3周年を迎えたドラクエウォークでは立て続けに特級職が実装された。「特級」というだけあって、転職した先にあるのはロマンの塊。特に大魔道士はうまく噛み合えば呪文連打状態になるため、より短い時間で、より楽チンに敵を一掃することもできてしまう。
では、100%中の100%のフルパワー……ノーガードで攻めたらどれくらい強いのだろうか。ふと気になったので確かめるべく、パーティ全員を大魔道士に転職させて ほこら に挑んでみることにした。ちなみにレベルは全員20!
・パーティ全員大魔道士
なんだレベル20かよと侮るなかれ。あくまで個人的な見解だが、特級職はレベル20といえども上級職のレベル80……いや、ちょっとふかしたけど75くらいには相当すると考えている。まぁ普通に、それとなく強いのだ。
実際、「パーティ大魔道士」でストーリー第12章の敵と戦っても問題なし。大魔道士は攻撃型なので回復できなくて詰むケースがあることを除けば、特級職らしい強さを実感できている。
・いざほこらへ
今回、検証するにあたり装備武器は短期決戦で敵を片付けられるようすべて神鳥の杖。こころ道は魔力道に全振りすることにした。基本職推奨レベル30のブリザードマンはどう考えてもラクショーなので割愛。
検証は上級職推奨レベル65のアックスドラゴンからスタートするとしよう。こやつらの弱点はデイン、ギラ、ヒャド、バギ……神鳥の杖はマヒャドを覚えるのでマヒャド連発に震えるがよい。オートプレイでも余裕、余裕!
オラオラ!!!!
オラオラオラオラ!!!!
あっ……
ああっ……
えっ!? はねかえるんじゃ!?
えっ!? 何がしたかったん!?
ちょ……おまっ……
アッーーー!!!!
はい、解散
最後、まさかのマホカンタに呪文を唱えて自爆するという「偉大な賢人」の肩書が泣く愚行でフィニッシュするとは……。こいつは思ってたんと全然違うし、たまげたなぁ。
上級職推奨レベル65のほこらで即敗退。早くも夢が儚く散って挫折することになってしまったが、ここで終わるワケにはいかない。秘策を持ってして ほこら最大の敵「ユニコーン」に挑もうじゃないか。まだだ、まだ大魔道士のロマンは終わらんよ!
・vsユニコーン
ちなみに秘策とは以前にお伝えしたメガンテとマダンテを使った攻略法。これにあわせてメラ系の強力呪文である「七賢者の浄炎」を連打するのはユニコーン戦で有効なのだ。そして大魔道士はすでに連打できるだけのポテンシャルを兼ね備えているとなれば……勝ったな!
いつものように「七賢者の浄炎」をぶちこんで……
よしよし、問題なくイケそうだ
ギガデインが飛んでくるもまぁ大丈夫……
と思いきや……
あっ……(察し)
オゥフ……
はい、解散
・また次の挑戦へ
このあとメガンテとマダンテを事前に使って試行錯誤するも、もはや暖簾(のれん)に腕押し。結論、レベル20の大魔道士パーティだと ほこら の敵にまったく歯が立たなかった。やはりドラクエの戦闘で重要なのは攻めと守りのバランスなのだなぁ。
しかしながら私はまだ諦めない。もっと強くなれば、ゴリ押しで倒せないことはないと信じている。ひとまず目標はレベル30のダーマの試練。ここで「魔響の詠唱」が解放されたら、きっとワンチャンあるはずだから。
執筆:原田たかし
ScreenShot:ドラクエウォーク(iOS)