あのマイクロソフトが、いま世界中で話題の対話型AI『ChatGPT』を有するAI研究団体「OpenAI」とタッグを組む一方で、GoogleはChatGPTに対抗すべく対話型AI『Bard』を開発。中国の百度(バイドゥ)も類似のAI『文心一言(アーニーボット)』で迎え撃つなど、世はAI戦争の真っ只中。
それほどまでにChatGPTの登場は革命的であり、名だたるIT企業にとって “脅威” となっているほど優秀らしいのだが、そんなChatGPTに「たまごかけごはんの美味しい食べ方」を聞いてみたのでお伝えしたい。
ほぅ……。斬新すぎる……!
間違いなく誰も思いつかなかった新世紀のTKGであり、あまりにも奇抜なため不安も残るが、「これで、美味しい『たまごかけごはん』が完成です!」とビックリマーク付きで断言しているのだから信じるしかないだろう。
・あらためて作り方
1、ごはんを作る前にたまご(ゆで卵と判断)を準備し、半熟になるまで煮る(茹でる)。
2、ごはんを熱いうちに皿に盛り付ける。
3、熱いたまご(茹でたての半熟たまご)を皿(ごはん)の上にのせる。
4、塩を少量かけて……
皿を振る。
これにより……
たまごとごはんが混ざり、フレッシュな味が出る。
5、お好みで、お味噌や酢、お塩、ごま油などを加えます。
これで、美味しい「たまごかけごはん(AI式TKG)」が完成です!──となるわけだが、はたしてお味は……?
まずは、なにも付けずにプレーンから……
あれ?
_人人人人人人人人人人人人_
> わりとうまい……(笑) <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
どんな味がするのかというと、極めて味の薄い「たまごチャーハン」の味である。濃いめの料理と一緒に食べるため的な、中国でよく出てくる「主役を補佐する系の炒飯」というか。炒めてもないのにチャーハンになるとは……!
なお、付け合わせの「お味噌」「お酢」「お塩」「ごま油」を試したところ、まず「お酢」は問題外。続いて「お塩」は塩辛い。しかし、「お味噌」と「ごま油」は なかなか良いマッチングであったので……
「味噌ごま油」を作り……
かけて食してみたところ……
_人人人人人人人人人人人人_
> けっこううまい……(笑) <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
──となったのであった。こんな斬新な「たまごかけごはん」を考えつくとは、ChatGPT、おそろしい子……。そりゃGoogleも百度も焦るわけである。
しかしながら、最も感動したのはプレーン状態での「たまごチャーハン」。
ホカホカごはんの上に、トロトロの半熟ゆで卵と、ネギとチャーシューと塩を少々ふりかけ、ブンブンとシェイクしたら本当にチャーハンになってしまうのでは……と思うほどの味であった。もしや、これ、チャーハン革命?
参考リンク:マイクロソフト、日本経済新聞、Bloomberg、ChatGPT(英語)
執筆:迷惑メール評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
screenshot:ChatGPT
GO羽鳥の『ChatGPTで遊ぼう』シリーズ
↓