炊飯器は偉大だ。コメも炊ける上にケーキやラーメンも作れる。さらにコメを炊く際にトマトと味覇(ウェイパァー)を入れると、極上のトマトご飯になる。
さらに、さらにだ! モスバーガーのレタスで具材を挟んだ「菜摘バーガー」を一緒に炊くと、これまた絶品な野菜ご飯が完成するのだ! レタスを炊飯器で炊くなんて気持ち悪いと思われそうなので、黙っておこうかと思ったが、あまりにウマすぎたので思い切ってお伝えしたい。
・モスの「菜摘」をコメと炊いてみた
ということで、買ってきたのは、モスバーガーの「菜摘・モス野菜オーロラソース仕立て」である。たっぷりのレタスに、ミートパティ、細切りレタス、オニオン、トマトをサンド。オーロラソースで仕上げられたメニューだ。
作り方は実に簡単。
1.コメ1合を洗い、目盛りより気持ち少な目の水を入れ30分水につける。
2.菜摘バーガーを炊飯器に入れる。
3.炊飯
──これだけ、これだけである!
・レタスが絶妙な甘さと食感!
炊飯器を開けると、フワ~とパティから出た肉汁の香り、そしてレタスの甘い香りがする。よーく混ぜて、パクっと食べてみると……こ、これは!? ウマイ! めちゃくちゃウマイではないか!!
トマト、パティ、タマネギとご飯の相性がいいのはわかる。炒飯やリゾット、丸ごとトマトご飯など、すでに先人たちが生み出し、定着したメニューだからだ。しかし、このレタスはどうだ? 「シャキシャキ!」という食感を残しつつ、温野菜ならではの甘さが出ている。この食感と野菜の甘味こそが、“菜摘ごはん”を絶品メニューにする鍵なのだ。
なぜ、こんな食感と味を出すことに成功したのか!? それは、炊飯器パワーではないだろうか? コメを炊くと蒸気が上る。その蒸気が、ちょうど上に載っていたレタスをいい感じで蒸らしたのだと考えられる。だから、煮込んだり焼いたりしたときには出ない“シャキシャキ感”を残しつつ、野菜のエグミを取り去り、甘さを引き出したのではないだろうか?
・ほかの「菜摘」でもやってみたい
菜摘ごはんは実に美味で、ペロリと平らげてしまった。これは、食べ過ぎ注意やで……!? 菜摘バーガーは、モス野菜オーロラソース仕立てのほか、ロースカツやフィッシュ、テリヤキチキンもあるぞ。ほかの菜摘バーガーでもきっと美味に違いない。
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼ご飯1合に対し、菜摘1個を用意しましょう
▼いざ、炊飯!
▼めっちゃいいにおい
▼信じられないかもしれないけど、美味しいよ! レタスが異常にウマいよ!!