漫画「かりそめの公爵夫人」は原作Jin Seaha先生、漫画Han Jinseo先生の作品で韓国公式:カカオページで先読みしました。
今回は「かりそめの公爵夫人」98話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
かりそめの公爵夫人98話の注目ポイント&考察予想
クロードから逃げたガスパルは、自分が助かるためのプランを必死に考えます。
その時、目の前に現れたのは、キャンプに保管していた軍の補給物資でした。
ガスパルは、仲間たちのことはお構いなしに補給物資に手を出して、自分だけ助かろうとします。
かりそめの公爵夫人98話のネタバレ込みあらすじ
ガスパルの逃亡プラン
ガスパルは、走りながらクロードの様子がいつもと違ったと感じていました。
まるで、本当に〇されるような殺気を感じたガスパルは、思わず逃げてしまったようですね。
すぐに追手がやってくることを考えて、何とか時間稼ぎをしようと思った時、キャンプの補給物資の前にたどり着きます。
イヴォナが、召喚獣を使いながらガスパルを探していると、焦げ臭いにおいが…キャンプで火が上がっています。
アスランを使って消火にあたりますが、火は想像以上に大きくなっているのでした。
魔獣の仕業かと考えるイヴォナの脳裏に、ガスパルのことが思い浮かびます。
まさに、火事の原因はガスパルなのでした。
軍で最も大事ともいえる補給物資を燃やすことで、時間稼ぎをしようというのがガスパルの狙いです。
それは同時に、自分を追い詰めるものでもありました。
軍に対する裏切り行為ともいえるこの行動がバレれば、皇帝の甥とはいえ責任を免れることはできません。
ガスパルはとりあえず語の場を切り抜けることに必死です。
まずは、トリスタンと合流して、神獣の力で身を隠し、討伐団からの手紙が届く前に皇帝に会いに行こうとしています。
そして、ガスパルは、全てをヘレンの責任にしようと目論むのでした。
ヘレンの父を助けたが、自分に対する嫉妬心から、恩を忘れて自分をだましたのだと。
どこの召喚士かわからないヘレンより、甥である自分を信じるであろうという算段です。
そして、必死にトリスタンを探すガスパルの前に現れたのは、セリーでした。
ガスパルを騙すセリー
セリーは討伐団に追われているガスパルを助けに来たようです。
そして逃げ道を知っていると話し、急いで案内するのでした。
トリスタンを探しているガスパルですが、セリーを信じてそわそわしながらついていきます。
セリーは、ガスパルがついてきたことを喜びます。
それもそのはず、全てを知ったセリーが、ガスパルの味方をするわけがありません。
ガスパルが起こした火事を消そうと必死になっているイヴォナに、セリーはガスパルの足止めを申し出たのです。
ガスパルが、まだ自分のことを都合良く使えると思っている前提で、時間稼ぎをするという作戦でした。
イヴォナは危険だと止めますが、火事を消す時間くらいは自分が時間を稼ぐと説得します。
何とかガスパルを誘導して、数分間の時間を稼ごうとするセリーですが、ガスパルはセリーを疑い始めているようです。
かりそめの公爵夫人98話の感想&次回99話の考察予想
ガスパル、とんでもない奴ですね。
仲間たちのことを何も考えず、補給物資を燃やして、全ての罪をヘレンに押し付けようとするなんて…。
いままでの話の中で、1、2を争うくらい、ガスパルに腹が立つ回でした。
イヴォナを裏切ったことを挽回するチャンスだと頑張るセリーですが、ちょっとしゃべりすぎかもしれませんね。
追われていること、火事のことなど情報を知りすぎているのが、ガスパルに怪しまれている原因かもしれません。
セリーの身に、危険が及ばないことを願います。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』98話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ガスパルは逃げるために軍の補給物資を燃やして火事を起こした
- トリスタンと合流して、いち早く皇帝の元へ行き、全てをヘレンのせいにする逃亡プランを立てた
- セリーは、ガスパルの足止めのために誘導をするが、どうやら怪しまれている