ポケモンGOトレーナー諸君にお伺いしたい。ポケモンGO最大の敵は何だろうか? 確率の壁? いつもジムを占拠しているあいつら? それともトレーナーバトルの対戦相手? 答えは全てNO、正解は「雨」である。異論は一切認めない。
そう、基本的にポケモンGOは屋外で楽しむゲームなので、雨を歓迎するトレーナーは少数派だろう。だがしかし、これさえあればもう雨も怖くない! 手を使わない傘『パラソルテント』さえあればね──。
・CP10万越えの化け物、雨
冒頭でもお伝えした通り、どう考えてもポケモンGOトレーナー最大の敵は雨である。冷静に考えて、雨だと活動効率は半分以下になるし、そもそも「雨だったら外に出ない」というトレーナーも多いハズ。雨はミュウツー以上の強敵──。そう断言していいだろう。
とはいえ、例えば「コミュデイ」や「GOフェス」など、雨でもやらねばならぬ時があるのがポケモンGOの運命(さだめ)。事実、2020年のGOフェスでは、傘をさしながら都内を練り歩いたトレーナーも多いに違いない。はい、私がそうでした。
傘をさしながらだとどうしても効率は悪くなり、傘をささないと画面が雨で濡れてボールが投げられない。そんな問題を全て解決する超有能アイテムが、手を使わない被る傘「パラソルテント」だ。
・万能すぎる雨対策グッズ
両手を使わない「ポケモンハンガー」及び「ポケモンハンガーDX」はすでに2016年の時点で開発していたが、その機能を「雨対策」に特化したのが『パラソルテント』であろう。実はこれ、私のフレンド「トレーナーバトルの鬼」が先日導入していたものだ。
パラソルテントをかぶり、1人銀座の街でポケ活に励んだというトレーナーバトルの鬼。……まさに鬼である。しかも鬼が言うには「めちゃくちゃ便利です!」とのこと。ならば試してみるしかないだろう。
銀座で見かけたら声掛けてね😉https://t.co/AiOPepmhje pic.twitter.com/nYTm4brBTG
— プロ@DrMatatabi🥜 (@kadrinchela) June 5, 2021
・実際に使ってみたら……
というわけで、Amazonでパラソルテントを購入。価格は当時680円であった(2021年6月23日時点で999円)。Amazonのカテゴリーでは「釣り用パラソルテント」に分類されるようで、釣りの他にはガーデニングなどでも使用されるようだ。
基本的には傘を頭に装着し、あとはあごヒモで固定するだけというシンプルな構造で、グラつきはかなり少ない。豪雨ならばともかく、通常程度の雨量なら問題なく凌げた。
で、実際にポケモンGOをプレイしたところ、メチャメチャ快適ィィィィイイイイ! 両手が使えるため感覚的には普段のポケ活とさほど変わらず、せいぜい「ややスマホが顔に近いかな?」というくらいの違いしかない。
さらに言えば、頭に装着していることを忘れてしまうほど『パラソルテント』は頭に馴染む。通常の傘と比べるとヘソから下は雨を凌ぎにくいが、それでも両手を使えるメリットは計り知れない。ぶっちゃけ、想像の200倍くらい最高であった。
・問題は1つだけ
残る問題があるとすれば「羞恥心」しか思い浮かばない。どれだけ便利とはいえ、見慣れぬパラソルテントをかぶりながらポケモンGOをしている姿は普通に不気味だ。ガラスに映る自分を見て、正直ゾッとせざるを得なかった。
その問題もみんなでやれば怖くない!
個人的に「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的な発想は好きではないが、それでも多くのポケモンGOトレーナーがあたり前のように『パラソルテント』を採用すれば、羞恥心問題は解決する。なんなら『パラソルテント』は最優先でオフィシャルグッズ化すべきだと確信している次第だ。
トレーナー的にはこれ以上ない雨対策となり、運営的にも雨の日にトレーナーがポケ活してくれるなら、文句なしのWin-Winではなかろうか? オープン以来、ほとんど新商品が出ないポケモンGOラボで「公式パラソルテント」をぜひ販売して欲しい。
というわけで、もはや「ポケモンGOのために生まれたアイテム説」さえあり得るパラソルテント。あまりのナチュラルさに被っていることを忘れるほど便利なアイテムだから、興味がある人はぜひお試しいただきたい。その際、鏡に映った自分に震えないように!
参考リンク:Amazon「OMUKYかさぼうし」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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やってみました。想像の200倍有能‼︎(サンジュン) pic.twitter.com/hn1mOraIep
— ポケモンGO部@ロケットニュース24 (@rocketnews24go) June 23, 2021