本日2018年2月9日、国内最大級の野外音楽イベント「フジロックフェスティバル’18」の第1弾出演アーティストが発表され話題になった。毎年、国内外からそうそうたる顔ぶれがそろうフジロックだが、今年最大の衝撃は、何と言ってもケンドリック・ラマーの出演決定だろう。
アメリカのラッパーであるケンドリック・ラマーは、先日行われた第60回グラミー賞で5部門を受賞した世界最高峰のアーティストの一人だ。ハッキリ言って、今年のフジロックでケンドリックを見ない選択肢はあり得ない! 万が一にもよく知らないという人は、後悔しないうちに彼の音楽に触れておくことをオススメするぞ。
・フジロックは2回目
実は2013年のフジロックに出演していたケンドリック。海外メディアではすでに絶賛されていたものの、当時の日本にはそのヤバさがいまいち伝わりきっていなかったようで、聞くところによるとステージの動員は決してよくはなかったという。
・奇跡の来日
今や押しも押されぬ世界的スターになったケンドリックは、もう二度と日本には来てくれないのではないか? そんな危惧がファンの間でもあっただけに、今回のニューアルバム『ダム』発売後というタイミングでの再来日決定は、まさに奇跡としか言いようがない。
さて、前置きが長くなった。ケンドリック・ラマーがいかにヤバイかを知るためには、先日のグラミー賞でのパフォーマンスを見るのが一番である。
・圧巻のグラミー賞
アメリカ国旗の前に並ぶ兵士たち。その中にたたずみながら、新作より『XXX』を歌い始めるケンドリック。そこへ、これまた世界的ビッグバンド「U2」のボノとエッジが登場だ。続いて『DNA』が始まったかと思うと、今度はコメディアンのデイヴ・シャペルが現れ、アメリカについて、黒人についてのメッセージを挟み込む。
カメラがステージに戻ると、そこにはケンドリックと和太鼓を打ち鳴らす女性の姿が。終始切れ味鋭いラップを繰り出すケンドリックのステージは、最後には銃の発砲音に合わせ、ダンサーたちが一人ずつステージに倒れ伏していくという圧巻のエンディングを迎える。
・必見のパフォーマンス
よくケンドリックのことを知らない人でも、動画を見れば「なんだかヤバイものを見た」と唸ってしまうに違いない。この男が、今年のフジロックにやって来るのである。見ない選択肢はあり得ないと書いたわけが、お分かりいただけるのではないか。夏が待ち遠しくなるようなグラミーでの超絶パフォーマンスは必見だ!
参照元:YouTube、フジロックフェスティバル
執筆:あひるねこ