前回の記事でも言ったけど、とにかく手首から肩にかけてが超痛いんだってばよ! ほとんどの時間をパソコンの前で過ごすこの仕事。基本的にマウスを使っている私(あひるねこ)は、いつもこの腕の痛みに耐えながら作業をしているのだ。

そんな状況を打破すべく、前回はケンジントンの『GEL Waveマウスパッド』という商品を試してみた私。しかし……残念ながら効果はいまいちだった。そこで今回は、ついに「トラックボールマウス」とやらを試してみることにしたぞ!

・マウスパッドの今

本題に入る前に、まずは前回試したマウスパッドがどうなったかを記しておこう。ジェルのクッションは超気持ちイイものの、今のマウスと高さの相性がどうも合わなかったところまではお伝えしたはず。そんなアイツは現在……。



なぜかイスの肘かけ部分にいた。


マウスを操作するにあたり、右肘を置く部分にクッションがあると若干気持ちイイのではないか? という結論に達したため、マウスパッドとしてのアイデンティティをすべて失い、肘置きクッションとして第2の生を歩んでいたのである。割と調子いいよ、コレ。

・人生初トラックボール

しかし、これでは何の解決にもならない。そこでトラックボールマウスの登場だ! 知識はほぼゼロだが、なんでも、マウスを動かす必要がないので腕や手首に負担がかからないんだとか。ええじゃないか、ええじゃないか♪

というわけで、Amazonでベストセラー1位だったロジクールの『SW-M570』というマウスを購入してみたぞ(2019年1月10日時点)。価格は税込3980円だ。さっそく開封の儀をば……。


ほうほう、これが噂の……。


トラックボールマウスか……!

・異形なるもの

けっこう大きいな。今使っているマウスと並べてみると差は明らか。一回りほど違う印象である。

Unifyingレシーバーが付属しており、ワイヤレス接続が可能なようだ。わ~、このレシーバー小さい。え? ていうか待って……?


ちょっと何なのーーー!?

マウスの横にボールが入ってるしんよーーー!!


しかも外せるし。ボーリングの玉かよ。

・初めてのボール操作

そう、トラックボールとは、本体ではなくこのボールを動かして操作するマウスのことなのだ。様々な形状があるようだが、『SW-M570』の場合は親指でクルクル動かすようだぞ。


これ以上ないほど初めての経験ではあるが、それではさっそく動かしてみよう。


はいクルクル~。


ぴゃぁぁぁぁあああ! 動いたァァァァァアアアア!! マウス本体はまったく動かしてないのに、ボールを動かしたらカーソルが動いたでござるよ! 未来感ハンパねェェェェェエエエ!!

・想定外

親指だけで操作できるので、たしかに手首や腕への負担は減っている感じがする。おっとぉ? これは有能なマウスに出会ったんじゃないの?


ところが。


しばらく使い始めてよく分かった。トラックボールって、めっちゃカーソルを合わせにくい……! ポインターオプションを調節しても、なかなか思った通りにカーソルが動いてくれないのだ。もぉ~~~イライラしちゃう!!

調べてみると、なるほど、トラックボールは慣れが必要なクセの強いマウスだと書いている人がとても多い。買ったことを後悔し、挫折してしまう人も多いんだとか。まさに今の私である。正直、コイツを使いこなす未来が想像できない……。

・絶対使いこなす

そもそもマウスにトレーニングが必要だなんて考えたこともなかった。しかし! この腕の痛みが和らぐのなら、私は悪魔に魂だって売り渡そう。トラックボールマスターに、俺はなる!!


……と思ったけど、慣れるまでノロノロ作業していられるほど我々も暇ではない。なんだかんだ、いつものマウスの方が圧倒的に早いんだよなぁ。

・地道な訓練あるのみ

別にトラックボールを諦めたわけじゃないぞ。これからちょっとずつ、ちょっとずつ慣れていくつもりだ。そしていつの日か、この記事を読んで過去の自分を笑ってやりたい。ああ、こんな時期もあったよなぁ……ってね! 待ってろトラックボール!!

参考リンク:Amazon「LOGICOOL ワイヤレストラックボール SW-M570」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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