来年2017年夏に映画が公開予定の実写版『銀魂』。本日12月6日、本作のビジュアルが初解禁されたのだが、そのクオリティーが高すぎると話題になっている。解禁されたビジュアルを見てみると、確かにその完コピ具合は半端ない。マンガからそのまま出てきたのかと思うレベルだ。
これまで「実写化不可」の枠に入るかと思われていた『銀魂』だが、想像以上に完コピしているなら期待は高まるばかり。……と思いきや! マンガ・アニメなどの2次元好きにとって、実写化が受け入れがたいのは変わらないようだ。
・完コピの「役作り」
本作のキャストは、主人公・銀時役に小栗旬さん、ヒロイン・神楽役に橋本環奈さん、新八役に菅田将暉さんという今が旬の3人だ。役作りのために、小栗旬さんは地毛を銀色に染め、橋本環奈さんはオレンジに染めたという。
そして菅田将暉さんは、特に髪を染めたりはしていないようだが、そのメガネスタイルは完全に新八そのものだ。この完コピビジュアルに、現在ネットでは下記のような声が飛び交っている。
・ネットの声
「菅田くんの激似さに笑ったわ」
「結構いい感じでは」
「どんどん楽しみになってきた」
「想像以上にいい」
「完成度たけーな、オイ」
「実写版、銀魂楽しみ♪」
「実写銀魂のヴィジュアルがなかなかよくて俄然興味が湧いてきた」
「地毛を染めてたってのがスゴい」
──その激似っぷりに衝撃を受けた人が多いようだ。では「実写化」に厳しい原作ファンも納得のクオリティーだったのか。そこで、2次元をこよなく愛するA氏に『銀魂』の実写化について意見を聞いてみたところ、衝撃の答えが返ってきた。
・実写化に激怒
A氏「こんなのは役作りじゃなくてコスプレですよ。コスプレ。ロバート・デ・ニーロくらい突き詰めてるならまだしも、ただのコスプレで『役作りが凄い』とか騒がれてるのを見て余計に冷めました。喜んでる人はほとんど俳優さんたちのファンではないですか?
『銀魂』の侍からSFまで、日常系からお涙頂戴やギャグまでを含んだごった煮感は、実写にしたら寒くなるのなんて考えなくてもわかります。それでも、コミックを実写化し続けるのは、ファンを切れさせ炎上させることが目的なんでしょうか。
これ以上、イメージを壊すのはやめてほしいものです。この気持ちは、原作者が良いと言ったところで変わりません。少しでも、2次元実写化の流れに抗(あらが)いたいので映画は見に行きません」
──といったように、原作を思うあまり過激すぎる発言が連発した。もともと、実写化に反対する人が多かった『銀魂』。完コピといえるほどビジュアルを似せたとしても、2次元ファンに受け入れられる日はまだ遠いのかもしれない。
参照元:Twitter @gintama_film
執筆:中澤星児
▼予想以上の完コピ具合だ
坂田銀時。
演じる小栗さんは2か月間にもわたるアクショントレーニングで銀時らしい逞しい身体を鍛え上げた他、地毛も銀髪に染め上げ、さらにウィッグを使い銀時の特徴的な天パの銀髪を完全再現。トレードマークともいえる“洞爺湖”土産の木刀を手に、強い眼差しを向けています!#映画銀魂 pic.twitter.com/WM5X6wie5t— 映画『銀魂2』公式 (@gintama_film) December 5, 2016
神楽。
橋本環奈さんは、旺盛な食欲は他の追随を許さず、可愛らしい容姿とは裏腹に毒舌でだらしのない性格の神楽に真正面から向き合い、役作りの過程で地毛をオレンジ色に染め上げました。さらに、青い瞳、そしてチャイナ服という容姿に!#映画銀魂 pic.twitter.com/VVsdW9EY0v— 映画『銀魂2』公式 (@gintama_film) December 5, 2016
▼こんなに似せられるものなんだな
志村新八。
演じる菅田将暉さんは先日2016年ベストドレッサー賞を受賞するなどピカイチのファッションセンスを誇っていますが、これまでのイメージを覆す、<超地味なメガネキャラ>新八に!#映画銀魂 pic.twitter.com/2Q1NEJ2NPo— 映画『銀魂2』公式 (@gintama_film) December 5, 2016