旅行に行くと、友達や同僚にお土産を買う人が多いだろう。旅先の土産は「旅行に行ってきました」という報告代わりだったり、「不在の間、ありがとうございました!」というお礼の気持ちだったりする。
喜んでもらえると嬉しいものなので、お土産選びは俄然、気合いが入る。しかし、中国に行ったときだけは本当に困る。お土産の定番である食べ物が喜ばれないことがあるからだ。
・中国の食べ物は食べたくないんだって
……という事実に気がついたのは、数年前のこと。とある人から中国土産のお菓子を1人1個ずつをもらったのだが、うち数人から「メグさん、中国に住んでたでしょ? あげる」という申し出が発生。理由は「中国の食べ物は怖いから食べたくない」ということだった。あっ、そういうことですか。
・どうする、バラマキ系の土産!
食べたくないけど、捨てるのは罪悪感があったので、私にくれたらしい。私はそこまで気にならないが、やっぱり嫌な人もいるものである。
それにしても、いろんな人に渡すバラマキ系の代表と言えば食品! それがダメとなると選択肢が狭まってしまう。かと言って、手ぶらで帰国するわけにもいかない。でも、あまり高いものを大量に買うのは金銭的に厳しい。
・日系企業の食品か食べ物以外だとセーフ?
だが、同じ中国で買った食べ物でも、グリコやセブンイレブン、ファミマなど、日本でも馴染みのある企業の商品だと、生産管理がしっかりしているイメージがあるのか、ウケが良い。商品名が中国語表記だったり、日本にはないフレーバーだとお土産感もかなりアップする。
また、食べ物はダメでも目で見るものなら問題ないという人も多い。ベタだが本屋さんで買った三国志トランプとか、三国志絵葉書セットは特に男性に喜ばれた。女子用なら何でも10元(約200円)で売っている10元ショップが便利。中華柄のポーチなど、中国っぽい小物がリーズナブルに手に入るからだ。
・皆は何を買ってる? 何ならほしい?
……と、何とかしのいでいるが、毎回毎回似たようなモノというのも、何なので、そろそろ別のジャンルを開拓したいところである。中国に行く皆さんは、いつもどうされているだろうか? またどんなお土産なら「もらってもいい」と思うのだろう? ぜひ教えてほしい!
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24
▼こういうグリコ商品詰め合わせとかは本当に重宝する
▼三国志トランプと絵葉書もイイ
▼10元ショップは小物が多いので、女子用のお土産に重宝する
▼自分のは全然悩まないんだけどねぇ
中国に行ったときの自分用お土産! 五月天のヨーグルト(#^.^#) pic.twitter.com/KXZaRyKMYD
— 沢井メグ@翻訳者 ライター 台湾翻訳マンガ「用九商店」全5巻&「DAY OFF」好評発売中! (@Megmi381) March 18, 2015