あなたは幽霊を信じますか? まことしやかに語り継がれる怪談・都市伝説、各地での目撃談や奇妙な事故の数々。そんな噂の中でも世界最恐と呼ばれる場所がある。その名も「チリンガム城」。イギリスにある古城だ。
古くから幽霊の目撃談が絶えないこの城。以前取材した際は、幽霊の「ゆ」の字も感じ取ることはできなかったが、そうは言ってもイギリスいち幽霊が出るというスポット、隠れているだけかもしれない。そこで、お化け探知機の「ばけたん」でサーチしてみたぞ!
・「ばけたん」とは
特殊なセンサーにより、空間に存在するおばけを発見するというおもちゃ『ばけたん』。一見、非科学的に見えるこのおもちゃが意外とガチであることは以前の記事でお伝えした通り。
しかも今回は新商品の『BAKETAN 霊石 – REISEKI -』を使用。なんとこれには「爆裂水晶 (クラッククオーツ)」が使用されているという。なんだかよく分からないが凄そうだ。
ちなみにAmazonで買った。
・能力テスト
試しに、ロケットニュース24の編集部でサーチしてみたところ、『BAKETAN 霊石 – REISEKI -』は平常時を示す緑に光った。ちなみに、青に光ると精霊がいて、お化けがいる場合、赤く光りながら音も鳴るという。
自宅でもサーチしてみたが結果は緑。やはり確率で気まぐれに色が変わっているというわけではなさそうだ。
・チリンガム城をサーチ開始
前置きが長くなってしまったが、それではいよいよチリンガム城を『BAKETAN 霊石 – REISEKI -』でサーチしてみよう。はたして赤く光るのか? ちなみに、私は赤く光ったのをまだ見たことがない。
まずは、城の前でサーチしてみたところ結果は青。いきなり精霊が降臨している。まあ、イギリスだし、精霊くらいその辺にいるのかもしれない。でもごめん。今回探してるのは幽霊なんだ。次行ってみよう。
・牢獄
続いてサーチしたのは牢獄だ。ムワッとした湿気が立ち込めるこの場所。昼なのに光は入らず薄暗い空間は、いかにも幽霊が出そうである。さっそくサーチしてみたところ……
結果は緑。ここにもいないようである。なかなか姿を現さない幽霊。そう言えば、イギリスに来て現地の人と話してみると、「シャイだな」と感じることが多かった。幽霊もイギリス人だと思うのでシャイなのかもしれない。
・食堂
続いてやって来たのは、食堂と思われる場所。イングランドとスコットランドの闘いの最前線となったこの城で、ある意味最も戦士が集まった場所と言える。道半ばで無念のうちに死んでいった戦士たちが生前の習慣でここを漂っている可能性は高い。サーチしてみると……
緑だ。どうやら、戦士も特にやり残したことはないもよう。
・拷問部屋
複数の幽霊が目撃されているこの城。最後にサーチするのは拷問部屋だ。日常的に拷問・処刑が行われていた場所なので、ここで非業の死を遂げた者も多いはず。漂う冷気はひょっとしたらすでにお出ましになっている証拠なのかもしれない。このタイミングを逃す手はねェ! 『BAKETAN 霊石 – REISEKI -』オン!!
青い!
再び精霊が降臨してしまった。精霊いまくりやん。むしろパワースポットなのでは? もしくはさっきと同じ精霊なのか? だとしたら今回は君の相手はできないんだ。悪いけど帰ってもらえるかな。
・チリンガム城には幽霊はいない?
というわけで、世界最恐の心霊スポット・チリンガム城には幽霊がいないことが判明した。そのかわり精霊はいるようなので、もし行く機会があれば遊んでやってくれ。
個人的には残念な結果に終わった今回の検証。噂に名高いチリンガム城なら、赤く光るところが見られると思ったのだが……事実なので仕方がない。
とは言え、ここで赤く光らなきゃどこで光るというのか? 『BAKETAN 霊石 – REISEKI -』はやはりただのおもちゃなのか? 帰り際、城門の外で何気なくもう1度起動したその時!
「ピープー! ピープー! ピープー!!」
外におるんかーーーーーーい!!!!
<完>
参照元:BAKETAN 霊石 – REISEKI –
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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