日本で開催されるラグビーW杯の開幕戦(9月20日)まで、残すところあと1カ月ほどになった。夏の気温のごとくラグビー熱がグングン上昇している人がいる一方、興味がイマイチな人もいる……というか結構多いだろう。
ラグビーは難しい──もはや風物詩のような感じさえする言葉があるが、実を言うとそうでもない。そこで今回は、その例として日本代表の「福岡堅樹(ふくおか けんき)」選手が4分で分かる動画を紹介しておきたい。
・福岡堅樹とは
まずは簡単に福岡選手について説明しよう。日本代表が世界に誇るスピードスター・福岡選手は1992年9月7日生まれの26歳。175センチ83キロと決して大柄ではないが、圧倒的なスピードと加速力を武器にピッチを切り裂く。ポジションは足の速い選手が担当するWTB(ウイング)。要するにトライゲッターだ。
ちなみに福岡選手は福岡という名字だけでなく、出身地も福岡。さらには高校も福岡高校の卒業生と「福岡」づくし。そして大学はというと……筑波大学出身で、現在はジャパンラグビートップリーグの「パナソニック ワイルドナイツ」に所属している。
・ラグビーと福岡選手
で、今回紹介する動画「Kenki Fukuoka | Pushing Japan to new heights」は海外サイト『World Rugby』が作成した福岡選手の特集。ここで福岡選手はラグビーを始めたキッカケ、憧れの選手、2015年W杯の「世紀のジャイアントキリング」などについて語っている。
ここで詳細には触れないでおくが、インタビュー姿と同時に流れるプレーを見ているだけでもどのような選手か分かるだろう。また、ラグビーに詳しい人でも楽しめる内容で、戦い方のバリエーションなど試合で注目すべきポイントが見つかるに違いない。
・ラグビーは来年で引退
なお、福岡選手は15人制の日本代表は今年のW杯がラスト、そして来年2020年の東京五輪(7人制)でラグビーを引退すると語っている。なぜ医師を目指しているのかは動画で確認していただきたい。それでは約4分、W杯に向けてラグビーの扉を開いてみよう。
参照元:YouTube、Instagram @kenki11、パナソニック ワイルドナイツHP
執筆:原田たかし
▼福岡選手の特集
▼動画内で福岡選手が憧れと語るブライアン・ハバナ(元南アフリカ代表)のプレー集