最近、インターネット上でマシュマロのある食べ方が話題になっている。それは「家庭用たこ焼き器で焼くと超ウマい!」 というもの。マシュマロを加熱して食べる方法は有名だが、確かにたこ焼き器の穴とマシュマロは相性がいい気がする……食べてみたい!
というわけで、マシュマロとたこ焼き器を用意し実際にチャレンジしてみたのだが……これが結構大変! てか難しい!! だが何度か繰り返すうちにコツを掴んだので、「たこ焼き器でマシュマロを焼いて食べてみたい!」という人は必見のコツを伝授するで!
・そのまま焼くのはNG
ネット上で話題になっているのは、そのまま「たこ焼き器でマシュマロを焼いて食べる」というシンプルなもの。画像を見ると、表面がきつね色になったマシュマロが超ウマそう! 食べた人いわく「外はカリッと中はトロリ」というから、これは絶対に食べてみたい!
というわけで、たこ焼き器とマシュマロを用意し、いざチャレンジ。だが、調理方法についての情報がないので、まずはそのまま焼く、つまり素焼きにしてみた。すると……コッゲコゲ! 考えればわかるのだが、マシュマロは砂糖とゼラチンで出来ているので、ただただ砂糖が焦げ付いただけであった。
その後も試行錯誤を繰り返したのだが、なかなか上手くいかない。それでもようやくコツを掴んだので、整理してご紹介しよう。
・油をひく
先述したように油をひかないのは自殺行為である。薄く油をひこう。その際、くっつき防止のため、穴ぼこだけではなくフチにもお忘れなく。
・全部の穴にマシュマロを入れない
ついつい全部の穴にマシュマロを詰めたくなるが、マシュマロは加熱されるとふくらみ隣のマシュマロとくっついてしまう。そうなると取り返しがつかないから、間隔を開けてマシュマロを投入しよう。
・サイズの合うマシュマロを用意する
これが難関なのだが、マイたこ焼き器に合うサイズのマシュマロを用意しよう。小さいと膨らみが物足りないし、大きいと膨らみすぎて上手にひっくり返せない。何度か試して、マイたこ焼き器と相性のいい大きさのマシュマロを探し出そう。
・焼きすぎない
マシュマロを加熱すると、ゼラチンが溶け出し液状になっていく。欲張って焦げ目を欲しがると、ドロドロになって上手にすくえない。膨らんできたらサッサとひっくり返し食べてしまおう。そのまま食べられるマシュマロに、生焼けとかないですから!
・中にゼリーやチョコが入っているマシュマロは難しい
マシュマロの中にゼリーやチョコが入っていてもいいのだが、ひっくり返すとき液だれする可能性が高い。初心者は、シンプルなマシュマロで慣れてからの方がいいだろう。
・一番の注意点
上述したことに気を付ければ、たこ焼き器とマシュマロの愉快なハーモニーが楽しめるぞ。また使い終わったたこ焼き器は、鉄板が熱いうちに水を入れて掃除してしまおう。放置すると砂糖が固まり、超めんどくさいからだ。
そのまま食べても美味しいマシュマロだが、機会があればぜひ試してくれよな! 一番の注意点は1人でやらないことだ!! 上手に焼けても超むなしいぞ!
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼たこ焼き器とマシュマロを用意する。
▼油をひいたらマシュマロを詰めるのだが、全穴はくっつくからNG!
▼こんな感じに、隙間を開けて焼こう。
▼徐々に膨らんでくるぞ。
▼焼きすぎると液体になってひっくり返せないから、早めにひっくり返すべし!
▼ほーら、こんなにきれいなきつね色。
▼焦げ目を欲しがりすぎず、さっさと食べるべし!
▼一番の注意点は、1人でやらないこと! みんなでキャッキャ言いながら焼こうぜ!!