
漫画「かりそめの公爵夫人」は原作Jin Saeha先生、漫画Han Jinseo先生の作品です。
今回は「かりそめの公爵夫人」の45話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
まだ起きていない現世での魔王軍の侵攻を阻止するために、イヴォナは力を手に入れなくてはなりません。
前世では、この魔王軍の侵攻を阻止するために、禁断の技に手を伸ばし、結果、自分の命を捨てることになってしまいました。
そして、元々は、愛する婚約者のため、自分が婚約者ガスパルに愛されるために自らを犠牲にしたのですが、当のガスパルには、別に愛する人がいて、イヴォナを道具としか思っていないという裏切りにあってしまいました。それを知ったイヴォナは絶望のどん底にたたき落とされますが、時既に遅し。
イヴォナの命は尽きてしまったはずでした。
しかし、何かの理由で2度目のチャンスを手に入れたイヴォナは、今度こそ、あんな末路は辿るまいと固く自分に誓います。
このとき、イヴォナの中には、ガスパル達への復讐心という負の感情がありました。
そんな状態で、イラノルの柱の前に立ったイヴォナは、イラノルの柱の魔力により、負の感情に取り込まれ一時は危ない状況に追い込まれます。
そして、イラノルの柱の本当の意図を知ったイヴォナは、今度こそそんな負の感情には取り込まれまいと、自分が本当に大切にすべき思いを胸に、再びイラノルの柱の前の立つのでした。
そして、イラノルの柱の試練を乗り越えて、無事、力を手に入れることができました。
こうして古代魔法王国の遺跡にアゼンタインと共に入り、幾多の困難を乗り越え、どうにかイラノルの柱の力をイヴォナは手に入れることに成功しましたが、イラノルの柱とのシンクロが途切れると同時に、意識を失ってしまいました。
かりそめの公爵夫人の【45話】の考察予想
イラノルの柱の力を手に入れたイヴォナたちの今後の行動がとても気になります。
一旦、城に帰り、体力の回復を待ってから、新たな使命にとりかかるでしょう。
そして、何故、これほどまでに、イラノルの柱の力を求めたのかの理由を、きっとアゼンタインは知りたがるに違いありません。
さらに、アゼンタインの不思議な力の正体もまだ分かっていません。
そのへんのところを、城で帰りを待っているティグル族のペイランたち何か知っているかもしれないので、聞いて見るというのも一つの手なのではないでしょうか。
かりそめの公爵夫人【45話】ネタバレあらすじ
古代魔法王国の遺跡で、気を失ってしまったイヴォナは、アゼンタインと共に城に戻ってきました。
目を覚ましたイヴォナが見たのは、多くの書類に囲まれて執務をしているアゼンタインの姿です。
どうやら、ここは、アゼンタインのお部屋らしいです。
イヴォナは、遺跡で意識を失ってから、三日三晩眠り続けていたとの事です。
イヴォナが心配だったアゼンタインは、自室にイヴォナを休ませ、自分は仕事に没頭していました。
今だけの話ではなく、今までの人生、ずっと仕事と共にあったのでしょう。
イヴォナは、そんなに無理をしているアゼンタインに、きちんと休んで欲しいと言いました。
アゼンタインのあまりの完璧な姿に、誰も、彼が疲れるとか、休息が必要だとかは思わないし、口にしないと言うではありませんか!
あきれたものです!
アゼンタインを心配するイヴォナに対し、今度はアゼンタインから質問がきます。
もう、危険なことはしないだろう?と。
イヴォナは、これに答えることは出来ません。
何故なら、今後、魔王軍が攻めてくると言う、もっと危険な出来事に関わろうとしているのですから。
アゼンタインには、正直でありたいと思うイヴォナは悩みます。
全てを話すべきか、しかし、起きてもいないことを話して信じてくれるだろうかと。
それを見ていたアゼンタインは優しく、イヴォナがやろうとすることには、全て何か正統な理由があるだろうから、どうか一人でそんな危険な場所に飛び込んでいくのだけはやめてくれとお願いしました。
イヴォナも、アゼンタインにお願いします。どうか少し休んでくださいと。
その言葉を受けいれ、イヴォナのとなりにゴロンと横になったアゼンタインは、イヴォナを見つめながら思います。
自分は、出会う前から、イヴォナのことを知っていた・・・と。
かりそめの公爵夫人45話の感想&次回46話の考察予想
いよいよ、アゼンタインとイヴォナの運命が、どうやって絡んでいるのかがわかりそうな展開になってきました。」
それと、やっと、恋愛ものらしい展開も出てきましたね。
ハラハラ、ドキドキの要素が違いますものね。
アゼンタインは、相変わらず、手袋をしたままですね。
自室にいるときも、仕事をするときも、イヴォナに触れるときも。
今後、その謎は明らかにされる日がくるのでしょうか?
それとも、誰も気にしていないことだったりするのでしょうか?
私は、いつも「何故?」が気になります。
心霊番組を見ていても、何故、この幽霊は、ここにこんな姿で現れるのか?が気になって仕方がありません。
ですから、
何故、イヴォナは魔力を求めるのか?
何故、キリダンの実の流通を止めてしまったのか?
何故、イヴォナの母親のブローチがオークションに掛けられたのか?
何故、いつもアゼンタインは手袋をしているのか?
何故、イヴォナは、2度目の人生のチャンスを手に入れたのか?
何故、生まれ変わったのが、前世で命を落とす1年前の地点だったのか?
これらの「何故」を解決または解消するにしたがって、イヴォナとアゼンタインの運命がどのように繋がっているのかが見えてくるのでしょう。
そして、それが、全て見えて、スッキリ~となったときに、ストーリーの素晴らしさや考察の深さが「もう一回読もう!」に繋がるのが理想ですね。
今後の予想としては・・・。
アゼンタインが意味深なことを言い残していました。
出会う前から、イヴォナのことを知っていたと。
これで、イヴォナとアゼンタインのお互いを知っていたという状況が共通するとわかりました。
これは、今後、イヴォナが、全てを打ち明けて、これから、魔王軍が攻めてくると言ってもアゼンタインはすんなりと受け容れてくれる前振りだと思います。
ですから、展開的に、何かのタイミングで、お互いの胸に秘めた状況を説明することになるのではないでしょうか。
それとは、別に、お互いのお互いを思う感情面での告白も間近かもしれません。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』45話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。