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【カレー探求】「一歩入ればそこはインド」 キレのある辛さが魅力のカレーハウス『コロンボ』 東京・高円寺

2016年7月18日

colonbo

サブカルの帝王と称されるみうらじゅん氏は、かつて東京・高円寺を「日本のインド」といったそうだ。アジア系の雑貨店があり、カレーのお店が多く存在している。その姿から、日本のインドと表現したのではないだろうか?

きっとこの発言に貢献したと思われるお店が、カレーハウスコロンボである。だって、ここの入り口には、「一歩入ればそこはインド」って書いてあるんだから。

・スペシャルといちおし

このお店は、20年続くカレーハウスだ。数ある高円寺のカレー屋さんのなかでも、老舗の部類に入るのではないだろうか。店前には、本日の「スペシャルカレー」と「いちおしカレー」のメニューがある。

・品のある女将さん

スペシャルといちおし、どちらも強く推している感じが伝わってくる。どっちにしようか迷ってしまう。中に入ると、そこはインド! という雰囲気はそこまでなかったのだが、女将さんがインド風の姿をしている。この女将さんが大変物腰が柔らかな方で、ファンキーな店構えの割に、品格を感じさせるものがある。

「今日は暑いですね~」と、優しく語りかけてくれる。一瞬でこのお店が好きになった。愛情のある接客で、お店をここまで続けてこられたのだろう。さて、テーブルに着くと、再びいちおしカレーにあった、ハンバーグマサラカレー(1080円)の写真が目に飛び込んできた。これだな、スペシャルカレーはまた次回にとっておこう。

・ハンバーグとカレー

しばし待つと、「お待たせしました」という声と共に、カレーの登場だ。深い色合いのルウに、サフランで炊いたライス。そして、大判のハンバーグがデン! と中央に鎮座している。そもそもハンバーグとカレーの組み合わせは、日本的なように感じる。インドからは少し遠い気がするのだが……。

肉の甘さでマイルドな味わいになっているのかな? と思ったら、コレが思ったよりも辛い! 香辛料のパンチが効いており、一口食べると、口のなかにスパイシーな香りがバッと広がる。メニューには小辛って書いてあったんだけど、これ中辛かそれ以上じゃないの!?

・キレのある辛さ、猛暑日に食いたい!

辛味は口の中で長居することなく、サーッとひいていく。これは、めちゃくちゃ暑い日に食べると、飛び切りウマく感じそうだ。これからの季節に持って来い、パンチのある辛さがひいていく時に、汗も一緒にひいていくような感じがする。

食欲が落ち気味な夏に、スパイスの力で身体の力を呼び起こす。そんな風に、コロンボのカレーは元気を与えてくれる一品だ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 カレーハウス コロンボ
住所 東京都杉並区高円寺北2-41-15
営業時間 11:30~23:30
定休日 木曜日(最終週木曜日は営業)

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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日本, 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2丁目41−15
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