かりそめの公爵夫人 ネタバレ152話(ピッコマ)聖剣の持ち主への勝手な期待と批判

漫画かりそめの公爵夫人は原作Jin Seaha先生、漫画Han Jinseo先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「かりそめの公爵夫人」152話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは?
神獣王ルキウスの助けを借りて、魔王に支配されているクロードの精神の中に入ったイヴォナは・・・。

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かりそめの公爵夫人152話の注目ポイント&考察予想

魔王の精神が覚醒してしまったクロード。

クロードを助けるために、神獣王ルキウスに導かれて、クロードの精神の中に入るイヴォナ。

 

クロードの精神は黒魔法で荒れていて、そこに魔王軍の総司令官が現れました。

黒魔法に押されて召喚術が使えないイヴォナ、そこにイヴォナそっくりの女性が現れます。

この女性はイラノルの柱で、実体がないのでイヴォナの姿になっているのでした。

 

イヴォナが先へ進むと、小さな村があります。

その村では、まだ幼いクロードがいて、聖剣の持ち主のクロードが来るのが遅かったから自分の子どもが魔獣にやられたと怒っていて・・・。

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かりそめの公爵夫人152話の一部ネタバレ込みあらすじ

クロードを責め立てる人達

イヴォナは少年のクロードに、魔獣が悪いのであって、クロードは全く悪くないと優しく声をかけました。

その時、魔王が、この女の言うことを信じるなと叫ぶ声が頭に響いてきます。

 

クロードは、イヴォナに自分の何がわかるというのかと聞き返しました。

自分は聖剣の持ち主に選ばれて大きな力を得たので、人々を救う義務があるのだと思い込んでいるクロード。

 

イヴォナは、クロードが力を得たのは、クロード自身の努力であって、聖剣の持ち主だからではないと断言しました。

少年のクロードは涙ぐみます。

 

そこに、神獣王ルキウスが現れて、この記憶のあるクロードの魂の欠片は浄化されたと語りかけてきました。

黒魔力が少し消えたようです。

クロード自身ではなく神に感謝する人達

そして、次の記憶に向かうイヴォナ、そこには魔獣を倒して、魔獣の返り血を浴びたクロードが立ち尽くしていました。

助けられた人々は、クロードにではなく神に感謝の祈りをささげています。

 

そして、勝手なことばかり言っている人達の声が押し寄せてきました。

聖剣の持ち主を派遣した大神官に感謝する人達、クロードのせいだとののしる人達、もっと戦うように怒り出す人達。

英雄と賞賛される一方で、魔獣を倒すことを常に強制され、うまくいかないと責任を追及されてののしられ、ボロボロに傷ついていたクロードの心の中。

クロードの辛い心情を理解したイヴォナ

イヴォナは、その真実を知って苦しくて涙がこぼれます。

しかし、自分までその負の感情にのまれないようにとクロードに近づきました。

 

神に感謝をささげるのではなく、クロード・アゼンタインという一人の人間に感謝するべきだと話すイヴォナ。

召喚術で美しい花や可愛い動物を出して、彼の心を慰めようとします。

最後の扉

ところが、それでもクロードの精神からは黒魔法は消えないのでした。

クロードが聖剣の持ち主として生きてきた辛くて長い人生は、そう簡単には救われないようです。

 

そして、最後の扉が・・・。

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かりそめの公爵夫人152話の感想&次回153話の考察予想

神獣王ルキウスの力を借りて、クロードの精神の中に入ったイヴォナ。

クロードの魂は欠片にされて、あちこちの小部屋に隠されているようですが、そこにあるクロードの記憶は辛い物ばかりでしたね。

 

聖剣の持ち主だと生まれた時から決められて、苦しい訓練に耐えて剣の能力を向上させたクロード、それはクロードの努力の賜物なのに、全ては聖剣の持ち主だからと皆思っています。

そして、うまく行ったときは英雄として称えられ、魔獣を始末しきれなかったり、犠牲者が出たりしたときは、失敗したと責め立てられるのです。

 

これでは、クロードの精神がボロボロに傷ついてしまいますよね。

クロードはこんなにも重い責任を背負って一人で戦ってきたと思うと、あまりにも悲しいです。

まとめ

今回は漫画『かりそめの公爵夫人』152話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

かりそめの公爵夫人の152話のまとめ
  • 神獣王ルキウスに導かれてクロードの精神の中に入ったイヴォナ。
  • クロードの魂は欠片にされて、小部屋の中にクロードの記憶と共に隠されているようです。
  • クロードは英雄と称えられながらも、聖剣の持ち主だからと過剰な義務と期待を押し付けられて傷ついていました。

≫≫次回「かりそめの公爵夫人」153話はこちら

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