ロケットニュース24

【矛盾】「いきなりステーキ」の前を通ったら全然ワイルドじゃない『ワイルドハンバーグ』が売られてて思わず頼んだ

2022年3月18日

いきステ(いきなり! ステーキ)のエース的存在、ワイルドステーキ&ハンバーグ。安いがゆえに毎回のようにお世話になっている人だっているだろうが、同チェーンには全然ワイルドじゃないワイルドハンバーグが存在することをご存じだろうか?

そのハンバーグは名前からして優しさ全開。ワイルドハンバーグと言うよりマイルドハンバーグと言いたくなるような代物である。そのメニューとは……


大豆ミート入りワイルドハンバーグ!!


お察しの通り、お肉の代わりに一部大豆を使った的なヤツである。ネーミングの前半だけ見れば、なんと胃に優しそうなハンバーグだろうか。さらに、店の外にあったパネルをよく見ると……


環境保全
地球に優しい


……もはや優しさのかたまりじゃないか。ただ、お肉に大豆が配合されているとはいっても20%らしいから、味はノーマルのワイルドハンバーグとそんなに変わらないかも?

──と考えれば考えるほど味が気になってきたので、ひとまず注文してみることにした。ちなみに、『大豆ミート入りワイルドハンバーグ』の価格は200gで税込700円。


今回は比較のために普通のワイルドハンバーグ(200g880円)もオーダーし、2つを食べ比べてみることに。


さて、同じタイミングでテーブルにやってきた2商品は微妙に見た目が違う。ノーマルなワイルドハンバーグに比べて、大豆の方は色味がやや薄い


また、味も微妙に違う。ワイルドハンバーグが最初から最後まで肉々しいのに対して、大豆の方は鼻に抜ける後味にやや加工食品っぽさを感じる。肉汁の量だって大豆の方はやや控えめな印象。


とはいえ、大豆の方だって決してマズいワケではない。むしろ、何も言われなければ大豆が配合されていると分からないような気がするが、2つを同時に食べ比べたら残酷なまでに違いが分かるといったところか。


逆に言うと、ワイルドハンバーグを食べて「ちょっと脂っこい」と感じている人は、大豆の方が合うかも。何より、ノーマルなワイルドハンバーグより安いってのがいい。だがしかし……!

調べると、『大豆ミート入りワイルドハンバーグ』は店舗限定での販売となり、2022年3月17日時点では対応店舗が決して多くない。公式サイトによれば都内の一部のみで、それは以下の通りだ。


【対応店舗】

六本木店
UENO3153店
赤坂通り店
渋谷センター街店
池袋西口店
浅草雷門店
亀有店
東京八重洲地下街店
アリオ亀有店
イオンモールむさし村山店
オリナス錦糸町店
下北沢店
三鷹東八道路店
イトーヨーカドー大井町店
マチノマ大森店
イオンモール東久留米店


まだ実験段階といった意味合いがあるのかもしれないが、実に少ない。対応店舗まで控え目である。どこまでもワイルドさゼロ。

いや、そのように突っ込まれることを恐れずにワイルドハンバーグの看板を背負っているのだから、ある意味でもっともワイルドなワイルドハンバーグと言える……のかもしれないのだが。


参考リンク:いきなり! ステーキ「大豆ミート入りワイルドハンバーグ
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.


▼こちらが『大豆ミート入りワイルドハンバーグ』

▼ちなみに、『大豆ミート入りワイルドハンバーグ』はトリュフ風味マッシュポテトが付いてくる。付け合わせまで優しい!

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