わたくし(佐藤)思いますに、今年はお花見にある異変が起きるのではないだろうか? 今年はきっとみんな「お花見」とは言わずに、「桜を見る会」、そのように呼ぶ気がしている。まあ、呼び方はどうあれ、春の訪れが待ち遠しい訳だが……。
桜の見ごろはおおむね4月。あと2カ月先まで待てない! ということで、私は1人で新宿御苑に「桜を見る会」しに行ってみた!!
・カンザクラは咲いている
桜を見るにはまだ早すぎるじゃないの? という声が聞こえて来そうだ。しかし安心して頂きたい。もう桜は咲いている。とはいっても、春が開花時期のソメイヨシノやシダレザクラなどではない。1月終わり頃から開花するカンザクラ(寒桜)などだ。
入場料500円を払って新宿門から入ると、レストランゆりのきの前に満開の桜の木を見つけることができるはずだ。カワヅザクラ(河津桜)である。
この日はあいにく曇り空ではあったが、灰色の空の下でピンクの花びらは一際華やかに見えた。
平日昼過ぎの時間、来園者はそう多くはなかったが、人々は惹きつけられるように桜の木の下に集まり、記念写真を撮っていた。私も桜を見る会、開催の記念に1枚パシャリ!
・1人で会を盛り上げるために
園内をさらに散策すると、茶室楽羽亭のあたりにカンザクラの木がある。こちらは八分咲きといったところだろうか。
あと1週間も待たずに満開を迎えるに違いない。今週末が1番の見ごろではないだろうか。こちらでも1枚パシャリ!
1人で桜を見る会している以上、記念撮影は残念ながら自撮りに限られる。華やかな桜と、自分の顔面が並んだ写真だけ撮っていても全然面白くない。ということで、地面にスマホを置き、タイマーで全身撮影にも挑んだ。
カンザクラを除けば、ほとんどの木々には葉すらついていない。寂しい……、枯れたオッサンと枯れ木……。桜を見る会はこんなもんじゃないだろ!
ということで、クソコラで華やかさを演出することにした。桜の花の写真と、自分の全身写真をコラージュすると、そこそこ華やいだ!
う~ん、多少はマシになったけど、そもそも「桜を見る会」と言っているのに、1人は変だ。
そこで参加を1人加えてみた。編集長GO羽鳥を投入してみる。
ずいぶんマシになったけど、まだ足りない。
やっぱ人数いないとね! 思い切って羽鳥をプラス6人してみたところ……。
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来た! これこれ、この雰囲気こそ、桜を見る会じゃないか!!
そんな訳で、私のように春まで待てないという人は、カンザクラで桜を見る会を楽しむと良いと思うよ、うん。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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