食材の宝庫といわれる北の大地、北海道。なかでも北海道が圧倒的な生産量を誇っている食材が、乳製品の原料である「生乳」だ。
北海道の生乳で作られたバターを使用した定番の北海道銘菓といえば、六花亭の「マルセイバターサンド」だが、なんとそのマルセイバターサンドの『バター』が販売されているというではないか。そこで筆者は実際に購入して味わってみることにした。
・六花亭の直営店で販売されている「十勝マルセイバタ」
今回ご紹介するのは、六花亭の直営店などで販売されている『十勝マルセイバタ(税込500円)』だ。なお、一部販売されていない直営店もあるとのことなのでご注意いただきたい。
・マルセイバターサンドに使用されているバターを家庭用に改良
マルセイバターサンドにそっくりなデザインの箱の裏面にある解説を読むと「マルセイバターサンドのクリームやビスケットに使用しているバター(無塩バター)をご家庭用(有塩バター)に作ったものです」と書いてある。
単純に言うと、マルセイバターサンドに使用されているバターを家庭用に改良して『十勝マルセイバタ』として販売しているということだ。
・「雪印北海道バター」と食べ比べ
それではまず試しに、全国のスーパーで販売されている定番のバター「雪印北海道バター」と「十勝マルセイバタ」をそのまま食べ比べると……ん、んん? たくさん食べられるものでもないので、差がわかりにくいというのが正直な感想だ。
わずかに感じ取った違いを言うと、雪印よりも六花亭の方がバター独特の風味が薄く、あっさりしているような気がした。
・「マルセイバターサンド」にサンドしてみる
続いては、あの「マルセイバターサンド」に薄切りにした十勝マルセイバタを挟んで味わうと……これは、まろやかでリッチだ! バターを挟んだので当然の結果ではあるが、味だけでなく摂取カロリーも相当リッチなことになっているので食べ過ぎには要注意である。
・「ラムレーズンバタートースト」を作る
そして最後は、こんがり焼いた食パンにバターを塗って、上からラムレーズンをまぶして、「ラムレーズンバタートースト」を作って食べてみると……ジュワ~ッとにじみ出るバターとレーズンの甘みがたまらない。マルセイバターサンドとは違う味だが、これはこれでウマいぞ。
十勝マルセイバタは、普通のバターと劇的な違いは無いものの、食べやすい味わいが好印象だった。北海道にお越しの際はおみやげなどに購入してみてはいかがだろうか。
参考リンク:六花亭
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼「十勝マルセイバタ(税込500円)」
▼「十勝マルセイバタ(写真上)」と「マルセイバターサンド(写真下)」
▼定番の「雪印北海道バター」と食べ比べ
▼「雪印北海道バター」
▼「十勝マルセイバタ」の方がわずかにあっさりしている気がした
▼「マルセイバターサンド」に挟んでみる
▼味はリッチだがカロリーもリッチだ
▼「ラムレーズンバタートースト」を作る
▼トーストに十勝マルセイバタを塗って……
▼ラムレーズンをまぶして完成。
▼見た目以上に激ウマだゾ!