一時期、日本で旋風を巻き起こした韓流ブームは下火になった感はあるが、それでも、BIGBANGなどのK-POPグループがスタジアムを満杯にするほどの人気を博している。
K-POPの人気はアジアだけに収まらず欧米にも飛び火しているが、そんななか、「NYで結成された韓国人がいないK-POPグループ」が誕生してネットを賑わせている。超変化球な感じのK-POPグループが、かなりオモシロいぞ!
・‟韓国人がいないK-POPグループ” がNYで結成される!!
NYで結成された韓国人がいないK-POPグループは、「EXP EDITION」と名付けられたボイーズグループだ。米ニュースサイト『Mashable』によると、メンバーは日本人とドイツ人のハーフのコーキとポルトガル人のフランキー、アメリカ人のハンターとクロアチア出身のシーメの4人である。
なんともインターナショナルなメンバー構成となっているが、K-POPグループというふれ込みだけに韓国語で曲を歌っているのだが、韓国語を話せるメンバーはゼロなのだとか。
・KICKSTARTERのプロジェクトから誕生したグループだった!
かなり異色なK-POPグループ「EXP EDITION」は、ニューヨークに住む韓国系アメリカ人ボラ・キムさんが、クラウドファンディング「KICKSTARTER」で始めたプロジェクトから誕生したグループなのだという。
2016年10月にキムさんが、同サイトで資金を募ったところ約3万ドル(約325万円)を集金し、この度『Feel Like This』というPVをリリース! 話題のPVを見ると、いかにも欧米のアイドルグループといった作りとなっているが、しっかり韓国語で歌っているではないか!
・ネット民からはネガティブな反応が……
筆者的には超変化球な感じでユニークだと思ったのだが、ネット民からは「普通にアメリカのグループとしてデビューしろよ」だとか、「エイプリル・フールってまだだったっけ!?」といったネガティブなコメントが寄せられている。
だが、音楽は世界共通言語とも言えるだけに、こういうグループがいても良いのではないだろうか。日本ではアフリカ系演歌歌手のジェロだっているし、アジアにはヒップホップアーティストが山ほどいる。異色なK-POPグループ「EXP EDITION」が、本場韓国で一体どんな反応を得るのか興味深々である。
確かに毛色は変わっているが、「●●の出身だから、このジャンルの音楽を演奏してはダメ」だと限定してしまうのは変だと思うのだが、読者の皆さんはどんな感想を抱いただろうか。
参照元:YouTube [1] [2]、KICKSTARTER、Mashable(英語)
執筆:Nekolas
▼EXP EDITIONのデビューPV『Feel Like This』はこちら
▼EXP EDITIONが結成されるまでの道のりを収めた動画はこちら