スマホ版の「どうぶつの森 ポケットキャンプ」がリリースされて約10日が過ぎた。リリース直後からプレイを開始している人は、そこそこのレベルになっているのではないだろうか。私(佐藤)も現在レベル28になり、キャンプ場は随分充実してきた。
だが、このゲームをやっていて気になることがある。それは、オブジェを作るのに驚くほど時間がかかる! 待ってられない!! ということで、金で解決しようと「リーフチケット」を大量に買ったのだが……。せっかちな私には、焼石に水だった……。
・ロックステージを作りたいのに……
このゲームは、どうぶつたちのお願いを叶えながら、自分のキャンプ場をカスタマイズしていくというもの。素材やお金が貯まったら、オブジェを作ることができるようになる。このオブジェを作るのに、びっくりするほど長い時間がかかる。たとえば、「ストリートセット」は出来上がるのに48時間もかかってしまう。丸2日だ!
最終目標は「ロックステージ」を作りたい。そのためには、ストリートセットをレベル5にしなければいけないのに、時間がかかり過ぎて、いつ目標を達成できるかわからないじゃないか!
このゲームのシリーズでは当たり前のことなのかもしれないが、本作以外をプレイしたことのない私には、衝撃的だった。そんなに時間かかるの!? これを短縮するためには、リーフチケットを使う必要がある。
・時間を買う
48時間を短縮するためには、リーフチケット180枚が必要。この時、手持ちは186枚しかなかった。使うと残り6枚になってしまう……。それならチケットを買ってしまえ! ということで早速購入だ。iOSでリーフチケットを購入する場合は、次のようになる。
・リーフチケットの購入方法
画面下の「メニュー」をタップして、項目を開くと中段に「リーフチケット」がある。
次に年齢確認。20歳未満の場合、1カ月に2000枚までの上限が設けられている。20歳以上は無制限で購入可能だ。なお、ニンテンドーアカウントと連携している場合は、このプロセスを省くことができる。
チケットは20枚(120円)から購入可能。ちまちま買い足していても仕方がないので、一気に1200枚(4800円)購入することにした。これでバブル到来だ!
よく見ると、1200枚の項目には札束風呂に入るたぬきちのイラストが……。
・1200枚大量購入
1200枚をタップすると、決済手続きへと進む。内容を確認して「支払い」をタップ。
購入内容を確認して、AppleIDのパスワードを入力。「サインイン」をタップすると……
購入手続きは完了する。
183枚から1383枚にリーフチケット大幅増! まさにウハウハ状態である。怖いモンなしやでホンマに!
という訳で、クラフト中の品々をリーフチケットを使ってバンバン完成させていく。札束でカイゾーさんの顔を殴る勢いだ!
数時間程度の待ち時間なら、金で買ってしまえ! ケチケチすんな!! はい、かんせい! かんせい! かんせい!
もはや、目標のロックステージ完成も夢じゃない。早速レベル3のストリートセットをレベル4にバージョンアップ! 不足分の材料もリーフチケット(124枚)で補充できるから助かる。
はい、かんせい!
・レベル5にしようと思ったら
すぐさまレベル5にバージョンアップを図る。今度は不足分の材料を補充するのに、リーフチケット424枚必要だった。それでも全然問題ない。だってまだ1116枚もあるから。余裕余裕!
はい、かんせい! と思ったら!?
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え! レベル5にするのにも、48時間かかるの? それは計算外だった……。
ここでまたリーフチケット180枚を使って時間短縮。これじゃあ、時間を取られるか金を取られるかしてないと、ゲームが進まないじゃないか……。
・ロックステージを作れるはずが……
とにかく、レベル5になったので、これで夢のロックステージが作れる! お金をかけた甲斐があった。
ロックステージカッコイイなあ。残りのリーフチケットは512枚だ。余裕で作れるだろ~。
しかし、不足分の材料を補充するのに、リーフチケット600枚かかる……。足りないやん……。
……もしかして、私みたいなせっかちすぎる人の場合、課金してもあまり意味ないのでは? リーフチケットを使えばクラフト時間の短縮にはなるけど、また何か別のモノを作れば、また時間短縮する必要があるし、材料は何かを作るたびに消費していくから、結局補充する羽目になるし。ヘタしたらずっと金を使うことになっちまうぞ! コレ!
・おねだりがスゴイ
さらにヤバいのは、どうぶつたちのおねだりだ。レベル10になると、どうぶつたちはトンでもないわがままを言い出す。
たとえば、ハンナは「作って欲しいものがあるんだよ」と言いつつ……。
スポーツカーを作ってくれと言い出す……。
『ハンナのために作ってあげよう』じゃねえんだよ! ここキャンプ場だろ。キャンプしに来たんじゃないのかよ。ナニを要求してんだ!?
だが……、かわいそうなので、作ってやる。
すると、ハンナをはじめとするどうぶつたちは、作ってやった私を一歩もスポーツカーに近づけさせないのである。
絶対に車の前には誰かがいて、ずっとキメポーズを繰り返している。
さらにひどいのは、ストリートセット。
どうぶつたちは勝手に上がって、ギターを弾いたりしているのに、私は上がることさえもできない。何のためにこんなもんを作っちまったんだ。このキャンプ場の主だぞ……。リーフチケットあんなに使ったのに、どうぶつたちにたかられてるだけじゃねえか。あんまりだ……。ひょっとしてロックステージを作っても、自分は上がれないのか?
どうやらこのゲームは、お金で解決を図らずに、時間をかけた方がゆっくり楽しむことができそうだ。リーフチケットご利用は計画的に……。
Report:佐藤英典
Screenshot:iOS