実感し、このような事態になった憤りを露わにします。
イヴォナは朦朧とする意識の中で、前世のことを思い出していました。以前にも、こんなことがあったなと。
醜い姿を人に蔑まれ、誰にも触れられることさえなかったイヴォナが、傷つき疲れ倒れたとき、何の躊躇もなく抱きかかえ、解放してくれた。あれも、アゼンタインだったなと・・・。
『かりそめの公爵夫人』32話ネタバレ・アゼンタイン家に仇なすものは、イヴォナが許しませんよ!
そもそも、何故、バドランが召喚師狩りをしたのか?それは、前世において、魔王軍を呼び出したのが、召喚師だったからです。
魔獣が次から次に現れて、終わりなき闘いはまるで地獄絵図のようでした。そして、その魔王軍に手を貸した召喚師は全て殺されました。この現世では、まだ、魔王軍を召喚師が呼び出してはいません。
バドランが召喚師に対して否定的な見解を持っているのでは?と考えるのは、イヴォナ自身の偏見なのかもしれないそう思いつつも、やはり不安を拭いきれません・・・。
『かりそめの公爵夫人』33話ネタバレ・イヴォナ達の潜入大作戦の幕があがろうとしています。
バドランはイヴォナに言いました。
今回の競売場の件には、イヴォナに関わって欲しくないと。
自分にも計画があって、アゼンタインが関わることでさえ、計画がうまくいかなくなりそうな気がしているのに、イヴォナまで関わるとなると、もう、どうなるかわからないからと言うのです。
イヴォナはペイグリンに、自分の限界を自分で決めてはダメだと以前アドバイスしていました。
そうやって、一つずつ、物事を良い方向に変えていけば、より良い未来に近づくと思っていたからです。
もし、ペイグリン令嬢に召喚術を教えて、彼女が召喚師になった場合、そして、バドランの召喚師に対する対応が変わらなければ、ペイグリンは、前世の記憶と同様に抹殺されてしまうかもしれません。
そうはさせないと、強く誓うイヴォナでした。
『かりそめの公爵夫人』34話ネタバレ・アゼンタインの金に物言わす作戦にイヴォナも困り顔です
アゼンタインの領地にある競売場ゼニシトに潜入したアゼンタイン、イヴォナ、バドラン。
競売場では、仮面を付けての入場となっているので、三人とも仮面を付けています。
最近、イヴォナに贈り物を買っていなかったと思っているアゼンタインは、これをいい機会と捉え買い物する気満々で、作戦に臨んでいます。
一方、イヴォナは、贈り物はさておき、この場は身分を隠さなければならないことから、アゼンタイン公爵と呼ぶことも、クロードと呼ぶことも封じられ、仕方なく「あなた」と呼ぶことに照れを隠せません。
それに対し、妻の使うものはたくさんあっても足りないくらいだと、どや顔のアゼンタイン。
こんな会話をそばで聞いていたバドランは、作戦が失敗しそうで気が気ではありません。
そんな、バドランの心配をよそに、そそくさと、イヴォナと共にもっと前の席に移ってしまうアゼンタイン。
さて、そろそろオークションがはじまりそうです。
『かりそめの公爵夫人』35話ネタバレ・イヴォナが望むなら、一億や二億は端金だぜ!Byアゼンタイン
競売場ゼニシトでの、最後の出品は、少し地味目のブローチでした。
そのブローチは、見た目こそ、派手ではありませんが、魔力が込められていて、つけている人物を守る働きをしてくれるという特別なものです。
それは、実は、イヴォナの母親が持っていたものでした。
母親の家に代々伝わる貴重な家宝で、母親が嫁ぐ際に祖父母から贈られたものでした。
そんな母親のブローチを目にしたイヴォナは固まってしまいます。
母親の身に何か起こったのかもしれないと不安になりながら、イヴォナはブローチの経路を調べれば、きっと何かわかるだろうと考えました。
その異変に気付いたアゼンタインは、イヴォナにどうしたのかと尋ねます。イヴォナは一言、あれは自分にとって大事なものだと答えました。
『かりそめの公爵夫人』36話ネタバレ・イヴォナ、大活躍!アスラン、ハスラート、やっておしまいなさい!
ティグル族の宝石眼を見たイヴォナはこみ上げる怒りを抑えつつ、アドルフに尋ねます。
これはティグル族の宝石眼なのかと。
この質問を、価値がわかる客でラッキーと思ったアドルフは、喜び勇んであっさりと認めてしまいます。
アゼンタインは慎重にことを進めていきます。
異種族の売買そのものが、禁止になっていて、本来取引は出来ないはずではないのかと尋ねました。
よもや、自分を騙そうとしているのではなかろうな?・・・と。
この質問に、ちょっとむかついたアドルフは、血相を変えて、偽物などではない、本物のだ!と返します。
ごめん、ごめん、大切な妻への贈り物なのだから、こちらも慎重なのだよと、アゼンタインは透かします。
この答えにほっとしたアドルフは上機嫌で続けました。
ティグル族の居住地を襲撃して自らが入手したのだと・・・。
『かりそめの公爵夫人』37話ネタバレ・イヴォナの第2の課題、錬金術師をGETしました!
この辺りに生命反応はありませんという、イヴォナの一言を聞くと、アゼンタインが静かに聖剣を抜きました。
すると、どうでしょう!
一筋の金色の光が辺り一面を照らしたかと思うと、一瞬にして、競売場が吹き飛んでしまいました。恐るべしっ!聖剣!
これを見ていた競売場の代表アドルフは、その男の正体がアゼンタイン公爵だとこのとき初めて気付きました。
イヴォナは、囚われていたティグル族の青年に近寄ります。体中傷だらけです。
囚われていた心中を察したイヴォナは、彼の傷をアスランの術で少しだけ治癒しました。
こんなやさしさに触れた青年は、名前を教えて欲しいとイヴォナに言いました。
イヴォナは、優しく微笑みながら、名前を告げたのでした。
『かりそめの公爵夫人』38話ネタバレ・俺の妻をイヴォナと呼んでいいのは俺だけだ!Byアゼンタイン
ずっと望んでいた錬金術師を見つけたイヴォナはとても喜んでいます。
今回は、材料の制限があること、秘密を守ってくれることなど望む条件に合う錬金術師が都合良く見つかるとは思っていませんでしたから、喜ぶのも無理もありません。
イヴォナは、キリダンの実で作った薬を用い、魔力を上昇させ、神獣王を召喚するつもりなのです。
魔王軍との勝利のためには、絶対条件です。
わずか1週間たらずで、ペイランは試薬を完成させましたが、これは、まだ完成品ではありませんでした。
熟成期間が必要だというのです。
それも最短で8ヶ月。それでは、魔王軍の襲撃に間に合いません!何とかしなければ・・・。
『かりそめの公爵夫人』39話ネタバレ・イヴォナが知りたいのは古代魔法王国の秘密だけではないのです
旅用の服装になったイヴォナも素敵です。活動的ながら、エレガントさが漂う出で立ちをしています。
もちろん、アゼンタインも相変わらず凜々しく素敵なお姿に聖剣を携えています。
風に髪をなびかせながら歩くイヴォナを見て、アゼンタインは、思います。
これからは、もっと一緒に散歩でもしようかと。一緒に歩きながら、話は、ステファンのことになりました。
アゼンタインが名前で呼ぶのは珍しいので、ステファンのことを信頼しているのがわかるとイヴォナは言います。
それに対し、アゼンタインは、自分の事を名前で呼ぶのは、イヴォナだけだと少し照れながら話してくれました。
生まれてこの方、一度も名前で呼ばれたことがなかったそうです。意外な事実に、イヴォナも驚いてしまいます。
『かりそめの公爵夫人』40話ネタバレ・前世でも現世でもアゼンタインは最高です!Byイヴォナ
遺跡に入るなり、石で出来たガーゴイルの集団に襲われた二人は、どうにか危機を脱し、一休みできる場所まで辿り着きました。
そこで、食事を済ませ、テントをはり休むことにしたのですが、アゼンタインは照れて同じテントに入ろうとしません。
神獣ハスラートに見張りをお願いしているから大丈夫だとイヴォナは言うのですが、アゼンタインは見張りは自分でするつもりでいます。
まどろみながら、イヴォナは前世の記憶を思い出していました。
前世で、倒れそうになったイヴォナを抱え介抱してくれたアゼンタイン。
自分の醜い姿を嫌い、誰もふれようとしなかったのに、事もなげに抱きかかえたアゼンタインをあの時から、信用出来る人物だと思っていたのでしょう。そして、それからというもの、あまり人目がない場所で、時々、顔を合わせるようになっていたのです。
そんな思い出も、前世の記憶があるのは、イヴォナだけなので、少し寂しくもありました。
『かりそめの公爵夫人』41話ネタバレ・自分の望みはただ一つ、イヴォナの幸せだけだ!Byアゼンタイン
光で動く鎧の兵士を倒したのはよかったのですが、灯りをつけると再び鎧の兵士が動き出す可能性があるので、灯りを付けるわけにはいきません。
しかし、暗くて辺りが見えず、動けずにいるイヴォナをアゼンタインは軽々と自分の腕に抱えました。
ほわほわで幸せな空気に、神獣達もそわそわしています。
そして、さらに奥へ都進んだ二人は、ついに、イラノルの柱と思しきものの前に立ちました。
うなるような音を立てているイラノルの柱に、アゼンタインは警戒していますが、イヴォナはすでに、イラノルの柱に魅了されてしまっています。
静かにイラノルの柱に近づいたイヴォナは、イラノルの柱にそっと手をかざしてみました。
すると、どうでしょう。イラノルの柱の記憶が、イヴォナに流れ込んでくるではありませんか。
そのイラノルの柱の記憶は争いの記憶でした・・・。
『かりそめの公爵夫人』42話ネタバレ・アゼンタインの暗い闇を払えるのはイヴォナだけです!
自分でも理解不能な力に助けられ、無事、イヴォナを柱の呪縛から解放することができました。
イヴォナは気を失っています。
魔力上昇するどころか、魔力を吸い取られてしまいました。
どうやら、柱は、完全に破壊や消滅したわけではなさそうです。
遺跡の中から、力は感じられますが、他の魔力が邪魔をして位置の特定は難しそうです。
期待が外れ、意気消沈するイヴォナ。
何がダメだったのか一生懸命考えを巡らせていたとき、辺りが一瞬暗くなったかと思ったら
前世の思い出したくもない記憶が目の前に繰り広げられました。
そう、ガスパルが皇太子に選ばれて、祝福をされている記憶です。
前世に於いてイヴォナのおかげで、魔王軍を撃退した功績は、ガスパルのものとして、讃えられ、その功績をもって皇太子に即位したのでした。幻想魔法によって、そんな嫌な記憶をみせられて、落ち込むどころか、イヴォナは決意を新たにします。
『かりそめの公爵夫人』43話ネタバレ・イヴォナはアゼンタインの妻となった意味を理解しました。
アゼンタインの母、レイチェルは、アゼンタインが聖剣の持ち主になることを強く願い、そして、アゼンタインが聖剣の持ち主として認められた姿を見ぬまま、帰らぬ人となりました。
自分の存在意義、そしてアゼンタインの存在理由を、聖剣の持ち主となることと、深く信じて疑わなかったレイチェルは、その重荷を、アゼンタインに背負わせたのです。アゼンタインの母親だけではありません。
民衆も、魔獣から人々を救う救世主だと思い込み、それは、さらにアゼンタインを追い込みました。
アゼンタインは、神聖なる力を扱う人なので、そもそも、魔力に対する抵抗力は強いはずなのです。
そんな彼が、幻想魔法にかかり、ひどく疲弊したということは、それだけ辛い記憶だったに違いないとイヴォナは思うのでした。
『かりそめの公爵夫人』44話ネタバレ・イラノルの柱よ、どうか私にに力を与えたまえ~! Byイヴォナ
アゼンタインのことを、決して一人にはしない、自分が守ってみせる、今度こそ、マイナスの感情に呑み込まれたりしないと強い決意をもってイヴォナは、イラノルの柱へと歩みを進めます。
そんなイヴォナにアゼンタインは、信じていると一言告げ、見守ります。イラノルの柱に近づくと、再び幻術魔法が発動されました。
イヴォナ本人の幻影、ガスパル、今度はトリスタンまで現れました。そして、例の如く、イヴォナが嫌悪するような台詞や劇が展開されます。
イヴォナを惑わせるため、またはイヴォナの決意を揺るがすために、あの手この手と繰り広げられます。
『かりそめの公爵夫人』45話ネタバレ・イヴォナは夜な夜なアゼンタインの夢に現れて眠りの邪魔をしていたらしいです
古代魔法王国の遺跡で、気を失ってしまったイヴォナは、アゼンタインと共に城に戻ってきました。
目を覚ましたイヴォナが見たのは、多くの書類に囲まれて執務をしているアゼンタインの姿です。
どうやら、ここは、アゼンタインのお部屋らしいです。
イヴォナは、遺跡で意識を失ってから、三日三晩眠り続けていたとの事です。
イヴォナが心配だったアゼンタインは、自室にイヴォナを休ませ、自分は仕事に没頭していました。
今だけの話ではなく、今までの人生、ずっと仕事と共にあったのでしょう。
イヴォナは、そんなに無理をしているアゼンタインに、きちんと休んで欲しいとお願いするのでした。
『かりそめの公爵夫人』46話ネタバレ・イヴォナは新たな魔力を持って神獣王を召喚します!
アゼンタインは、静かに部屋の片隅においてある聖剣に向かって歩き出しました。
そして、意を決し、聖剣を手に取ろうとしますが、聖剣から拒絶され、手に取ることさえ出来ません。
手袋をしている手は、手袋もボロボロに破れ、傷だらけになっています。
そうです、あの遺跡の不思議な力がアゼンタインを突き動かしたときから、聖剣は、アゼンタインを拒絶するようになってしまったのです。それは、聖剣に認められる前の拒絶とは、また違う拒絶反応のように感じます。
一方、イヴォナは、神獣王を召喚すべく、郊外の開けた場所に向かっています。
『かりそめの公爵夫人』47話ネタバレ・ルキウスはイヴォナの男を見る目を信用してはいません!
結婚した事実をつげると、ルキウスは大層驚きました。
そして、イヴォナを叱りつけます。ガスパルはやめろと言っただろうと。
クスクス笑いながら、イヴォナは、答えました。
結婚したのは、ガスパルではなく、クロード・アゼンタインだと。
それを聞いたルキウスは、氷のように冷たい男聞き及んでいるクロード・アゼンタインを結婚相手として選んだことに、驚きながら、これまでの経緯をちゃんと説明しろと詰め寄ります。
イヴォナは、はじめから説明をしました。
実は、ガスパルには、他に愛する人がいて、その代理母にさせられそうになったこと、功績は全部ガスパルがもっていき、自分は道具としか思われてなかったこと、そして、転生したこと。
『かりそめの公爵夫人』48話ネタバレ・クロードを悩ますイヴォナの冒険志願がまた炸裂しています
イヴォナとクロードは共にテーブルに向かっています。
テーブルには、イヴォナの体調を考えた料理長のおかゆが出されています。
イヴォナ的には、そろそろ普通の食事を取りたかったので、少しがっかりしていると、クロードが明日には普通の食事に戻れるから大丈夫だと慰めてくれました。
よく見ると、クロードも一緒におかゆを食べています。今回の食事だけではありません。
イヴォナがおかゆを食べている間、ずっとそれに付き合っておかゆを食べているのです。
こんな気遣いをしてもらえるとは思っていないイヴォナは、少し嬉しく思いました。
そして、そんな様子を見ていたルキウスは、これらのクロードを行動を悪意解釈するのでした。
自分が死んだら後を追ってこいと言うぞ~と言って、イヴォナに忠告しています・・・。
『かりそめの公爵夫人』49話ネタバレ・全身に聖物をまといイヴォナはいざ伝染病のエリアへ降り立ちます
重鎮達から、大まかな説明を聞いたイヴォナですが、詳しいことはわからないからと現地に調査に向かうことにしました。
イヴォナは、伝染病が発生しているという「エダレン村」にやってきました。
もしものことがあってはいけないと、クロードはイヴォナに対し精一杯の聖なるアクセサリー等を身に付けさせました。
お供は、以前、色々あった聖騎士団長のバドランです。
これもまた、クロードの計らいでしょうか。
バドランは、その色々あったせいで、どうも、バツが悪そうにしています。
疫病が流行っている地域に行くのに、心許ない護衛ではダメだろうと、志願してくれたようです。
現地「エダレン村」では、アゼンタイン公爵夫人が直々に村までやってきてくれたことに感謝しています。
同時に、伝染病が怖くないのかと不思議にも思っていました・・・。
『かりそめの公爵夫人』50話ネタバレ・イヴォナは治療方法を探そうと書斎へ・・・仲良し3人に嫉妬するクロード
城に戻ったイヴォナは自分に何かできないかと考え、まず過去に同じような伝染病がなかったかを調べようと、クロードに書斎に入る許可を求めた。この国で治療方法を見つけようとすることは、神殿を侮辱していることになり得るので、クロードにも言いにくかったイヴォナ。
しかしクロードはすぐに賛成する。大量の書物の中から役立ちそうな本を教えるクロード。そんなクロードを見てルキウスは不審に思うが・・・。ステファンとベイランの手も借りて大量の本の中からようやく関連していそうな記述を見つけ出す。
『かりそめの公爵夫人』51話ネタバレ・治療薬を完成させたイヴォナ、全国の患者へ!召喚師召集で焦るガスパル
イヴォナは治療薬の目途がつきホッとするが神殿のことが気になっていた。そんなイヴォナにクロードは俺を信じろと後押しをする。難問だった薬草の手配も神獣を使い治療薬を完成させたイヴォナは、製造方法を皇帝に報告する。帝国から召喚師を集めれば大量の治療薬が作れるのだ。その協力要請はガスパルにも―。
『かりそめの公爵夫人』52話ネタバレ・トリスタンの悪知恵!神殿を利用してイヴォナを陥れる!?
治療薬の開発者がイヴォナだと知り、ガスパルは地団太踏んで悔しがる。皇帝の協力要請にも駆り出されることになって焦ったガスパルはトリスタンの元へ向かう。そこで、トリスタンは神殿を使ってイヴォナを追い詰めることを企てるのだった。アゼンタイン家ではエダン村の患者が減少していると報告を受け、イヴォナはほっとする。そんなとき、神殿から主席神官が来訪するのだが―。
『かりそめの公爵夫人』53話ネタバレ・イヴォナ愛炸裂!クロードの逆鱗に触れた神官ケルダ!
イヴォナの治療薬が彫刻像と比較されていることに危機感を持った主席神官のケルダ。アゼンタイン家に乗り込んでくる。聖剣の騎士であるクロードは神殿に服従するべきだと考えているケルダは、全責任をイヴォナに押し付けようと目論んでいたが、逆にクロードの逆鱗にふれてしまう。イヴォナを誹謗するケルダにクロードは―。
『かりそめの公爵夫人』54話ネタバレ・伝染病に罹ったと仮病を使うガスパル、セヘーズに問い詰められ・・・
薬草の栽培ができず、伝染病にかかったと仮病を使うガスパル。皇帝も頭を抱えている時、話を聞いたセヘーズ皇女は抜き打ちでガスパルを見舞う。門外不出だという聖物を持参し、これがあれば明日からでも栽培が可能だと煽るセヘーズに、トリスタンが助け舟を出すが、かえってセヘーズの疑惑を深める結果に―。
『かりそめの公爵夫人』55話ネタバレ・皇家直系としてのセヘーズの覚悟/イヴォナたち女性の活躍が光る!
ガスパルの様子をセヘーズから聞いた皇帝はふがいなさに激怒する。セヘーズが薬草栽培の手配はケルドン令嬢の力を借りて順調に進んでいるからガスパルの分が少なくても心配ないと報告する。皇帝は驚き、レディーたちにこんなことをさせてすまないと謝るが―。
『かりそめの公爵夫人』56話ネタバレ・治療薬製造も一段落!イヴォナとクロード、温泉旅行へ!
イヴォナは治療薬製造も一段落してやっと一息つけるようになる。その間食事もきちんととれないほど忙しかったイヴォナをクロードは心配し、イヴォナに合わせていた。それに、食事の時くらいしか顔を合わせられないと顔を赤らめるのであった。そして二人はステファンに勧められ、旅行に行くことにー。
『かりそめの公爵夫人』57話ネタバレ・イヴォナにもっと褒められたい!クロードの愛情表現が止まらない!!
クロードが選んだ旅行先は外国の温泉地。そこでクロードは熱烈な歓迎を受ける。その姿のままでは騒ぎになるとステファンに言われ、変装することになったクロードとイヴォナ。ステファンの魔法で髪と瞳の色を変えることにしたが、クロードは迷わずイヴォナの髪と瞳の色を選ぶ。そしてイヴォナも―。
『かりそめの公爵夫人』58話ネタバレ・イヴォナとクロードの観光デート、聖剣の騎士でも召喚師でもなく・・・
イヴォナとクロードは平民に見えるようにラフな洋服に着替え祭りに繰り出す。二人共観光旅行は初めての経験。とりあえずぶらぶら見て回ろうと言って、クロードはイヴォナの手を取って歩き出す。アゼンタイン公爵も涙を流して食べた・・・と言う掛け声に惹かれて焼き鳥を食べる2人。イヴォナに絡んできた酔っ払いを一瞬でやっつけるクロード。2人は平凡な恋人同士のひとときを過ごす。やってきた競馬場で、イヴォナはクロードに賭けをしないかと切り出すのだった。
『かりそめの公爵夫人』59話ネタバレ・クロードの優しさは愛?信頼?愛とロマンの国に刺激されるイヴォナ!?
競馬場で賭けをしたクロードとイヴォナ。負けたほうが願いをひとつきくことに。イヴォナはわざと負けようと思うが、クロードも同じことを考えていた。その後2人はガラス細工の店に入り、イヴォナの召喚獣にそっくりなガラス製品を購入する。クロードは、イヴォナの召喚獣に対して、いつもイヴォナを守っているから感謝していると言ってくれるのだった。食事の後、広場で観劇を鑑賞する2人。内容はラブストーリーで、その積極的な愛情表現と台詞に感心するイヴォナだったが、さらに驚くことに―。
『かりそめの公爵夫人』60話ネタバレ・キスシーンに触発されたイヴォナ、クロードに契約の前倒しを提案?
観光地で演劇鑑賞をしたイヴォナは、愛の言葉やキスシーンに戸惑いながらも、クロードとのスキンシップを考えてします。1年後に契約の詳細を話し合うことになっているが、このままでは無理だと感じたイヴォナは、クロードに段階的に進めではどうかと提案する。するとクロードは…。
『かりそめの公爵夫人』61話ネタバレ・これは愛だ!イヴォナへの想いの正体をようやく自覚するクロード
夫婦のスキンシップを段階的に進めていこうとイヴォナに提案されたクロードは、今夜はどこまで?と聞いてくる。キスまでと答えるイヴォナだったが、形式的なそれとは違う甘美なキスに戸惑ってしまう。怖がらせたと思ったクロードは距離を取ろうとするが、イヴォナは嫌じゃないと言う。クロードはイヴォナへの気持ちをはっきりと自覚するのだった。
『かりそめの公爵夫人』62話ネタバレ・薬草市場にトリスタンが!?イヴォナの活躍に苛立ちを露わにするガスパル
旅行最終日、薬草市場に不審な馬車が入っていくのを見たイヴォナとクロードは、中へ入ってみることに。そこにいたのはトリスタンだった。少し前、セヘーズから薬草栽培についてイヴォナの業績を聞かされたガスパルは怒り心頭でトリスタンにも当たり散らす。それまでは自分にだけは優しいガスパルに愛情すら感じていたトリスタンだが、あまりの暴言に憤りを感じる。召喚師としてバカにされたことで、ガスパルを見返してやると思ったトリスタンは―!?
『かりそめの公爵夫人』63話ネタバレ・自己憐憫に浸るトリスタンとイヴォナを辱める言葉を吐くガスパル
薬草市場にはトリスタンだけでなくガスパルもいた。トリスタンが薬草を用意できなかったので、こっそり国外から仕入れようと思ったのだ。イヴォナとクロードに見つかってしまい、開き直ったガスパルは召喚師としての実力もないことを暴露する。さらに、イヴォナに対して辱める言葉を吐いて立ち去ってしまう。怒り心頭のクロードはガスパルの後を追うが―。
『かりそめの公爵夫人』64話ネタバレ・トリスタンとガスパルの亀裂を利用するイヴォナ/クロード、怒りの聖剣!
取り残されたトリスタンはイヴォナの情に訴えかけ今回のことをもみ消してほしいと懇願する。イヴォナはトリスタンとガスパルの間に溝ができつつあることを察し、トリスタンの自尊心を揺さぶる。一方ガスパルは馬車を猛スピードで走らせ逃げようとするが、クロードが立ちはだかる。ガスパルはクロードを轢き殺そうとするが―。
『かりそめの公爵夫人』65話ネタバレ・イヴォナに対する傍若無人な態度に怒り心頭のクロード、ガスパルを…
クロードは聖剣で馬車と真っ二つに切り裂く。投げ出されたガスパルを人気のない場所に連れて行ったクロードはイヴォナに対しての暴言に怒り心頭だった。イヴォナが他人の好意を素直に受けられないのはガスパルのせいだと察したクロードは、ガスパルの腕をへし折る。駆けつけたイヴォナはガスパルを見て心配するが、それはクロードが咎められるのではと思ったからだった。ところがクロードはちゃんと手は打ってあると…。その言葉通り―。
『かりそめの公爵夫人』66話ネタバレ・皇帝の御前で苦しい言い訳をするガスパル、次期皇帝の座はセヘーズ!?
クロードに逃亡を阻止されたガスパルは皇帝の御前へと引き出される。密輸の件、クロードに暴行されて大怪我を負ったこと、伝染病で長く寝込んでいたことを皇帝に問われ、苦しい言い訳をするガスパル。頼みの綱だった神殿からも見放され、謹慎を言い渡される。その際、薬草が準備できたのはセヘーズのおかげで、重罰を逃れたことを感謝するんだなと言われ、皇帝の座が危ぶまれてきたガスパル…。
『かりそめの公爵夫人』67話ネタバレ・イヴォナの功績を称える舞踏会!召喚師の興味を持ち始める令嬢たち
イヴォナの功績を称える舞踏会が開催される。会場ではガスパルが薬草を密輸しようとしてアゼンタイン公爵夫妻に見つかったという噂で持ちきりだった。ガスパルを擁護する人もいて、秋の討伐への注目がさらに集まる。入場したアゼンタイン夫妻。イヴォナの名が先に呼ばれたことに一同驚く。イヴォナはすぐに婦人たちに囲まれ、自分に向けられる好意的な眼差しを実感して自信を持つ。
『かりそめの公爵夫人』68話ネタバレ・クロードは愛妻家♪イヴォナの危惧することは魔王の復活!?
イヴォナは令嬢たちの話から、帝国での女性の地位が低く将来の夢さえ見ることができない現状を理不尽だと憂いていた。一方、クロードはイヴォナの夫であることを誇らしく思っていることを隠しもせず愛妻家ぶりを見せつける。皇帝はイヴォナの功績を口実に神殿を牽制する。イヴォナとクロードを味方につけたいのだった。しかしイヴォナは今は人間同士で争っている場合ではないと思う。イヴォナは魔王の復活を危惧しているのだった。
『かりそめの公爵夫人』69話ネタバレ・前世と違ってイヴォナの言葉を信じる人々が!?リリアン、弟子になる!?
イヴォナは皇帝に魔族が魔王の復活を目論んでいると思うと進言した。大勢の人の前で公言するには責任が伴うとセヘーズが言うと、理路整然とその可能性が高い理由を述べるイヴォナ。そこへハルネタル教の聖騎士団長であるバドランも口添えをする。イヴォナの意見を受け入れ、皇帝は対策をとるための助言を求めるが、他の貴族たちは聖剣の騎士に守ってもらえると他力本願な姿勢をみせる。イヴォナは聖剣の騎士1人では並大抵ではないと苦言を呈し、一人一人の協力が必要だと訴える。
『かりそめの公爵夫人』70話ネタバレ・花束がなかったら…クロードの囁きに頬を染めるイヴォナ
お詫びも兼ねていると言われてイヴォナはバドランから花束を受け取る。帰りの馬車の中でイヴォナは責任の重さを感じているとクロードに伝えるが、クロードの聖剣の持ち主としての重責にも思いを巡らせる。秋の討伐の指揮官に任命されたくロードに、今生は手助けしたいと思う。そばにいると声をかけるイヴォナ。一方ガスパルはトリスタンからもうイヴォナには叶わないと言われ…。
『かりそめの公爵夫人』71話ネタバレ・諦めないガスパルに!?気負いすぎるリリアンを心配するイヴォナ
ガスパルは後戻りするには失うものが多すぎると言って皇帝になることを諦めない。そんなガスパルに、イヴォナの代わりの「影」が必要だろうと例の男がささやく。一方イヴォナは秋の討伐に備えてクロードから乗馬を習っていた。その頃侍女兼召喚師見習いとしてリリアンが領地に到着する。気負いすぎているリリアンを心配するイヴォナ。そんな時、ステファンが1通の手紙を―。
『かりそめの公爵夫人』72話ネタバレ・イヴォナにまた問題が発生!ボルト家から秘笈が盗まれた!?
イヴォナが練習用の馬に慣れてきたので、クロードは討伐用にと白馬をプレゼントする。クロード以外は乗せない馬だと言われたが、イヴォナには心を許したようにすり寄る。ただ、その横でクロードがイヴォナを拒否するなとばかりに馬にまで圧をかけて…。乗馬の練習を終えたイヴォナに、ステファンが1通の手紙を渡す。定期的に報告を受けていたボルト家からのものだが今回は少し早い。手紙にはボルト家に泥棒が入り、盗られたのは書斎にあった古くて小さな金庫だと書かれていた。それはボルト家に伝わる家宝―。
『かりそめの公爵夫人』73話ネタバレ・セリーの恋心を利用したガスパルに怒り心頭のイヴォナ!絶対許さない!
セリーはイヴォナがクロードと結婚する前からガスパルと通じていた。ガスパルは偶然を装い町で男に絡まれていたセリーを救うがこれは自作自演だった。恋に落ちたセリーは、弱みを握られているからイヴォナと婚約解消できないというガスパルの言葉を信じてしまう。婚約を解消してからも、バラされないよう監視を続けていた。討伐にイヴォナを参加させないよう指示されたセリーだが、逆に同行することになる。イヴォナは二人のことをすでに知っていたが、セリーの解雇は保留にしていたのだ。一番許せないのは…。
『かりそめの公爵夫人』74話ネタバレ・討伐を控えたクロードに異変が!?イヴォナに敵意をむき出しにするガスパル
討伐を数日後に控えたある日。イヴォナはクロードに準備の進捗状況を聞き安堵する。そして、イヴォナはクロードに以前あなたを守ると言ったことを忘れないでと声をかける。実はクロードは遺跡に行ってから聖剣に拒絶され握ることができなくなっていた。イヴォナには絶対に知られてはならない、と思うクロード。また、イヴォナはリリアンが役に立ちたいと気が急いていることを知り、召喚術は習得するまで長い時間を必要とすると諭す。一方イヴォナに激しい憎悪を抱くガスパルは…。
『かりそめの公爵夫人』75話ネタバレ・ハスラートはイヴォナの神獣なのに!焦る偽召喚師ガスパル!
ガスパルはイヴォナの代わりとなる召喚師を用意していた。討伐の日、セリーに声をかけられたガスパルは誰かに見られたらどうするとひどく非難する。イライラを募らせるガスパル。会議にイヴォナが参加していることも気に入らない。その場で、視察に出ていた皇室騎士団が誰一人戻ってこないとクロードが報告する。偵察に行く人を募るが誰も名乗り出ない。そこで、黄金の召喚師と言われているガスパルに白羽の矢が立つ。ハスラートを使えばすぐに行けると言われるが、ハスラートはイヴォナの神獣。このままでは嘘がバレると焦るガスパル。
『かりそめの公爵夫人』76話ネタバレ・いざ、偵察へ!イヴォナに行かれたらガスパルの面目丸つぶれ!?
ガスパルはなんだかんだと言って偵察を逃れようとする。しかしイヴォナがいなくなってからガスパルは討伐もしていないし、薬草を密輸しようとしていたことも知れ渡っていたので皮肉や嫌味を囁かれる。おまけにクロードと比べられたことで腹を立てるガスパル。イヴォナが挙手するが、そんなことをされたら面目が潰れると思ったガスパルは、女性に任せるとこの場の騎士たちも不名誉を被ると言い出すが…。
『かりそめの公爵夫人』77話ネタバレ・いざ、イヴォナの報告、知能の高い魔獣の群れが!追い詰められるガスパル
偵察に行ったイヴォナが見たものは、火を使い武器を持つ知能の高い魔獣の群れだった。報告を受けた討伐隊は青ざめる。不安に飲み込まれそうになるが、クロードの冷静で何事にも怯まない頼もしい態度に勇気づけられる。ガスパルはそれまでにさんざん敵を作ってきたので、召喚師としての腕を怪しまれて嘲笑される。騎士たちにもイヴォナが一人で偵察に行ったことが知られ、女性蔑視の言葉を口にする者もいた。それを耳にしたアデンタイン騎士団は…。
『かりそめの公爵夫人』78話ネタバレ・魔獣討伐開始!それぞれの闘いを繰り広げるイヴォナたち/アスランを連れ去ったのは!?
深夜の奇襲をかける討伐隊。すべての家門の騎士がクロードの指揮に従って戦闘を繰り広げる中、功績をあげて皇女の結婚相手となれば次期皇帝の座が手に入るかもしれないと思い始める者も出てくる。しかし、討伐が進むに連れ手強い魔獣が次々と現れる。群を抜いて活躍をするのがアゼンタイン騎士団だった。魔獣が突然凶暴化し、イヴォナは術を使う上級魔獣がいることを察する。そのとき巨大な蛇のような魔獣が現れる。魔獣の体液は猛毒のため、人気のない場所にクロードと誘い出すが、アスランが得体のしれない鳥に連れ去られてしまう。
『かりそめの公爵夫人』79話ネタバレ・単独行動をするギーズ騎士団!現れたのはガスパルの神獣?訝しむイヴォナ
クロードがアスランを救い出す。蛇の上級魔獣をクロードとイヴォナ、アスランの連携で倒す。同時に他の魔獣の凶暴化も解かれ、最初の村の討伐は成功する。騎士たちの被害が大きかったので態勢を整えようとしたとき、ギーズ家が単独で次の村へ行ったと知らせが入る。ギーズ騎士団は大苦戦を強いられていた。ガスパルは安全な場所で見ているだけで、騎士たちの被害は甚大だった。イヴォナが駆けつけなんとか形勢を立て直す。そのとき、イヴォナの知らない神獣が現れ…。
『かりそめの公爵夫人』80話ネタバレ・非道なガスパルにギーズ騎士団も我慢の限界
ガスパルが連れてきた影の召喚師をイヴォナが見つける。かなりの実力者のようで、下級魔獣はあっという間に制圧する。そこへ蛇の上級魔獣が現れる。ガスパルは功績を上げるチャンスとばかりに騎士たちが止めるのも聞かず単独で挑もうとする。攻撃の途中、神獣が消えてしまう。影の召喚師に異変が起きたようだが、ガスパルは見に行けるはずもない。イヴォナが蛇の魔獣を制圧する姿を見てガスパルは呆然とする。そのとき別の魔獣が現れる。
『かりそめの公爵夫人』81話ネタバレ・ギーズ家の騎士たちに見放されるガスパル
ガスパルが召喚師としての力も発揮せず、無謀な突撃で大勢の騎士が犠牲になる。なおかつ魔獣に襲われると騎士を盾に自分の身を守ろうとするガスパルに騎士たちの悔恨は募りついに堪忍袋の緒が切れる。傷ついたガスパルにもう誰も見向きもしなかった。あわやという時ハルネタル教の聖騎士たちが駆けつけガスパルは難を逃れる。しかし死傷者のすべてがギーズ家の騎士だった。討伐隊は一旦引き上げ魔獣の襲撃に備えることに。イヴォナはテントでクロードを待っているが…。
『かりそめの公爵夫人』82話ネタバレ・クロードにマッサージするイヴォナだけど…
テントでクロードを待っていたイヴォナは落ち着かない。ベッドが一つしかないからだった。クロードがイヴォナを気遣ってお茶を淹れてくれる。イヴォナはお茶を飲みながら癒やされていくのを感じる。クロードもまた、イヴォナを見ていると疲れがとれると告げる。イヴォナは前線で戦っているクロードの役に立ちたいと思いマッサージをしてあげようと思い立つ。しかし筋肉に覆われたクロードにはイヴォナのマッサージは全然効かない。なら下半身なら…腿に手を伸ばすとクロードが慌てた様子で飛び起きる。
『かりそめの公爵夫人』83話ネタバレ・ガスパルのテントにトリスタンが!!
クロードにマッサージされてイヴォナは眠ってしまう。クロードは夫婦の距離を縮めるのもイヴォナのペースに合わせようと思っているが、無防備な寝顔を見ていると自制心を保てる自信がなくなる。テントを飛び出しバリトンを捕まえて剣の稽古に付き合わせる。翌日バドランから洞窟に魔獣核が見つかったと報告を受ける。ガスパルが処理に行くと言い出すがクロードを許可しない。他の家門の騎士たちからも嘲笑われているガスパルは怒り心頭でテントで荒れていた。そこへトリスタンが現れる。
『かりそめの公爵夫人』84話ネタバレ・ガスパルの心無い言葉を聞いてしまったセリー
クロードや騎士たちから蔑まれ、ガスパルは自分のテントで荒れていた。そこへトリスタンが現れるがガスパルが自分のことしか頭にない。口論になるが、トリスタンはガスパルが癇癪を起こしたら手を付けられないことを知っているので結局折れる。2人はボルト家の秘笈を盗み出していて、それを新しい影に使おうとしていた。2人の会話をテントの外でセリーが聞いてしまう。セリーはガスパルに新しい婚約者がいることを耳にして居ても立っても居られずガスパルに会いに来たのだった。
『かりそめの公爵夫人』85話ネタバレ・イヴォナにガスパルのことを打ち明けるセリー
セリーはガスパルとトリスタンの会話を盗み聞いて、ガスパルに騙されていたことを知る。ずぶ濡れになってテントに戻ったセリーを見て、イヴォナは何があったのか優しく問う。セリーはガスパルのスパイだったことを打ち明け、罰して欲しいと訴える。イヴォナはかつては自分もガスパルに惹かれて間違った道を進んでしまったと話し、間違いに気付いてからどう行動するかが大切だと諭す。
『かりそめの公爵夫人』86話ネタバレ・ガスパルの婚約者ヘレンと遭遇するイヴォナ
セリーはガスパルの新しい婚約者は召喚師で、何か実験をさせると話していたことを報告する。ガスパルがセリーを騙して秘笈の在り処を聞いてを盗み出したことから、イヴォナは前世の自分と同じ道を婚約者が歩もうとしていることを悟る。止められるのは自分しかいないと思ったイヴォナは婚約者を探しに行く。森に隠れているだろうと思ったイヴォナはアスランを召喚して探していると、リリアンが見知らぬ女性と一緒にいるところに遭遇する。その女性こそ…。
『かりそめの公爵夫人』87話ネタバレ・ヘレンがガスパルの影になった理由
イヴォナは森でガスパルの新しい婚約者と出会う。その女性はヘレンという名で、帝国でも数少ない召喚師一族だった。イヴォナはいきなり本題を切り出すのは得策ではないと判断し、ガスパルとトリスタンの仲を仄めかす。しかしヘレンは薄々気付いていて、ガスパルにそれでも約束さえ守ってくれれば構わないと告げる。ヘレンは父親の治療と引き換えに影になっていた。そして秘笈を使うと命を落とす可能性もあることを知っていた。
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『かりそめの公爵夫人』のネット上の口コミと感想
最初は婚約者の言いなりになってしまいどうしようもなかったイヴォナが、転生後に逞しくさらに勇しくなっている様がとてもかっこいい…!
婚約者から逃れるために振る舞いを変え小さな復讐をしていくシーンが多々あるのですが、毎回とてもスッキリします。
ピッコマで配信されてる「かりそめの公爵夫人」推しとくわ
召喚術が使える主人公が婚約者といとこに利用されてズタボロに捨てられるけど、逆行して婚約者のライバルの剣も頭も優秀だけど冷酷と評判の公爵様のところに契約結婚をお願いするお話です
かりそめの公爵夫人を読んだ皆の感想・レビュー(※ネタバレ含む)
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過去のイヴォナが可哀想すぎますが、その分現世のイヴォナがかっこいいです!
クロードと徐々に距離が縮まっていく様子は見ていてほっこりしました。
ガスパルは心底クズ野郎なので、イヴォナが彼を転落させる流れはスカッとします!