本日1月12日は「スキーの日」らしい。北海道の一部の小中学校では冬になると、「スキー学習」という特殊な授業が実施されるのだがご存じかな? 社会科見学みたいにバスに乗って、他のクラスと合同でスキー場まで行くのだ。元道民の私(あひるねこ)にとっては、なんとも懐かしいイベントである。
そこで今回は、懐かしきスキー学習についての “あるある” をお送りしようと思う! と言っても、おそらく地域によって違うだろうし、なんせ20年以上前の話だ。記憶に多少の齟齬(そご)があるかもしれないが、どうか暖かい目でご覧いただきたい。それでは、行くぜ!
・「スキー学習」あるある44連発
1. 当日は丸一日授業がないので嬉しい
2. 普通に遊びに行く気分
3. スキーウェアのデザインなどで、何となくそいつのスキーレベルが分かる
4. レベルによっていくつかのグループに分けられる
5. 滑っている途中、違うグループの友人と出くわすとちょっと嬉しい
6. ほとんど話したことがない人(特に異性)とリフトが同じになると地獄
7. 頂上までの時間が無限に感じられる
8. そういう時に限って、リフトが一時停止する
9. リフトに上手く乗れないヤツがいる
10. リフトからストックを落とすヤツがいる
11. たまに板ごと落としちゃうヤツがいる
12. 今度はリフトから上手く降りられないヤツがいる
13. 結果、そいつだけそのままリフトに乗って戻っていく
14. 上ってくるヤツらとすれ違うたびに爆笑を生んでいく
15. 辱しめ以外の何物でもないので、正直ちょっと気の毒に思う
16. そいつは一日いじられまくる運命
17. ハの字で滑る(ボーゲン)のはカッコ悪いという風潮
18. 板を平行にして滑れてこそ(パラレルターン)一人前という風潮
19. 直滑降に命を懸けているヤツがいる
20. 明らかにプロの指導を受けているヤツがいる
21. そういうヤツは大体、ゴーグルが派手
22. スノーボーダーたちの圧倒的な初心者率(当時)
23. ゲレンデの至る所でしゃがみ込んでいるので超邪魔
24. もはやそいつらをポール代わりにする
25. 昼休みに入るロッジの暖かさ
26. 他のグループの友人たちと再会してテンションが上がる
27. フェイスガードを着けているせいで誰なのか分からないヤツがいる
28. 持参した弁当の冷え方が異常
29. おにぎりがカッチカチになっているヤツがいる
30. 逆に魔法瓶に味噌汁を入れてきて、周囲から羨望の眼差しを集めるヤツがいる
31. 転んで骨折するヤツがいる
32. 先生がそいつをおんぶして滑り降りていく
33. 残った生徒で手分けして、ストックと板を持って降りる
34. 自由時間が本当に自由で神
35. イキって上級者コースに入っていくヤツがいる
36. これもう直角だろ……みたいな斜面がある
37. 上まで来たはいいものの、ビビッて棄権するヤツが出る
38. どうしても板が外せなくて、誰かに踵(かかと)のレバーを踏んでもらうヤツがいる
39. スキー靴を脱いだ時が最ッ高に気持ちいい
40. 帰りのバスの中で眠ってしまうヤツがいる
41. 「帰ったら部活だわ……」と嘆くヤツがいる
42. 「帰ったら塾だわ……」と嘆くヤツがいる
43. 後日、スキーが原因で風邪を引くヤツがいる
44. それでも……もう一度行きたい!