2019年のディズニー映画は一味違う。何が違うかというと、毎年多くの作品が発表されるアニメーション映画ではなく “実写版映画” が続々と公開されるからだ。現在公開中の「メリー・ポピンズ リターンズ」を皮切りに「ダンボ」「アラジン」そして「ライオンキング」が実写版映画としてスクリーンに登場する。
メリー・ポピンズはさておき「ダンボ」も「アラジン」もなかなか強烈なビジュアルであったが『ライオンキング』も負けてはいない。なぜならライオンキングの登場キャラは全て動物──。つまり “隠し切れない野生” があふれ出しているのだ。
・実写映画化ラッシュ
3月29日には「ダンボ」が、6月7日には「アラジン」が、そして『ライオンキング』は8月9日に公開される。マーベルやスター・ウォーズはともかく、本家ディズニーがここまで続々と実写版映画を展開した記憶はない。
それはさておき、ライオンキングといえばディズニー史に残る名作中の名作として有名だ。ディズニーアニメーション史上No.1の全世界観客動員数を誇り、第52回ゴールデン・グローブ賞で最優秀主題歌賞を含む3部門受賞。またミュージカルでも数々の記録を樹立した、記録にも記憶にも残るタイトルといえよう。
・豪華制作陣
そんなライオンキングが実写映画化する──。ストーリーは主人公の子ライオン「シンバ」の成長物語で、アイアンマンシリーズを生み出した「ジョン・ファヴロー」が監督としてメガホンを執る。さらにメスの子ライオンの声優をあの「ビヨンセ」が務めるというから、ディズニーの気合いもハンパではない。
だがしかし──。
2019年2月26日に解禁された「シンバ」の画像を見て記者は絶句した。それはシンバがヒヒの「ラフィキ」に抱えあげられるかの有名なシーンなのだが……
志村どうぶつ園じゃん!
ダーウィンが来たじゃん!!
アニマルプラネットじゃーーーんッ!!
あたり前といえばあたり前なのだが、実写版のライオンはライオンであり、どう取り繕っても野生を隠しきれていない。シンバがこのビジュアルで「ハクナマタタ」を歌うかと思うと、やや不安……な気もする。
とはいえ、ディズニーがこれだけの気合いを入れているということは当然ながら相当な自信があるのだろう。実写版の映画『ライオンキング』は、2019年8月9日公開だ。
参照元:Instagram @lionking
執筆:P.K.サンジュン
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