日本が世界に誇る究極のジャパニーズフード、それが寿司だ。財布を気にしなくていいならば、ひたすら寿司だけ食って生きていたい……誰しも一度は考えたことがあるだろう。寿司の魅力を一言で語るのは難しいが、バラエティ豊かなネタの豊富さも、我々を惹きつける理由であることは間違いない。

というわけで、アンケート企画『好きな寿司ネタ決定戦』をここに開催します! 数え切れないほど多い寿司ネタの中で、みんなが一番好きな寿司ネタは何なのか? 永遠のテーマがいよいよ決着する……!

・9つのネタがエントリー

今回エントリーした寿司ネタは、当サイトのメンバーが自信を持って推薦する9つの寿司ネタだ。寿司ネタは種類が多いので、もしかしたらお好みのネタがエントリーしていないかもしれないが、その場合は「その他」を選択して欲しい。

今回も投票は、アンケートサイト「みんなの声」の協力を得て実施される。登録などは一切ないので、清き一票を投じていただければ幸いだ。なお、最下位となった寿司ネタを推薦したメンバーは、罰ゲームとして「極悪わさび寿司の刑」が執行される。

それでは以下でエントリーした9種類の寿司ネタをご覧いただこう。

・中トロ(推薦者:あひるねこ


私は貝も、白身も、光り物も全部好きだ。しかし、寿司の王と言えば中トロであると断言することに何の迷いもない。赤身もいいが、脂の乗った中トロのウマさは圧倒的だ。大トロだとしつこすぎる。中トロこそが至高なのだ。

だが、ウマいからと序盤に中トロを攻めてしまうのはお子様。まずは淡泊な白身から始め、徐々に徐々に、ジワジワと盛り上げつつの……中トロでドーーーン!!! これよ。口の中でとろけた時の幸福感は、残念ながら他のネタでは得がたい。

・イカ(推薦者:佐藤英典


皆さんはイカがなぜ白いか、その理由を考えたことはあるだろうか? イカが白いのには、とてもシンプルな理由がある。イカの「白」は無垢な存在であることを意味する。つまり、ドンジャラで言うところの「オールマイティ」なのだ。

寿司を食う時でも同じように、最初に食ってもいいし、中盤に食っても良い。締めの一貫にイカをつまむのも悪くないだろう。要するに、万能なのである。

私の個人的な統計によると、イカが嫌いと言う人は、100人に1人いるかいないかだ。あの白さは、神が創造した万能の証。誰にでも当たり前に受け入れられるイカこそ、最強である。

・アジ(推薦者:P.K.サンジュン


寿司なら基本どのネタも大好きだが、特に “光り物” と呼ばれる青魚系に目がない私。サバも小肌もサンマも最高だが、どれか1つというならば私はアジを推したい。なぜなら味は当然として、コスパにも優れた「みんなのアジ」だからだ。

アジは回転寿司だろうと持ち帰り寿司であろうと一定のウマさが保証された有能なネタで、値段も中、もしくは中の下くらいと財布にも優しい。さらには高級店で食べるいいアジはビックリするほどウマいから、ポテンシャルの高さも相当なもの。寿司道を極めたくば「桃栗3年、柿8年」ならぬ「アジアジ3年、アジ8年」と言っても過言ではあるまい。

・しめサバ(推薦者:中澤星児


脂の乗ったしめサバは寿司の王道。値段もリーズナブルで庶民のヒーローと言えるだろう。しかも、サバは魔除けになり、天狗にさらわれそうになった時は「サバ食った」と唱えると撃退できるという伝説まである。まさに名実共にヒーロー……それがサバなのだ!

「最近ちょっと仕事の調子が悪い」「彼女にフラれた」「パソコンが壊れた」そんな悩みもサバさえ食べれば全部解決!! もはや味がどうとかそういう問題じゃない。

・サーモン(推薦者:K.ナガハシ)


若男女問わずに愛されているのが「サーモン」だ。その理由は “高コスパ” の一言に尽きる。安くてウマいサーモンは、今や寿司ネタの中でもまさに定番中の定番といえるだろう。

寿司に詳しい方ならご存知かと思うが、日本国内で流通しているサーモンはノルウェーなどの海外から仕入れたものがほとんど。よって、高級店から回転寿司屋まで、どんな店で食べても味の差が出にくい寿司ネタとも言われている。

高コスパでありながら、どこで食べても間違いのない安定の寿司ネタを選ぶなら、もはやサーモン一択といっても過言ではない。

・ウニ(推薦者:原田たかし


好き嫌いが分かれるかもだが、寿司ネタにウニは欠かせないという人は多いのではないだろうか。一度、ウニのおいしさを知ってしまうと、愛さずにはいられない。それがウニである。

口の中で溶けていくウニを想像するだけでヨダレがジュルリ。そんな本能が欲しがってしまう美味しさは、他の追随を許さない。また、なぜウニ専門店が存在するのかということを考えても「好きな寿司ネタ」はウニで決まりだ。

・うなぎ(推薦者:和才雄一郎


さあ、うなぎ好きの “うなぎ愛” が試されるときが来ましたな。恐らく、うなぎ好きを自称する人たちは、「死ぬ前に食いたいのはうな重」とか「どこどこの店の蒲焼きは他と違う」みたいなことを、一度は口にしたことがあるかと思う。

でも……こう言っちゃ何だが、そのうなぎ愛は本物なのか? うな重や蒲焼きが好物だなんて、うなぎラバーからしたら当たり前だ。好きな寿司ネタを聞かれても、うなぎと言えるのか? 中トロやらウニやらがいる中で、うなぎを選べるのか?

つまるところ、これは「好きな寿司ネタ」のアンケートではない。うなぎ好きを自称する人たちの愛が本物なのかどうかを確かめる踏み絵なのだ。

・蒸しえび(推薦者:GO羽鳥


エビはエビでも、蒸したエビ(ボイルえび)は、どんな寿司屋でもハズレがない。「薄い!」とかはあるかも知れんけど、「まずっ!」ってことは、そうそうない。つまるところ、野球に例えるなら「点が取られない寿司ネタ」なわけだ。

にもかかわらず、美味いエビは本当に美味い。肉厚だったりプリプリだったり、場合によっては味噌が付いていたり……そのグレードは天井知らず。負けることはないのに、よく勝てる。つまり必勝。ボイルえびは、寿司ネタの中の不敗神話なのである。

・あわび(推薦者:Yoshio


アワビは美味い。 新鮮なアワビはギュッと引き締まって、コリコリといった食感がイイ。しかも、いくつ食べても飽きない。あ~ はやく、美味しいアワビ食べたいなッ♪

──以上、どれもこれも思わずよだれが出てきそうな寿司ネタ9種類である。

おそらく投票するにしても悩ましい選択となると思うが、どうか悩みに悩んで投票して欲しい。『好きな寿司ネタ決定戦』は2017年6月16日まで投票を受け付けているぞ! さあ、みんなが一番好きな寿司ネタは何なんだーーー!!

参考リンク:みんなの声「一番好きな寿司ネタは?」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ジャンジャン投票してくれよな!

▼寿司最高ォォォオオオオオ!