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皆さんの職場では、どんな音が流れているだろうか? 有線で音楽を流していたり音楽プレイヤーを使っているかもしれない。もしくは、当ロケットニュース24編集部のように、無音のところもあるだろう。

そう、ここ(編集部)は無音。キーボードをカタカタと打つ音だけが常に流れている状況。そんななかで往年のラブソング、欧陽菲菲(オーヤンフィーフィー)さんの『ラヴ・イズ・オーヴァー』をこっそりかけ続けたら、どうなるのか試してみた。

・端の席

私(佐藤)の席は、編集部のもっとも窓際にある。喫煙場所はベランダと決まっており、すぐにでもタバコを吸えるようにこの席を確保している。

・iPhoneでループ再生

その端っこの席からこっそりiPhoneで曲を流し始めた。最初の音量は “1”。換気扇やエアコンの音でかき消されてしまうので、“2” から “3” へとボリュームアップ。その状態でループ再生したのだ。

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・素晴らしい曲

1巡目は誰も気づくことなく終わった。すぐに2巡目に突入。このまま何十回も再生が繰り返されるのだろうか? ちなみにこの曲は序盤はしっとりしているが、サビから後半にかけて盛大にもり上がる。別れの歌ではあるが、失恋を前向きに乗り越える歌詞がグッとくる。

・異変が起きた!

聞いてると、思わず目頭がアツくなりそうなのだ。人生を重ねた人なら、誰にでもきっと響く名曲。エエ歌やな~、と曲にひたっていると、隣の和才記者が異変に気づいた!

和才「佐藤さん、なんかあったんすか?」

え? 聞こえてたのか!? 和才記者によると、1巡目から何となく気づいていたそうだ。悲しい曲を聞いてるなと思ったという。その隣のサンジュン記者も気づいたが、「声をかけちゃ、ダメなのかな? と思った」そうだ。なんだよ、誰も気づかないまま、何十回も再生することになると思ったのに!

・次回は肉を焼く音で検証

ということで、静かなオフィスで『ラヴ・イズ・オーヴァー』をかけてもすぐにバレることが判明した。今後はこっそり肉の焼ける音を流し続け、編集部のメンバーを「ムショーに肉食いたくない?」という状態に刷り込みしたいと思う。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24