新生活の季節。何かと費用もかかるしバイトがしたい。そんな時に悩みがちなのが「バイト選び」よりもまず「バイト情報サイト選び」だろう。全てのアルバイターが知りたいはずだ……数あるサイトの中でも「結局どのサイトが最強なのか」を。
そして今回、それを知るための大きな手がかりが示された。オリコングループの「oricon ME」が、「本当に満足度が高いアルバイト情報サイトランキング」を発表したのだ。実際に情報サイトを利用している9343人が対象となった調査の結果を、さっそくご紹介しよう。
・「最も満足度が高いアルバイト情報サイト」とは
調査の評価項目は5つ(登録のしやすさ / 情報量・わかりやすさ / 検索のしやすさ / 検索結果 / サイト・アプリの使いやすさ)に分かれていて、それらを総合したうえでランキングが決められている。注目の結果は以下の通りだ。
第1位:マッハバイト
第2位:タウンワーク
第3位:バイトル
第4位:マイナビバイト
第5位:LINEバイト
第6位:イーアイデム
第7位:an
第8位:フロム・エーナビ
第9位:エンバイト
・第1位はマッハバイト
栄えある第1位は「マッハバイト(株式会社リブセンス)」となった。「耳慣れないサイトだ」と思った方も、旧名の「ジョブセンス」の方は聞き覚えがあったりしないだろうか。
同社は、 採用が決まると最大1万円のボーナスを付与するというサービスを展開していて、実際の利用者からも「ボーナスに背中を押されて申し込みました(50代 女性)」「採用後1万円が振り込まれ、 とても嬉しかったです(30代 女性)」などの声が出ているもよう。
「お金が欲しい人にお金をあげると喜ぶ」という、誰もが知っているがあまり実践しないことをあえて実践したサービス精神が実り、「マッハバイト」は満足度1位を勝ち取れたのかもしれない。
・第2位はタウンワーク
「バイトするならタウンワーク」と積極的にCM広告も打ち出している「タウンワーク(株式会社リクルートジョブズ)」が2位。
「サイトの色合いや文字のデザインなどが見やすい(20代 女性)」「アルバイトの掲載量が多く、 検索もとても楽だった(30代 女性)」といった利用者の声から、ユーザーを意識したサイト作りが高順位につながっているのだとわかる。
アルバイト情報サイトの業界においても、やはり大切なのは顧客への心遣いだということか。
・第3位はバイトル
同じく「バイト探しといえば」なサイトである「バイトル(ディップ株式会社)」は3位。とはいえ、前2社と大きく引けを取っているわけではない。
「会員登録が簡単で、 すぐに登録することができてよかった(10代 女性)」「画像や映像が沢山あり、 働いた時のイメージがしやすかった(20代 女性)」と、こちらもユーザーの目線に合わせた設計が魅力となっているようだ。
映像まで充実しているというのは大きな利点に見える。その先進性も、同社を3位まで導いた要因の一つなのだろう。
・群雄割拠の「アルバイト情報サイト」業界
というわけで、ここまでざっとランキングをご覧いただいたが、いかがだっただろうか。
個人的には、業界では老舗(しにせ)の印象がある「an(パーソルキャリア株式会社)」や、他に劣らず有名な「エンバイト(エン・ジャパン株式会社)」といったサイトが下位なのが意外だった。それだけ競争が激しく、常に進歩を求められる世界なのかもしれない。
「oricon ME」のサイトでは、ほかにも 「地域別」「男女別」といった観点からランキングを見られるため、気になる方は要チェックだ。ぜひ参考にしていただいて、春のバイトライフを充実させてほしい。