
漫画「かりそめの公爵夫人」は原作Jin Seaha先生、漫画Han Jinseo先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「かりそめの公爵夫人」154話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
かりそめの公爵夫人154話の注目ポイント&考察予想
クロードの精神の中で一番黒魔力が強い部屋に入ったイヴォナ、そこはイヴォナの実家のボルト家でした。
前世のイヴォナが亡くなったことで、クロードは絶望して座り込んでいたのです。
魔王は、人間たちがクロードだけでなくイヴォナも犠牲にして死に追いやったので、人間に復讐しようと唆しています。
イヴォナはクロードを抱きしめて、自分はこうして生きているし愛していると伝えます。
クロードは前世の記憶と、自分が魔王の心臓を使って時を巻き戻したことを思い出しました。
イヴォナは、クロードが時を巻き戻してくれたおかげで、新しい人生では信頼できる仲間もできて幸せなのだと・・・。
かりそめの公爵夫人154話の一部ネタバレ込みあらすじ
聖剣の持ち主として犠牲を強いられるクロード
巻き戻り前の人生では、聖剣の持ち主としていつも責任と義務ばかり押し付けられて、面倒な危険なことはすべてクロードの役割でした。
魔物の偵察に誰が行くのかという問題の時も、周りの人達はクロードが行くのが当然と押し付けてきたのです。
その中で、自分が行くと名乗り出たのが前世のイヴォナでした。
秘笈の実験で顔も体もボロボロになっていたイヴォナ、周りからは化け物だと嘲笑されています。
イヴォナが偵察に行ってくれたので、クロードは少し体を休めることができたのでした。
一人の人間として自分に接してくれたイヴォナ
以前、倒れたイヴォナを運んだこともあったクロード。
クロードはイヴォナの事が気になりだします。
聖剣の持ち主で英雄であるクロードの体のことをいたわったり心配する人はイヴォナ以外誰もいなかったのです。
イヴォナが鎮痛剤を飲みながら体の痛みに耐えて働いていること、ギーズ男爵にきつく当たられている様子を見るにつれて、イヴォナの苦しみを少しでも和らげてあげたいとクロードは思うようになりました。
早く魔王軍との戦いを終わらせないとイヴォナの体は持ちそうにもありません。
イヴォナの幸せを望むようになったクロード
そして、神獣王が召喚され、ギーズ男爵ガスパルの手柄になりました。
しかし、クロードには神獣王を召喚したのが本当はイヴォナだとわかっていました。
どうして、自分の手柄はすべて横取りされ、体もボロボロでみじめな境遇にあるのか、クロードは何とかイヴォナを幸せにしてあげたくなったのです。
亡くなったイヴォナの時を巻き戻して
神殿にイヴォナの治療を頼んだものの、神殿と大神官からは拒否されてイヴォナは亡くなりました。
クロードはイヴォナに苦しむことのない新しい人生をあげたくて、魔王の心臓を飲み込んでイヴォナの時間を巻き戻したのです。
そのため、イヴォナだけは同じ過ちを犯さないために前世の記憶が戻っていたのでした。
イヴォナはクロードに早く自分のところに戻ってきて欲しいとキスをして・・・。
かりそめの公爵夫人154話の感想&次回155話の考察予想
生まれた時から聖剣の持ち主として厳しい訓練を受け、英雄として奉られながらも、面倒なことや厄介なことはすべて押し付けられ、感謝されるよりも少しの失敗も許されないような状況に追い込まれていたクロード。
そのクロードを人として労わってくれたのが前世のイヴォナでした。
前世のイヴォナはガスパルに利用されてボロボロの体でしたが、優しい心は今と変わらなかったようですね。
魔王はクロードの精神を乗っ取って、イヴォナを苦しめて死に追いやった人間たちにクロードが復讐するように仕向けようとしていましたが、イヴォナはクロードの精神に入って、クロードの苦しみを一つ一つ解いていきました。
イヴォナを死なせてしまったことがクロードにとって一番の辛さで、イヴォナに幸せになって欲しいとだけ願って魔王の心臓を飲み込んで時を巻き戻したクロード。
イヴォナはクロードが時を巻き戻してくれたおかげで、今世では辛い思いもせずにクロードと幸せになれました。
次はクロードが魔王の支配から解放されて幸せになる番ですね。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』154話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 前世での魔王軍との戦いのときに、クロードを労わってくれたのはイヴォナだけでした。
- イヴォナがボロボロの体で痛みに苦しみながら戦っているのが気になるクロード。
- イヴォナにいつの間にか惹かれていたクロードは、イヴォナが死んだ時、時を巻き戻して次の人生では幸せに生きられるようにと願ったのです。