1955年のこの日、日本初のプロレスの本格的な国際試合「力道山・木村政彦組対シャープ兄弟」の試合が開催されたことに由来し、2月19日は『プロレスの日』とされている。
全国7500万のプロレスファンにとっては、「正月・クリスマス・誕生日」と同じくらい重要な日だから、それぞれに自分流の過ごし方があると思う。今回は筆者が考える、「標準的なプロレスの日の過ごし方」をお伝えしたい。
・アラームは入場曲
まず、起床のアラームはもちろんプロレスラーの入場曲である。普段はスマホのベル音でもいいが、この日ばかりは入場曲で朝を迎えたい……というのが一般的なプロレスファンの心理だ。筆者のオススメは長州力の「パワーホール」であるが、今年は引退を表明している天龍源一郎の「サンダーストーム」が多くなると予想される。
2月19日は、朝食もわざわざビュッフェに行くのがプロレスファンだ。この日だけは中西学のように、お店の人が真っ青になるくらいの量を平らげよう。もしくは、朝から道場感覚でちゃんこを作ってもいい。とにかくモリモリ食べよう。
・プロレスファッションでキメよう
ファッションにも気を付けたい。この日は橋本真也風のハチマキが基本だが、「ハチマキはちょっと……」という人は蝶野正洋ばりのサングラスで洒落込もう。もちろん、ライガーやタイガーマスクなどの覆面を被ってもいい。上級者は思い切って「健介カット」に挑戦だ。
歩いているときも気を抜いてはならない。武藤敬司のように、指先まで神経を集中するようにする。ところどころで、リック・フレアーのようにソロリソロリと歩くのもオススメだ。ガードレールがあったら意味もなく またいでみよう。またぎ方にも、大巨人風・ルチャ風など、様々な方法があるぞ。
・晩御飯も豪快に
夜になったら焼肉でもステーキでもいいから、とにかく大量に肉が食べられる店へ行く。ポイントは最初のビールの飲み方。アンドレ・ザ・ジャイアントばりに、コップは使わずにラッパ飲みで店員さんのド肝を抜くのだ。その際、ビールびんを持ってはいけない。ビールびんを2本指でつまんだほうが、大巨人感が出る。
肉もできるだけたくさん食べた方がいいが、スタン・ハンセンのように17万円分も食べてしまうと、翌日後悔することになるので注意しよう。真壁刀義のようにスイーツで締めてもいいが、マサ斉藤のようにカルピスでフィニッシュするとスマートだ。
・脱ぐときもプロレスラー風
家に帰ったら、風呂に入る。服の脱ぎ方は、リングアナウンサーにコールされたプロレスラー風である。仮に5枚服を着ていたら、1枚1枚丁寧にプロレスラー風に脱いでいこう。これがいくら楽しみでも、10枚以上服を着込むと時間がかかるから、常識の範囲内でお願いしたい。
あとは好きな試合のDVDを見るなり、週刊プロレスを読むなりして好きに過ごしてほしい。「お前はやってんのかよ?」という質問は……受け付けないッ!! だが実践したら楽しいことは間違いなし! ぜひ参考にしてほしい。
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼武藤風の指先だ! 神経を集中しよう。
▼服もプロレスー風に脱ごう。
▼朝食も中西学ばりに食べるべし!
おはようゼァ(o゜◇゜)ゝ"@nagata769: おはようございますゼァ。RT @nobitokun: 朝だ仙台食台豊か!宮城のアサゲでモンスターモーニング!!今日も元気に☆いただくドン&おはようドンpic.twitter.com/AwGkqGcU08"
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) February 14, 2015
▼これがプロレスファンだ!
▼これがアントニオ猪木ブロンズ像だ!