beatles

現代の音楽に多大なる影響を与えたバンドのひとつ、ザ・ビートルズ。彼らの愛称「Fab4 (fabulous four:伝説的な 4人)」にちなんで2月4日、つまり「Feb4(february 4)」はビートルズの日とされているようだ。ちなみに、初来日した6月29日はビートルズ記念日らしい。

そんな音楽史に残る、カリスマ的バンドの知られざるトリビアをご紹介したいと思う。意外な豆知識にちょっとビックリ!

・ビートルズトリビア

「CTスキャナー(コンピューター断層撮影)は英国のEMI社により開発されたが、同社に所属していたビートルズのレコード売上が資金元だった」
「ジョン・レノンの祖父の名前はジョン・レノンである」
「ジョン・レノンと息子のショーン・レノンの誕生日は同じ(10月9日)」
「彼らの名曲『アクロス・ザ・ユニバース』に入っている女声コーラスは、たまたまスタジオの前にいたファンをつかまえて歌わせたものだった」
「同じく彼らの代表曲『イエスタデイ』、当時日本ではシングル盤のB面だった。ちなみにそのA面は『アクト・ナチュラリー』」
「ビートルズを下積み時代に支え、マッシュルームカットを広めるなど影響を与えた女性、アストリッド・キルヒヘル。発明家であった彼女の祖父のヒット商品はガスコンロ」
「ビートルズ日本公演で『シーズ・ア・ウーマン』を「シマウマ」と歌っている」
「アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットに載っているソニーのテレビはポール、福助はジョンが日本から買って帰ったお土産だった」
「チャリティ・コンサートを初めて行ったのはジョージ・ハリスン」

・生粋のビートルズマニア

今回、これらのトリビアを教えてくれたのは、大阪の老舗ビートルズ専門店「キャバンクラブ」で長年PAとして勤務していた、マグナム小滝氏だ。マグナム氏は学生時代からビートルズに心酔し、自他ともに認めるビートルズマニアだ。私(佐藤)の高校生時代の先輩であり、自宅に行くと唸るほどのCDを繰り返し聞かされた。

マグナム氏は、当然リバプールにも足を運んでいる。帰国した後に、川のほとりで自らが口ずさんだ堀江淳の『メモリーグラス』を録音したものを私に聞かせてくれた。何しにイギリスに行ったんだよ……。

とにかく今日はビートルズの日。デビューから半世紀を経て、いまだにその音楽の輝きは色あせることがない。彼らは偉大だ。

執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24