2月9日は、「ニクの日」。当然肉を食うよな! 迷わず吉野家(よしのや)に行くという人、ちょっと待て。牛丼を食いたい気持ちはわかる。しかしだな、今日は肉の日だぞ。同じ食うなら牛丼の肉ではなくて、もっと食い甲斐のある肉を食おうゼ。
せっかくなら牛の家(うしのや)に行かないか? “よしのや” と “うしのや”、一文字違いで大違い! 鉄皿のジューッ! という至福のサウンドを聞きながら、ウマい肉に舌鼓を打とうゼ。
・鉄皿のこだわり
牛の家は東京・池袋と神奈川・あざみ野に店舗がある、ステーキハンバーグの専門店。お店のこだわりは、鉄皿を使用していることだ。店内に掲示された文言によると、昔は鉄製のフライパンが主流で、鉄分の補給が容易だったそうなのだが、近頃はテフロン製が多く、自然に鉄分を摂取する機会が少なくなっているそうだ。
・ジュー! が大事、ジュー! が
そこでお店では鉄皿にこだわっているという。鉄皿の利点はそれだけではない。アツアツに焼けた皿にソースを流すと、あの至福のサウンドを聞くことができるのだ。そう、ジューッ! だ。ジューーーッ!! アレを聞いてこそ、肉を食ってる気分になれる。
余談だが、最近放送されたバラエティ番組で、TOKIOの長瀬智也さんもハンバーグの鉄板がジューッ! と言わないとイライラするそうだ。
・迷い過ぎる
私(佐藤)が注文したのは、サービスサーロインステーキ(1200円)。いや~、迷った。何食うかめっちゃ迷った。ロースもいい、ハラミもいい。リブロースもハンバーグもいい。軽く10分間くらい悩んだ挙句にサーロインに落ち着いた。どうせナニ食っても、あっちの方が食いたかったかなあ~って後悔しそうだから、「サービス」という言葉に乗ってみた。
・iPhoneで録音して寝る時に聞きたい
ご飯と味噌汁、そしてアツアツの鉄皿にアツアツの肉が乗っている。スタッフが「ソースをおかけしても良いですか?」と尋ねるので、間髪入れずに「どうぞどうぞ」と快諾。その直後にアノ至福のサウンドが店内に響く。ジューーーッ! 人生に喜びと感動を与える瞬間、そのひとつがこのジューーーッ! を聞く時である。最高だ、iPhoneに録音して、寝る前に聞きたいくらいだ。
・肉汁を浴びる
ソースと混ざり合って、ほとばしる肉汁。紙エプロンなんかクソくらえだ。コレを浴びずして、肉を食うなかれ。ちなみにサービスサーロインは、券売機に気になる一文があった。「やわらか加工」、一体どんな加工をしているのかわからないが、ムチャクチャ柔らかかった。噛むほどに肉汁がしたたり、天国へといざなうようだったぞ。
肉の日は、至福のサウンドを聞きながら肉を頬張るために、吉野家じゃなくて牛の家へ行こう。
・今回訪問した店舗の情報
店名 牛の家 池袋店
住所 東京都豊島区池袋2-14-3 本間ビル
営業時間 11:00~23:00
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼ジューッ!
▼ジューーッ!
▼ジューーーッ!!
▼ジューーーーッ!!
▼ジューーーーーッ!!!!