死ぬまでに1度でいいからバレンタインチョコで埋まっている自分の下駄箱を見てみたい──そう思いながら学生時代を過ごしていたものの、残念ながら私の下駄箱には1つとしてチョコが入っていることはなかった。チロルチョコ1つとして、見たことが無いのだ。
その無念を晴らすために、昨年2022年に私(41才)は下駄箱から作った。今年もまた同じ方法でバレンタインを楽しみたいところなのだが、あいにく最近は育児で忙しい。そこで! 時間をかけずにモテまくりの気分を味わうことにした。
・置き配の魔力
ご存知だろうか。ゴディバなどのチョコもUberEats(ウーバーイーツ)で注文できることを。まぁ日本全国どこでも配達できるわけじゃないが、アプリを開き「チョコレート」などと打ち込めば対応エリアかどうかを確認できる。
何かしらのチョコレートがヒットすれば、あとは置き配で依頼すればOK。そうすると、あなたの自宅玄関前はクラスで1番モテてるヤツとほぼ同じ状態になるのだ。置き配、バンザイ! お金、バンザイ!!
もう1つ言うと、出前アプリ上で「置き配が完了したらインターホンでお知らせ下さい」と記載しておけば、シャイな女子がチョコレートを持って来てくれた気分が味わえてなお良し。
ここまで読んで引いてしまった人は、残念ながら誰に貰おうとチョコはチョコだという真実を忘れていると言わざるを得ない。そのチョコを運んで来る人がクラスの女子だろうが、ウーバーイーツのお兄さん(あるいはお姉さん)であろうと一体どんな違いがあるというのか。
「モテと非モテという決定的な違いがある!」と思う人だっているかもしれないが、そんなものは決定的でも何でもないと私は言いたい。モテ・非モテなんて「もっとも根拠不明な他人からの評価」でしかない。
他人からの評価自体気にしたら負けなのに、その中でもっとも根拠不明なものを気にしてどうするのか。無視せよ。無視して、とりあえずバレンタインを楽しめ。どう楽しめばいいか分からない人は……以下を参考にしてくれ!
参考リンク:GODIVA
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:UberEats(iOS)
▼学生気分を盛り上げるために、それっぽいジャージを用意しよう。あとは先に述べたように置き配指定でウーバーすればOK。すると数分後……
▼え! マジかよ!!
▼GODIVAって……本気のヤツじゃねえか!
▼1度だけじゃなく2度までも! おいおい、一体何人来るんだ!?
▼そして3度目。置き配とわかっていても、玄関を開けてチョコレートがあるときのドキドキ感は異常。
▼こんだけ貰ったんですけど……
▼うっま!
▼バレンタイン、悪くないね!
▼まったく余談だが、UberEatsの「バレンタイン特集」にある『笑顔になる花束』のコーナーには堂々と仏花がある。