ようやく梅雨明けしたと思ったら、地獄の業火のような暑さに焼かれている日本列島。そこに台風まで発生したという情報が入ってきたんで、これはいよいよハリウッド版ゴジラ並みのバトルロイヤルになるか!? と怯えたのだが……どうやら日本への直接の影響はないらしい。
本日2019年7月31日9時、南シナ海で発生した台風7号「ウィパー」。台風と聞いて一瞬身構えたものの、気象庁が発表した予想進路を見る限り、日本とは逆方向に進んでいることが分かる。だがウィパーよ、それは賢明な判断だぞ。なぜなら、日本の暑さのピークはこれからやって来るからだ。
・台風発生
本日15時の時点で、南シナ海北部を北北西に進んでいる台風7号。ちなみにtenki.jpによると、「ウィパー」はタイが用意した名称で「女性の名前」という意味らしい。なるほど、それでは今からウィパー姉さんと呼ばせてもらうことにしましょう。そうしましょう。
・日本と逆方向へ
で、このウィパー姉さんときたら、日本に接近するかと思いきや真逆の方向に進行中のようだ。気象庁の予想によればこの後、ベトナムとラオスに進むとのこと。いや女子の旅行かよ! 満喫しようとしてんじゃねーよ!! が、実はこの進路には、別の理由も潜んでいるのである。
あくまで私(あひるねこ)独自の考えではあるが、もしかするとウィパー姉さんは、日本の暑さにビビッてしまったのではないか? もはや体温レベルにまで発達した酷暑に恐れをなし、日本から離れていった……という可能性もワンチャンあるように思うのだ。
・8月2日がヤバイ
この説を裏付ける証拠として、本日ウェザーニュースが報じたちょっと頭のおかしい予想をお伝えしたい。その情報によれば、エブリデイが灼熱地獄の日本列島にあって、暑さのピークは2日後の8月2日になるという。まだ上があんの!? って感じだが、注目はここからだ。
なんと8月2日は岐阜県の多治見や美濃加茂、熊本県の菊池において、気温が39度まで上がるというのである。
ほ、ほんげェェェェエエエエエエエ! さささ、39度!? いやいや死ぬって! 体温超えてますがな!! そう、人間だったらせっかく学校を休めたのに、布団から起き上がれないレベルの高温である。そんな暑さになってしまうというのか、日本が……。
他にも名古屋や大阪で37度、東京も34度と、猛暑日や猛暑日目前になる地点が続出するとのこと。ウィパー姉さんが「マジで無理だから」と逃げて行ったのも当然と言えるだろう。考えただけで恐ろしい……。
・熱中症に注意
そこまで暑くなってしまうと、たとえ屋内にいたとしても熱中症になってしまう可能性は十分にある。水分・塩分補給やエアコンの積極的稼働はマストとして、不要な外出もできるだけ控えた方がいいのではないか。特に岐阜や熊本の方はくれぐれも注意していただきたい。
参照元:気象庁、tenki.jp、ウェザーニュース
執筆:お天気観測者・あひるねこ