おっさんになると足の遠のく場所の1つにカラオケ店がある。最近は1人でカラオケに行く人もいるようだが、私(佐藤)の時代、少なくとも40代がカラオケに頻繁に行っていた頃は、「1人カラオケ」という発想自体がなかったように思う。その影響か、1人でカラオケ店に行くのはちょっと恥ずかしい気がしてしまう……。

最近社外で仕事をする機会が多い私は、その日、たまたま近所のカラオケ館を利用した。そうしたところ、思いも寄らぬサービスを発見した。それはCDを焼くサービスである。マジかよ! 自分の歌声をCDに録音できるの!? 面白そう~! さっそく録音してみたのだが、のちに重大なことに気が付いた……。

・手順

そのサービスは「即席カラオケCDプレス2」というそうだ。2ということは、1もあったのか。それさえも知らなかった。ある日、カラ館を作業場にして仕事をしていたところ、サービスの存在を知ってすっかり作業ができなくなってしまった。CD、焼きたい……。


手元の説明書によると、まずは受付でCD-Rを購入することから始まる。


利用している7階の部屋から階段で1階に駆け下りて、CD-R調達! 販売価格は税別600円だ。


よ~し、歌うぞ! 「タケモトピアノの歌」、録音しちゃうぞ~ッ!! と思ったら、すべての曲がCD録音に対応している訳ではなかった。録音対応曲は、デンモク(SmartDAMリモコン)の右カラムのオプションに「CD録音」と表示されているはずなので、そこを見て確かめて欲しい。タケモトピアノの歌は断念して、私の十八番「カサブランカ・ダンディ」をチョイス。好きなんだよな、この曲。



続いて利用規約が表示されるので、これに「同意する」


この段階で、楽曲の予約は完了しているので、通常通りに歌おう。テレビ画面を見ると、右上に「録音中」が表示されているはずだ。



・CDを焼く

無事に歌い終わって、ふと思った。いつCD-Rを録音用機器に入れるのか? 疑問に思ったが、録音のプロセスはこの後だ。デンモクに戻り、トップ画面上の「コンテンツ」をタップして呼び出す。


コンテンツを開くと、画面中段に「即席カラオケCDプレス2」があるので、コレをタップする。


続けて「録音した楽曲から選ぶ」を呼び出す。ちなみに1枚のCD-Rに録音できる曲は、最大で3曲だ。


私が先ほど歌ったのはカサブランカ・ダンディ1曲なので、これを「CDに書き込む」


・よく考えたら……

ここまで来てようやく、CD-Rを機器に挿入する段になる。リモコンを置き、次はカラオケモニターの方を見ると、書き込み楽曲リストに先の曲が表示されているので「決定」


トレイが自動で開くので、CD-Rを挿入。


ディスクチェックが行われた後に、「書き込み開始」をタップして約1分程度待つ。すると、書き込み完了! 歌声の入ったCD-Rの出来上がり~ッ!!


やったぜCD完成! カラオケだけど自分の歌が入っているのに違いない。夢の自分CDだ~ッ!


ハッ! これどうやって聞くん?


よく考えたら、CDプレイヤーを手元に持ってない。どうせならUSBメモリーに録音できた方がすぐに聞けたのかも。CDを焼けて喜んでいるのってもしかしたら、私のようなオッサンだけなのでは……。まあ何かの記念にはなるので、とりあえず手元にCDを置いておこう。いずれ聞く日が来る……かも…………。


参照元:DAM CHANNEL
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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