毎日厳しい暑さが続いている日本列島。都心では今年初の猛暑日を記録し、梅雨の10日連続真夏日なんて珍しい天気にもなっている。こまめな水分補給が大事だと呼びかけられるのが今の時期だが、私(筆者)はエアコンのチェックもオススメしておきたい。

なぜなら、夏にエアコンが壊れたらマジで地獄。私事で大変恐縮な話なのだが、実際にエアコンが突然故障し、地獄の熱帯夜を過ごす羽目になってしまったからである。

・突然エアコンが故障

それは、ある日いきなりやってきた。私は夜に帰宅し、いつものようにエアコンのリモコンをポチリ。シャワーを浴びて部屋に戻ればキンキンに冷えているというのがお決まりの流れで、これまたいつものようにシャワーから部屋に戻った。……ところが!

何かがおかしい。そう、その日はシャワーから部屋に戻ってもどこか蒸し暑かった。あれっ、エアコン作動してなかったのかなと目をやると、電源は入っているものの送風口は頑固親父のごとく真一文字。しかも、何やらランプもおかしい。チカチカと点滅して「こ・わ・れ・て・る」のサイン(SOS)を送りながら壊れていたのだ。

・熱帯夜をエアコンなしで過ごす羽目に

壊れるのがまだ平日や昼間ならよかっただろう。しかし、あろうことか私の部屋のエアコンが壊れたのは、休日の深夜という完全に殺しにきているタイミングだからさぁ大変。管理会社が休みなど悪いことを考えたらキリがなく、楽しいはずの週末が地獄へと一変したのだった。

とりあえず自分で修理できたら快適に眠れる……なんてわずかな希望を持ってすぐさま天下のグーグルで対応策を検索するも、エアコンは機嫌を直してくれず。コンセントを抜いたり、リモコンの電池を交換するも、本来の力を取り戻すことはなかった。

その後も汗だくになりながら悪戦苦闘しても、打開策は見つからず。無力な私は熱中症防止のために水分を補給しながら暑さに耐え、ひたすら朝を待つことしかできなかった。

・エアコンチェックはした方がいい

私自身、故障からエアコンの大切さを痛感したのは初めてだったが、同じような経験をした人は決して少なくないだろう。話を聞くだけだと、どうせ大丈夫と思うかもだが、明日は我が身の可能性はゼロではなく、エアコンの故障はいつ誰の身に降りかかってきてもおかしくない。

手の空いた休みの日だっていい。エアコンが正確に起動するのかどうか、チェックする時間があっても損はない。また、外に置いてある室外機も合わせて確かめておくとより安心できるので、今のうちにやっておくことをオススメしたい。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.