漫画『キャプテン翼』といえば、サッカー少年にとって永遠のバイブルだ。その影響力は非常に強く、おそらくサッカー経験者は、原作の必殺技……ドライブシュートやツインシュートなどを練習したことがあるだろう。
中にはとても現実世界ではできないような必殺技も多いが、なんとこの度日向小次郎のタイガーショットが海外で再現された。ゴールネットを突き破ったシュートは必見だぞ!
・タイガーショットとは
『キャプテン翼』の代表的な必殺技であるため、ほとんどの人はタイガーショットを知っているだろうが、一応簡単に紹介しておこう。このシュートは、日向が沖縄で荒波に向かってボールを蹴る特訓で習得した必殺技だ。
特長は威力が凄まじいところにあり、ゴールポストに当たればボールは破裂。たとえコンクリートの壁であってもめり込む。ゲーム版ではディフェンダーだけでなく、ゴールキーパーも吹き飛ばし、ネットも突き破ってしまうほど。一文字で表せば「剛」。とにかく桁違いの破壊力を持っているシュートである。
・ブラジル人ストライカーが再現
そしてそんな必殺シュート・タイガーショットを再現してみせたのは、ロシアリーグのゼニトに所属しているフッキ選手。ニックネームは「超人ハルク」で、左足から殺人的シュートを放つ選手としても知られているブラジル人ストライカーだ。
その彼が練習で豪快にシュートを放つと……動画「Hulk kick Goalkeeper Tore open the door to the grid」で確認できるように、ゴールキーパーを吹き飛ばし、その体もろともネットを突き破ってしまったのである!
・フェイクかも
見ればその凄まじさがわかるので、ぜひ動画でチェックして欲しい。ただ、「マジかよ!?」と思う一方で、カメラワークが絶妙なため、この動画はフェイクではないかとの声も上がっている。筋肉の鎧をまとったフッキ選手であれば、本当にありえそうだが……真相はいかに。