低燃費で地球にも優しいエコカーがブームとなっている昨今。中でもEV(電気自動車)は連続走行距離こそ短いものの、加速性能に優れていたり、消耗部品が少なくメンテナンスがシンプルであったりとメリットが盛りだくさんだ。
各国の自動車メーカーがEVの開発に取り組んでいるなか、日本が誇る「ホンダ」も海外で新型EVを発売する。その名は『アーバンEV(Urban EV)』。性能はもちろん、マスコットキャラのような可愛いデザインにも要注目だ。
・新型車『アーバンEV』の予約時期
ホンダの海外ウェブサイト「Honda Worldwide site」によると、同社は2018年3月8日から18日まで開催されているジュネーブモーターショーの記者会見において、新型車『アーバンEV』の予約時期を発表した。
『アーバンEV』は、昨年9月にコンセプトカーとして公開されたモデル。先日の発表で2019年初頭からヨーロッパで予約受付が開始され、同年中に販売されることになった。日本上陸が未定なのが惜しいところだ。
さて、ホンダの新型EVはどんなものなのか? すでにご存じの方も多いだろうが、その姿は同社の公式YouTubeチャンネルで公開されている動画「[TMS2017] Honda Urban EV Concept(ブース展示風景)」で見ることができる。
・マスコットキャラのような可愛らしいEV
コロンと丸みを帯びたボディーフォルムに、丸いフロントライトが印象的。まるでマスコットキャラのような、何ともコンパクトなEVとなっている。ただ、キャワワだけでないのがアーバンEVである。
AIを搭載している上、ダッシュボードにワイドスクリーンが設置され、さまざまな情報が映し出される。また、内装もシンプルでスタイリッシュ。まさにホンダらしい、親しみやすさと近未来感を両立させた仕上がりだ。市販化されるにあたって変更となる箇所もあると思われるが、いずれにせよ完成を期待せずにはいられない。
その他、気になる価格や連続走行距離などの詳細はまだ明らかになっていないが、きっとデザインを見ただけで「これ欲しい!」と思う方も多いハズ。ホンダの新たな発表と日本上陸を楽しみに待ちたい。
参照元:YouTube、Honda Worldwide site
執筆:K.ナガハシ
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